ついに柱が勢揃い!舞台『鬼滅の刃』其ノ弐 絆ゲネプロレポート
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“舞台『鬼滅の刃』”の新作公演が8月7日より天王洲銀河劇場にて幕を開けました。
昨年の1月に初めて舞台化され、2作目となる今回は“舞台『鬼滅の刃』其ノ弐 絆”と題し、原作の那田蜘蛛山編、蝶屋敷編の2つの物語が描かれています。本作は2幕構成で、1幕が那田蜘蛛山編、2幕が蝶屋敷編となっています。
前作はプロジェクションマッピングを駆使し、戦闘シーンを舞台ならではの演出で魅せてくれましたが、今回はそれがさらにパワーアップ。ステージの端から端まで坂のセットが組まれ、アクション性が高まっていました。
ここでは、初日に先がけて8月6日に行われたゲネプロの様子をお届けします。
十二鬼月の1人である累とその“家族”と対峙
新たな指令を受けた竈門炭治郎(小林亮太さん)、我妻善逸(植田圭輔さん)、嘴平伊之助(佐藤祐吾さん)の3人は那田蜘蛛山へ到着。善逸はその異様な雰囲気に山入りを拒み、仕方なく炭治郎と伊之助は2人だけで向かいます。山に入った2人を待ち受けていたのは、鬼殺隊たちが殺し合う凄惨な状況でした。
操られた鬼殺隊、立ちはだかる鬼と戦ううちに散り散りになってしまった3人は、それぞれ偽りの蜘蛛の家族との戦闘を強いられます。
体格がよく、そこからさらに巨大化する父蜘蛛、糸を使って生死を問わず人の体を操る母蜘蛛、姿を蜘蛛に変える毒を使う兄蜘蛛、繭のなかに閉じ込めたものを溶かす術を使う姉蜘蛛、そしてこの家族を恐怖で支配している十二鬼月の累。
激しい戦いのなかで伊之助、そして炭治郎も日輪刀が折れ、絶体絶命のピンチに陥ります。そんな状況でも諦めない炭治郎は“ヒノカミ神楽”のことを思い出し、妹の禰豆子(髙石あかりさん)の血鬼術・爆血で累を追い込みました。
1幕の那田蜘蛛山編は終始山の中が舞台。セットの坂を上手く利用してその起伏を表現し、プロジェクションマッピングと木を模した大道具で森を表現。そこを文字通り駆けまわり、鬼を追い、戦う炭治郎たちのすさまじい運動量を感じられるのは舞台ならでは。もちろん殺陣も前作同様鬼気迫るものばかりでした。
蝶屋敷でめくるめくショーが開幕!?
那田蜘蛛山でひどい怪我を負った炭治郎は禰豆子が鬼であることが“柱”たちに知られ、治療よりも先に柱合裁判にかけられてしまいます。“柱”たちは炭治郎と禰豆子を厳しく追及。なんとか鬼殺隊当主・産屋敷耀哉(廣瀬智紀さん)のとりなしにより、命を取られることは回避。
そして炭治郎の身柄を胡蝶しのぶ(門山葉子さん)が預かると名乗りを挙げました。蝶屋敷で炭治郎、善逸、伊之助は養生しながら機能回復訓練にいそしむのですが、これがまるでミュージカルのように歌や踊りで綴られていきます。
厳しく炭治郎たちの面倒を見てくれる神崎アオイや、彼らを支えてくれる寺内きよ、中原すみ、高田なほらも加わり、楽しくてにぎやかなショータイム(?)に。そのまま舞台は琵琶の音が響く不思議な屋敷へ――。
本作はライブ配信やライブビューイングも実施されるので、ぜひこちらで“舞台『鬼滅の刃』”の世界を体験してみてください。
コメントも到着
脚本・演出:末満健一 さん
那田蜘蛛山での死闘から幕を開ける本作は、冒頭からクライマックスの連続。
息もつかせぬ展開の中心軸となるのは、竈門炭治郎の愚直なまでの真っすぐさです。
いろんなものが捻じ曲がってしまったこの時代だからこそ、彼の真っすぐな心が人の胸を打つのではないかと思います。
そして、真夏の稽古場で感染予防対策のマスクが欠かせない中、ポジティブなエネルギーを絶やすことなく作品づくりに没頭してくれたキャストとスタッフ。
みんなの《舞台「鬼滅の刃」をお客さんに届けるんだ!》という真っすぐな熱意もまた、本作の大きな推進力でした。
なにもかもが、どうか届きますように。
竈門炭治郎役: 小林亮太さん
昨年の初演から一年半、ここまで来ることが出来て本当に感謝しています。
演劇の力を信じて、座組み全員、稽古に励んできました。原作の印象深い場面の稽古には、心が躍る日々でした。
物語がもつ力と、舞台ならではの魅力が交わった今作になっていると思います。
竈門炭治郎として舞台に立たせていただくことが、誰かの明日への糧になるよう、一公演一公演を大切に演じます。
舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆。何卒、応援よろしくお願いします。
竈門禰豆子役:髙石あかりさん
今作は、様々な形の絆が”糸”によりその瞬間へと手繰り寄せられ、知らない絆の形に触れることで、自身の信じる絆の形をぶつけ合い、そして、また新たに絆が生まれ、その先の未来に繋がる絆の糸端が舞台を漂い舞う作品です。
兄である炭治郎との絆をより深め、大切に演じて行けたらと思います。
新たな章への幕開けを、是非、見守っていただけたら嬉しいです。
冨岡義勇役:本田礼生さん
前作に引き続き、冨岡義勇を演じられることをとても嬉しく思います。
たくさんの方々に愛されている作品に関わられること、しっかり責任を持って臨みたいと思っております。
今作は全てが見どころです。
立て続けに見どころが来る勢いのある作品になっていまして、たくさんのエンターテインメントが詰まった作品になっていると思います。
個人的には、やはり柱の集結シーンは思い入れがあります。
ぜひ、そこも注目していただいて、 『 鬼滅の刃 』 の世界を楽しんでいただけるよう精一杯演じていきたいと思います。
胡蝶しのぶ役:門山葉子さん
初日を迎え舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆 を皆様にお届け出来ること、本当に嬉しく思います。
本作のテーマである「絆」、その大切さ、尊さを物語を通して炭治郎たちが改めて教えてくれているように感じます。
舞台をご覧くださる皆様に少しでもパワーを届けられるよう、千秋楽まで努めてまいります。
また、 本作では鬼殺隊の「柱」が全員集結します。柱の登場シーンにもぜひご注目ください。
累役:阿久津仁愛さん
遂に舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆が開幕します!!
改めてとても大好きな作品に携われること本当に光栄です。
今回は柱が集結しますし、キャラ一人一人に注目して観ていただけたらとても嬉しいです!
劇場にお越しいただく方、配信をご覧いただく方に 、『 鬼滅の刃 』 の魅力 、そして舞台の熱量をお届けできるように精一杯頑張ります。
公演概要
タイトル:舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆
公演:
期間 ・劇場
東京:2021年8月7日(土)~8月15日(日)天王洲 銀河劇場
大阪:2021年8月20日(金)~8月22日(日)梅田芸術劇場 メインホール
東京凱旋:2021年8月27日(金)~8月31日(火)TACHIKAWA STAGE GARDEN
原作:『鬼滅の刃』 吾峠呼世晴 集英社ジャンプ コミックス刊
脚本・演出:末満健一
音楽:和田俊輔
出演:
竈門炭治郎:小林亮太
竈門禰豆子:髙石あかり/
我妻善逸:植田圭輔
嘴平伊之助:佐藤祐吾/
冨岡義勇:本田礼生
煉獄杏寿郎:矢崎 広
宇髄天元:辻 凌志朗
時透無一郎:奥田夢叶
胡蝶しのぶ:門山葉子
甘露寺蜜璃:川崎愛香里
伊黒小芭内:宮本弘佑
不死川実弥:前田隆太朗
悲鳴嶼行冥:チャンヘ
栗花落カナヲ:内田未来/
累:阿久津仁愛/
産屋敷耀哉:廣瀬智紀/
鬼舞辻無惨:佐々木喜英
アンサンブル
掛川僚太
髙原華乃
夛田将秀
丹下真寿美
千葉雅大
鳥居留圭
遥りさ
星賢太
本間汐莉
牧浦乙葵
監修:集英社(「週刊少年ジャンプ」編集部)
協力:一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会
協賛:ローソンチケット
主催:舞台「鬼滅の刃」製作委員会
ライブ配信
配信公演
【東京公演】
2021年8月7日(土)11:30
2021年8月7日(土)17:00
2021年8月8日(日)11:30
2021年8月8日(日)17:00
【東京凱旋公演(千秋楽)】
2021年8月31日(火)11:30
2021年8月31日(火)17:00
※8月8日(日)11:30公演は全景映像となります。
配信サイトはこちら
販売期間
2021年7月30日(金)12:00~
※販売終了日が異なりますので詳細は販売ページをご確認ください。
販売価格
各公演 3,040円(税込) ※Go Toイベント対象価格(通常価格3,800円から20%OFF)
ライブビューイング
開催概要
◆タイトル:舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆 ライブ・ビューイング
◆実施日時:2021年8月31日(火) 17:00開演予定
◆映画館:全国46館
映画館ライブ・ビューイング 情報サイトはこちら
※開場時間は映画館によって異なります。
※大阪府では条例により、16歳未満の方は終了時間が19時を過ぎる上映には、保護者同伴でないとご入場いただけません。
チケット情報
料金:3,800円(税込・全席指定)
※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。
チケットスケジュール/お申込み
【プレリクエスト(抽選)】
2021年7月25日(日) 18:00 ~ 8月1日(日) 23:59
◎ローソンチケット
※プレリクエストお申込みは、おひとり様につき2枚まで。
【一般発売(先着順)】
2021年8月24日(火) 20:00 ~ 8月30日(月) 12:00
◎ローソンチケット
◎ローソン、ミニストップ店内の端末「Loppi」
※一般発売お申込みは、おひとり様につき2枚まで。(Loppiは1枚)
※一般発売は先着順となりますので、予定枚数に達し次第受付を終了いたします。
◇プレイガイドチケットに関するお問い合わせ
ローソンチケットインフォメーション
※チケットご購入、ご来場前に必ず各劇場HP記載の注意事項をご確認ください。
※禰豆子の「禰」は「ネ(しめすへん)」、煉獄の「煉」のつくりは「東」、鬼舞辻の「辻」は「一点しんにょう」が正式表記となります。
©吾峠呼世晴/集英社
©舞台「鬼滅の刃」製作委員会
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