海外が作るJRPGへのラブレター。『クリステイルズ』レビュー&攻略【電撃インディー#60】
- 文
- まさん
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電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回はコロンビアのゲーム開発スタジオ・Dreams UncorporatedとSyckが開発し、ModusGamesが配信しているPS4(PS5)/Nintendo Switch/Xbox One(Xbox Series X|S)/PC(Steam)用ソフト『Cris Tales(クリステイルズ)』のレビューをお届けします。
コロンビアで生まれ、JRPGへのラブレターとして発売された『Cris Tales』。“JRPG”は近年になって1つのジャンルとして成立しており、日本製のRPGが大好きな海外の人たちが、自分たちの思い描く理想の“JRPG”をインディーゲームで制作するパターンも増えました。
そうしたゲームは日本の良さと海外の感性が混ざり合って、純粋な日本製のJRPGとはまた違った魅力があります。
自分は海外が作る“JRPGというジャンル”自体が大好きで、本作も日本のRPGへの愛と思い入れが感じるものとして楽しみにしていました。
実際に遊んでみると、アニメ―ションを多用した美しいグラフィックや、粗削りな部分も含めて懐かしさを感じる日本製RPGのようなプレイフィール。長くても20時間から30時間程度で終わるボリューム感から、道中にあるドンデン返しや驚きを交えたストーリー重視の展開まで、本当にJRPGが好きなことがわかる作品となっていました。
今回は、そんな『Cris Tales』の魅力についてしっかり語りたかったので、レビューと攻略の2部構成で記事にしています。後半はゲーム中で詰まりやすいところをQ&A形式で攻略しているので、プレイで詰まった人はそちらをご覧ください。
なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
時を越えて人々を救う少年少女の大冒険=JRPG!
ナリム町の孤児院で、平和に暮らしていた少女・クリスベル。謎のカエル・マティアスと出会ったことで過去と未来を見る不思議な力に目覚めた彼女は、4つの王国に戦争を仕掛ける“時の女帝”の野望を阻むための冒険に旅立ちます。
『クロノトリガー』から『ペルソナ5』にいたるまで、さまざまな名作JRPGに影響を受けたと開発者が公言している通り、本作は王道かつ驚きの展開や仕掛けもあるJRPGらしいストーリーが見どころです。
本当に、昔遊んでいたような“JRPGっぽい”キャラクター重視のシナリオなんですよ。少年少女が問題を解決しながら次の街、次の国へとわたっていく。少し懐かしい感覚です。
セント・クラリティの代表者の息子・クリストファー。時の賢者にしてクリスベルの師匠(マエストロ)・ウィルヘルム。謎の古代ロボット(?)JKR721、明るいお調子者でムードメーカーのザス。
各王国で起きる事件を解決していくうちに、新たな仲間と出会って次の土地へ向かう。シナリオのノリも明るく前向きな仲間たちとの交流も良い感じで往年のJRPG感があります。
中でも、自分のお気に入りはザス。表情差分や戦闘中のアニメーションパターンが細かくて、開発者のお気に入りなんじゃないかな~と思うくらい、良い性格をしています。序盤はクリストファーとウィルヘルムが割と喧嘩をしていたりもするのですが、ザスが加入することでパーティの雰囲気が大きく変わるんですよね。
後半の重くなってくる雰囲気に対して、最後まで能天気な雰囲気を維持してくれるムードメーカーです。空気の読めなさがカワイイ。
ザス推しの話になりかけましたが、JRPGに取って大切なのは主要なキャラクターたちに感情移入できるかどうか。その点で、本作は合格だと思います。
次の王国へ向かう途中や重要な決断をする場面など、物語の節目ごとに仲間たちへ話しかけられるイベントも用意されており、彼らと話しているうちに自然と愛着が湧いてくるんですよ。
中盤でパーティが充実してからの掛け合いのテンポが楽しかったので、もっと長く冒険したかったと思うくらい。
また、ストーリーを盛り上げる演出にアニメ―ションムービーが使われているなど、インディーゲームとしてもかなり力が入っているところも見逃せません。
ゲームを始めた人は、まずなめらかなオープニングのアニメーションが流れて驚くと思います。このゲームは、要所要所で気合いの入ったアニメムービーが流れるのに驚くんですよ。
オープニングだけじゃなくて、ボス戦前や大きなイベントなど、さまざまな場面でアニメーションムービーが入ります。
もちろん、ムービー以外の部分もキャラクターや背景がアニメ調でグラフィックが奇麗です。しかも、なめらかに動いてくれます。
ストーリーは往年のJRPG風ですが、グラフィックはレトロ調ではありません。往年のディズニー映画のようなビジュアルで構成された世界を自由に歩けて、ヌルヌル動く戦闘やアニメーションムービーの演出が楽しめる。昔の良さと今の良さが合体した“JRPG”なのです。
ただ、脚本や演出が少々粗い場面や、翻訳が固いところもあります。とはいえ、決めるところでバシッと入るムービーや意外な展開に心を奪われますし、楽しいキャラクターの掛け合いがプラスになっていて、途中から細かい部分が引っ掛かることはありませんでした。
掛け合いが楽しいからこそ翻訳が惜しいところはありましたが、ストーリーを理解するうえでは十分。何よりも素晴らしいビジュアルと音楽、王道の物語でグイグイ引っ張ってくれます。
サブクエストをこなして未来を変えることで、より良き結末を迎える物語
本作では、時を超える能力が物語とシステムの両方で大きな意味を持っています。ダンジョン以外の場所では主人公のクリスベルを中心にして画面が3分割されており、画面の左側が過去、中央が現在、右側に未来が映るという特殊な構造になっています。
そこにいる人たちの過去と未来がいつでもわかるちょっと変わった仕掛けになっており、場合によっては未来だと存在してない人も……? 一体、何があったのかと想像が膨らむシステムです。
さらに、クリスベルは異なる時間を見る力に加えてタイムトラベルの能力も所持。時を越えてマティアスを過去や未来に送り、その時代からアイテムや情報を持って帰還できます。
現代だと手に入らない貴重なアイテムを過去から取り寄せ、現代では空かない金庫を未来でこじ開け、タイムトラベルで問題を解決していくのです。この力がメインストーリーでも、サブクエストでもカギを握ります。
メインストーリーだけを進めてもクリアはできますが、このゲームでは各王国に用意されたサブクエストをすべてクリアすることで、王国の末路が変わります。
サブクエストをすべてクリアしていれば、ラスト(ボス戦後)で選べる選択肢に第3の選択が出現。すべての王国で第3の選択を選び取り、最良の結末を迎えることが最終的なゲームの目的です。
各王国の決戦前になると警告が流れるので、それまでにサブクエストを終えておけばバッドな選択もグッドな選択も選べます。
ただし、場所によっては警告前に攻略条件が終わってしまうものもあるので要注意。基本的には発生したらすぐにクリアしていくのがポイントです。とはいえ、良い選択とモヤモヤする選択で町の人たちの会話が変わるので、両方見て見たくなるかも。
サブクエストというよりも、結局はすべてこなしたほうが良いメインストーリーの一部に近いのですが、やればやるほど町の人たちに思い入れを持てて最後の戦いが盛り上がるというもの。できるなら、きっちりこなしていきたいものです。
町をめぐってお願いを聞き、海を渡る乗り物や空を飛ぶ乗り物で世界を駆け巡る。コンパクトではありますが、いわゆるJRPGのプレイ感はしっかり詰まっています。
キャラクターごとに個性的なギミックが用意されたバトル
本作は、オーソドックスなコマンドバトル。ランダムエンカウントで敵と遭遇し、戦闘に入るとタイムラインに沿って素早い順に行動します。
ランダムエンカウントではありますが、エンカウント率は驚くほど低めです。後半のダンジョンなんて敵が出ないエリアなのかと勘違いするくらい出ません。
もっとも、遭遇する敵をすべて倒していけば問題なくクリアできるバランスですし、自分も余計なレベル上げはいっさいしていません。
クリスベルがすべての技を覚える前のLv32くらいでクリアできてしまいます。戦い方さえわかれば、一部のボス戦以外はゴリ押しできる感じですね。
特徴的なのが、敵の攻撃や自分の攻撃に合わせてボタンを目押しすることで追加効果やディフェンス(パリィ)が発生するシステム。これを使いこなせるかどうかで難易度が大きく変わります。
とくに、敵の攻撃はジャストなタイミングでボタンを押すとパリィが発生。ダメージを大幅に軽減したり、状態異常を防いだりできるので重要です。
タイミングとしては、そこまでシビアじゃないので慣れればなんとかなるはず。パリィではなく通常のディフェンスでも対処できますし、いっさい成功せずにボコられても回復が追いつけばクリアはできます。
発売前のゲーム紹介などで取り上げられているのですが、クリスベルが敵の時間軸を操作できる特殊なシステムも見どころ。クリスタルの力で画面左側の敵を過去に、右側の敵を未来に送り込み、状況を変えることで毒の蓄積ダメージを一度に発生させたり、ダメージを増やしたりといった特殊な効果を与えられます。
クリスタルはフレーバー的な要素で中盤からはほぼ使わないシステムになるのが惜しいところですが、本作の仲間たちはこうした特殊なギミックを全員が持っています。
大ダメージを与えられる代わりに攻撃し過ぎるとオーバーヒートして自爆してしまうJKR。ランダムルーレットで効果が発動するザス。そうした仲間たちのギミックを活用することで、戦い有利になることも不利になることも……。
個人的には、ボス戦がとても“JRPG的”で良かったと思います。慣れてない人には意外と難しい、壁になるボスが何体かいるんですよ。
物語の盛り上げどころで戦う強敵や、変わったギミックを持ったボスとの戦いで、それまでと違う発想をするのが楽しかったですね。とはいえ、もう少しヒントは欲しかったかも?
良いところも悪いところも含めてJRPGへのリスペクトを感じますし、グラフィックとアニメーションだけでも目を見張るものがあります。
古いJRPG的なダッシュやファストトラベルのない構造や、回復が充実していない間の戦闘バランスといった序盤で判断してしまうのは早計です。RPGなので、最後まで遊ばないとわかりません。進めれば進めるほどキャラクターたちに愛着が湧き、クリスベルはもちろん、新しく加入する仲間たちにも思い入れができます。
JRPGはキャラクターへの思い入れと、盛り上げてくれるシナリオが魅力の大部分でもあると思いますが、本作はその点においても問題ありません。
1周は20時間程度でクリアできるので、ボリュームとしては往年の物より少し短めですが、今の時代はちょうど良いくらい。RPGというジャンルへの開発者が抱く“大好き!”という想いをひしひしと感じるゲームだったので、ぜひ最後まで遊んでみて欲しいです。
過去を学び、現在を知り、未来を変えるためのワンポイントアドバイス
そんなわけで、ここからは攻略のヒントをお届けするQ&Aのコーナー。本作は良くも悪くもJPRGなので、サブクエストを取り逃したり、ボスのギミックで詰まったりする人も出ると思います。
ヒントも少な目なので、ここで詰まりそうなポイントについて解説しちゃいます。割とネタバレや後半の話も出るので、自分が困ったところだけ読んでください。
Q:サブクエストを全部遊んだはずなのにトゥルーエンドじゃない……。
A:ネヴァ・トゥリラには4つのクエストがあります!
このゲームでトゥルーエンド(エンディングの追加ムービー)を見るためには、すべての王国のサブクエストをクリアして、第3の選択を取り続ける必要があります。
基本的には各王国ごとに用意された3つのサブクエストをクリアするのですが、なぜかネヴァ・トゥリラだけはサブクエストが4つあるのです。
しかも、これはNPCに話しかけることが条件ではありません。ミュージアムの最下層、柱の後ろにある本棚を調べると始まる隠しクエストなのです。
また、ほかの町はウィルヘルムに警告されたタイミングでもサブクエストを始められますが、ネヴァ・トゥリラだけはパレードが始まると人がいなくなり、サブクエストが攻略できなくなるものも。遺言を伝えてパレードが始まるとアウトなので、それまでにサブクエストを片付けておきましょう。
Q:中盤で仲間になるザスとJKR721が使いづらいです。
A:何言ってるんですか!? その2人は強いですよ!?
ゲームの中盤で仲間になるJKR721とザス。彼らは、どちらも特徴的な戦闘システムなので一見すると使いづらく見えます。
しかし、実はこの2人かなり強いです。シンダーでJKR721かウィルヘルムのどちらか片方しか連れて行けいない場面でも、火力面からJKR721を連れて行く方が有利に戦えます。
最終的なパーティとしては、サポート役のクリスベル、魔法攻撃のダメージが突出しているクリストファー、回復担当のザスという形が安定しますが、中盤で頼りになるので使い方を把握しておきましょう。
パーティメンバー解説
【クリスベル】
剣で戦いますがアタッカーではありません。必殺技や魔法攻撃がなく、攻撃面は仲間たちに一歩譲ります。
全体回復魔法の“疲労回復”を覚え、仲間1人の素早さを3ターン上げる“セレリタス”でアタッカーの攻撃回数を増やせるサポートタイプです。
序盤はアタッカーとしても戦えますが、中盤から終盤にかけては味方の回復とサポートに徹するのがコツ。時を飛ばすスキルやCPを使った技は、そのうち使わなくなります。
ですが、リグレッションでボスの行動を戻して回復を邪魔したり、クリスタルで形態変化するボスの形態を戻したりと、ボス戦では使える場面も。苦戦したら試してみましょう。
【クリストファー】
途中離脱のタイミングでレベル差が開くものの、戻ってきたあとは最強の魔法アタッカー。各種属性スキルを使いこなし、最終的に全体攻撃スキルを覚えて敵に与えるダメージが跳ね上がります。MPも十分多いのでスキルを中心に戦っても枯渇しません。
【ウィルヘルム】
序盤の頼れるマエストロ。クリスベルの“パスト・クリスタル”で過去に送り込んだ相手に“ユカンドラ植栽”で種を植え付け、現在に戻して発動させる戦い方が基本。もしくは序盤の回復役となります。ほかの仲間たちよりも性能面で苦戦を強いられることもあり、中盤からはベンチに……。
【JKR721】
攻撃するかダメージを受けるとたまる“ヒートゲージ”が100になるとオーバーヒート。自爆して周囲にダメージを与えるので一見すると使いづらい印象があるのですが、実は強い物理アタッカー。
自分のターンでヒートゲージが満タンにならないように、攻撃を2回で止めて50前後のゲージを維持。敵に攻撃した時にわざとオーバーヒートすることでHPと引き換えに追加ダメージを与えられるキャラとなります。
また、安定してダメージを与えられる“インパクトストライク”も頼りになるスキル。物理攻撃ならオマカセで、クリストファーが抜けている間は頼りになります。戻ってきたあとは、席を譲るかも。
【ザス】
ノーダメージ、通常ダメージ、全体ダメージ、特大ダメージのどれかが出る通常攻撃。効果がルーレットの止まった場所で変化するスキルと、行動にランダム性が多いザス。
普通のRPGなら使えないタイプですが、とんでもない! 彼女は最強の回復役です。なぜなら、ルーレットは目押しできるから。目押しで全体回復に止めることで体力を全回復に近い状態まで持っていけます。回復は目押しも楽。魔法ルーレットで全体攻撃ができますし、通常攻撃も全キャラクター中最強。
通常ダメージの時点で強く、特大ダメージ(ギザギザのハンマー)が出るのでボス戦でも活躍。ラストバトルまで連れて行けるキャラです。
弱点は足が遅いことなので、スピードが上がる装備は必須。ボス戦ではクリスベルのセレリタスやコーヒーのカップでフォローするのも手です。
【ラストの仲間】
モンスターを仲間にできる最後の仲間。このキャラクターに関してはネタバレ防止のために伏せておきますが、注意しておきたいのがトロフィーや実績を取る場合。
現時点では、ネヴァ・トゥリラのサブクエスト“基本の確立”をクリアしてしまうと塩鉱の敵が出現しなくなり、モンスターをコンプする実績が取れなくなってしまいます。
トゥルーエンドの条件と両立できないので、トロフィー狙いの人はネヴァ・トゥリラからやり直せるデータを用意して2周目で取りましょう。
Q:シンダーのボルケーノ姉妹に勝てません。
A:まず、左側に移動したガレーを先に撃破!
ゲームで最初に苦戦しそうなのがシンダーのボス戦。ボルケーノ姉妹が左右に分かれて襲ってくるのですが、2人とも残った状態だとガードやパリィができない全体3回攻撃をしてくるので早めに倒さないと全滅しかねません。
ポイントは、左側に移動したガレーを先に倒すこと。こちらはシールドがないのでダメージが通りやすく早めに倒せます。火力の出るJKR721を連れて行き、ザスの回復ルーレットで全体を回復しながら戦っていけば倒せるはず。余裕があったらセレリタスで仲間の行動回数を増やしていくといいでしょう。
Q:時の女帝に勝てません。
A:クリスベルの“リグレッション”がカギに!
時の女帝は、回復&再生能力を持つスキルでHPを回復するのでまともに戦うと苦戦を強いられます。
そこで役立つのがクリスベルのスキル“リグレッション”。このスキルは、味方を1ターン前の状態に戻して敵の攻撃や状態異常をなかったことにするスキルですが、実は敵にかけることもできるのです。
時の女帝が回復魔法を使ったら、すぐに“リグレッション”でなかったことにすれば再生もできません。
あとはアタッカーがダメージを与えていけば、勝てます。レベルが低くて素早さが足りず、女帝の行動直後にリグレッションをかけられない時はセレリタスやコーヒーのカップでクリスベルの行動速度を上げましょう。
Q:装備品は何を優先したらいいのですか?
A:メインパーティの武器を鍛えるのと、素早さが上がる装備を購入。
まず、なんといってもダメージを与えることがポイント。武器を鍛え、メインで使うキャラの攻撃力を上げていくことが最優先です。
また、このゲームはタイムラインに沿って行動するので、素早さも必須。素早さが上がるアクセサリーも買えたら買っておきましょう。
とはいえ、実は道中の宝箱を空けていくと攻略に必要な装備品がだいたい集まっていくバランスだったりします。なので、武器を優先的に鍛えていくのがいいでしょう。
Q:ザスが一番カワイイ!
A:私もそう思います!
立ち絵の表情や戦闘中のモーションがやたらと凝っていて、元気いっぱいのザス。JRPG的な良いキャラをしていると思います。私も好きです。気持ちの切り替えも早い。
人と話してる時に鼻をほじってる系ヒロインとして、もっと話題になってもいいのに……。鼻をほじってるヒロインってJRPGでもあまりいないような気もしますね。貴重な鼻ホジヒロインです。もっと、みんな鼻をほじってくれ!
最後が何かおかしくなってしまいましたが、詰まりそうな場面はこれくらいでしょうか。宣伝文句であるJRPGとして考えると、そこまでの広がりや町の数はなく、現代の作品特有のコンパクトさはありますが、根底にはしっかりJRPGへの愛が感じられる本作。夏休みの空いた時間に遊ぶゲームとして、RPGが好きな人たちにプレイして欲しい作品です。
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