奴らを殺すぞ、王と共に。一匹残らず！ ネテロの自爆に巻き込まれた王は…!?【ハンター×ハンター再放送】

　日本テレビのアニメ枠“AnichU”にて、TVアニメ『HUNTER×HUNTER』が再放送されています。今回は、8月11日2：04より放送予定の第127話“テキイ×ト×ケツイ”のあらすじをお届けします。

　TVアニメ『HUNTER×HUNTER』は、冨樫義博先生の漫画を原作としたTVアニメ作品の第2作です（本作が2回目のTVアニメ化）。プロのハンターを目指す少年・ゴンと、個性的な仲間たちの冒険を楽しむことができます。

　今回放送される第127話“テキイ×ト×ケツイ”では、ゴンたちとコムギの治療を終えたピトーとのやり取りに加えて、ネテロvs王の決着の行方が描かれます。

　ネテロの心臓が止まった瞬間、その体内に仕込まれた爆弾――テロリストや独裁小国家が好んで使用し、爆発時の煙の特異な形から“貧者の薔薇（ミニチュアローズ）”と呼ばれる――が炸裂して、周囲を閃光と衝撃波が飲み尽くしました。

　自爆したネテロはもちろん、その近くにいた王（メルエム）も……!?

　同じ頃、ピトーが密かにコムギの治療を終えたと感じた瞬間、異様に感覚が研ぎ澄まされたゴンがそれを察知し、声を掛けます。

「……終わったな」

（いったいどうして……まだ時間が来たわけでもないのに、施術が完了したことを知ったのか!?）

「立て……。すぐにペイジンへ向かう、俺たちなら走った方が速い」

「……俺はピトーを信じるよ。だからナックルは、俺とピトーがカイトに会うまで、あの子（コムギ）を頼む」「ピトーがカイトを元に戻してくれたら、すぐに彼女を解放するよ。お前も俺を信じてくれるだろ？　ピトー……」

　カイトの治療を急ぐあまり、コムギを人質に使うことすら厭わないゴンに、ピトーやコムギはもちろん、仲間のナックルすら戦慄します。ただキルアのみが、一見異様でも冷静なゴンの行動に理解を示しました。さすが長年の相棒といったところ……とはいえ、緊張感というか隔意は隠しきれていない感じですが……!?

　そして王の下に急いでいたユピーとプフは、爆心地のあまりの惨状――高熱のあまり炎が吹き荒れ、大地がマグマと化している――に言葉を失います。先に我に返ったのは、ハンターたちとの戦いを経て一段階成長したユピーの方でした。

「……プフ！　中は俺が探すから、周囲を頼む。爆風で飛ばされているかもしれない」「俺は……間違っていた」「奴らを殺すぞ、王と共に。一匹残らず！」

「……っ！」

　意を決して“灼熱地獄”に踏み込むユピーに続き、プフも分身を飛ばして必至に周囲を探します。王の姿を求めて……そこに、ユピーの咆哮が響き渡り!?

　ネテロが王の名を告げた直後からの、まさかの急展開。はたしてユピーとプフは王を見つけられるのでしょうか？　ぜひ実際に番組を観て、衝撃の結果を確かめてください！

第127話“テキイ×ト×ケツイ”あらすじ

「メルエム……それがお主の名だ」。

　迫る王にネテロは遂に名を告げる。そして次の瞬間、白い光がすべてを飲み込んだ。

　胸に仕込んであったミニチュアローズと呼ばれる抜群の殺傷能力をもつ爆弾を、ネテロは自らの心臓を止めることで起動させた。

　全てを終わらせるためにネテロは自爆した。人と蟻はどこが違うのか。今となっては確かめようもない。

　兵器実験場に向かっていたプフとユピーは瞬時に事態を理解し、爆煙に向かって全速力で向かってゆく。

第127話“テキイ×ト×ケツイ”放送日時

8月11日（水）2：04～2：34

TVアニメ『HUNTER×HUNTER』

放送情報
日本テレビ（アニメ枠「AnichU」）にて毎週水曜午前1時59分（火曜深夜）より再放送中
（※放送時間は変更になる場合があります）

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