名作サバイバルアクション『ARK』全DLC入りパッケージ発売! 恐竜を飼いならし生存する魅力に改めて注目

hororo
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 オープンワールドサバイバルゲーム『ARK:Survival Evolved(アーク:サバイバル・エボルブド)』のすべてのDLCを収録した『ARK:Ultimate Survivor Edition』が発売されました。

 今回はこの機会に『ARK』に触れてみようという人に向けて、改めて本作の特徴と魅力を簡単に紹介していきたいと思います。

マルチプレイの要素や恐竜、難易度など魅力が満載

 過酷な世界に身一つで投げ出され、自然の脅威と戦いながら生き抜いていく……。そんな生存競争を楽しむオープンワールドサバイバルゲームにおいて、『ARK:Survival Evolved(アーク:サバイバル・エボルブド)』は、“恐竜”という独自の魅力によって、多くのファンを獲得しました。

 マルチプレイで遊べる環境や、恐竜を乗り回せるという派手さ、歯ごたえのある難易度に加えて、不定期な脱糞要素など、ゲーム配信と相性がいい要素も多く、ゲーム実況で取り上げられることも多いです。そのため、本作を遊んだことはなくとも、見たこと、聞いたことはあるという人は多いのではないでしょうか。

 ただ恐竜が登場するだけではなく、恐竜たちを飼いならし、ペットとして使役できるという要素は、本作ならではの醍醐味。新たなワールド、生物、アイテムを導入するDLCが数多く配信されており、今なお愛されているタイトルです。

 ちなみに『ARK』は、一見すると恐竜世界を舞台にしたオープンワールドサバイバルなのですが、ゲームをプレイすると、SF的な世界観を持つしっかりとしたストーリーの上に構築されていることがわかります。

 そしてついに、ストーリー最終章と銘打たれたDLC『Genesis』がリリースされ、長きにわたる『ARK』の物語も完結に向かいました。

DLC『ARK:Genesis Part 1』ローンチトレーラー

DLC『ARK:Genesis Part 2』ティザートレーラー

 さらには、すべてのDLCを収録した『ARK:Ultimate Survivor Edition』が登場! 6月21日に先んじて販売されていたダウンロード版に加えて、7月29日にはパッケージ版が発売されました。

恐竜がいる環境でのサバイバルの緊張感と、その恐竜を乗り回せたときの喜び

 オープンワールドサバイバル作品では、裸の状態でフィールドに投げ出され、そこから自力で生活環境を整えていくことが基本。『ARK』の場合は、石を拾い、木を殴って木材を得て、斧やつるはしといった道具を作るところからスタートします。

 チュートリアル的な要素はほとんどなく、最初のうちはいったい何をすればいいのか戸惑うことでしょう。しかし、素材を拾ってみたり、それを組み合わせて道具を作ってみたりと手探りで進めていく過程がとにかく楽しい!

 レベルが上がることで新たに習得できるエングラム(設計図)を見て、必要な素材を知り、それを手に入れるために探索範囲を広げる……というゲームサイクルは、このジャンル独自の魅力があります。

 そんな探索の道中では、数々の恐竜や古代生物と出くわすでしょう。皮が必要になったら、こういった動物を狩る必要がでてきます。ですが恐竜たちも、ただ狩られる存在ではありません。爪や牙、尾など、各自の武器となる部位を使って反撃してくるので、一筋縄ではいきません。

 こちらが危害を加えないと攻撃してこない恐竜はまだマシで、ユタラプトルやアロサウルスといった肉食恐竜は、こちらを見つけ次第襲ってきます。着る物もままならない序盤でこういった凶暴な恐竜や動物に見つかってしまえば、待つのはもう“死”のみ。

 この“襲われたら死ぬ”といった緊張感の中での探索が、いい具合にヒリついていておもしろいところ。夜になってしまうと、たいまつを掲げていても見通しが悪く、恐怖感が数段階増すのもリアリティがあって好みです。街灯のない世界の夜がこんなにも怖いとは!

 恐竜だけではなく、空腹や渇き、気温もまた立ちはだかります。定期的に食料や水分を摂取しなければ体力の低下を招き、やがては死に至るのです。腐りにくい干し肉を用意したり、水筒に水を汲んで持って行ったり、毛皮の服で寒さをしのいだりと、生き延びるためにできることはさまざま。生き延び、探索範囲を広げることを指針にしていれば、“何もすることがない”という状況にはならないでしょう。

 なお死んでしまうと、持っていたアイテムをすべてその場に落としてしまうため注意が必要。何度でも生き返ることはできますが、落としたアイテムは時間経過で消滅してしまうので、なるべく早く回収に行かねばなりません。

 ……が、死んだということは、その死因となった問題(多くの場合は肉食恐竜)がその場にいるということで。泣く泣くアイテムを諦めるという事態も少なくなく、それがまた本作の緊張感を高めてくれます。

 そんな厄介者に思える恐竜ですが、飼いならすことができると一転して頼もしい存在に! 肉食恐竜はいわずもがな戦闘面で非常に役に立ちますし、草食恐竜も、持ち運べる荷物の量が多かったり、特定の素材を効率よく集められたりと、それぞれの得意分野で活躍してくれます。

 何より“恐竜や古代生物に乗る”という要素自体がロマンに溢れており、初めてペット化に成功した感動は他のタイトルでは得難いもの!

 裸一貫の状態から幾度も探索を繰り返し、身なりを整え、拠点を構え、恐竜を飼育し、より探索範囲を広げていく……。これが『ARK』のゲームプレイの基本であり、普遍的な魅力でもあります。

 そしてその中で、自分がなぜこんな状況下に置かれているのか。そもそもここはどこなのかといった、根本的な謎に直面していくことになるのです。

これまでとはやや毛色が違うプレイ感のDLC『Genesis』を紹介!

 『ARK:Ultimate Survivor Edition』に収録されているDLCは、いずれも個性的で、新たな発見を提供するもの。試しに、より特徴的が際立つ『Genesis Part 1』のプレイを例に見てみましょう。

 各DLCには、それぞれ新たな世界や動植物、アイテムなどの追加があります。ゲームサイクルはそのままだったりと変わらない部分もありますが、『Genesis Part 1』ではプレイヤーに追従するAI“HLN-A(ヘレナ)”が付き従うなど、よりストーリーを意識した作りになっているのが特徴です。

 HLN-Aはプレイヤーに助言をくれるだけでなく、プレイヤーを別のバイオームにワープさせてくれたり、ヘキサゴンと呼ばれる特殊な通貨を消費してアイテムを購入できるショップ機能が付いていたりなど、多機能な仲間となっています。まあ、戦闘の役には立ちませんが……。

 ちなみに『Genesis』シリーズは、これまで数々のマップで生存本能を試されてきたプレイヤー向けのDLCだけあって、難易度はなかなかのもの。最初は“イージー”と書かれた沼地のマップに降り立ってみたものの、周囲には攻撃的なブタはいるわ、ユタラプトルはいるわ、跳んでくるワニはいるわで、凄惨なスタートとなりました。

 HLN-Aの言葉から察するに、『Genesis Part 1』の世界はシミュレーション……仮想空間のようで、死ぬたびに彼女(?)の励ましの言葉をいただきながら現場に戻されます。愛嬌があってカワイイのですが、環境の過酷さゆえに死にまくる序盤では、煽られているような気になってしまうこともあり……人の感情とは難しいものですね(笑)。

 シミュレーションということもあってか、このDLCではHLN-Aに話しかけることでいつでもテレポートでの移動が可能です。といってもある程度の方角を指定したうえでのランダムテレポートのようなので、細かい調整はきかないようですが……。

 また、さまざまなバイオームへの移動が可能になっており、最初からさまざまなフィールドを探索可能になっていました。雪山や火山、そしてなんと月面なんてところも……!

 もうひとつ特徴的なのが、ミッション要素です。バイオームごとにいくつかのミッションが用意されており、それをクリアすることでヘキサゴンが入手可能です。ミッションはどこでもできるものや、指定の位置へ行かないといけないものなどさまざまですが、メニューから一覧で確認できるうえ、指定場所までガイドもしてくれる親切仕様!

 ミッションの一部ではありますが、フィールドに点在する“バグ”を修正することでもヘキサゴンが入手可能です。バグといってもリアルのゲームのバグではなく、このシミュレーションに生じた不具合のようなもの。わかりやすい見た目をしているため、近づけばすぐに見つけることができると思います。

 バグを修正するとHLN-Aとの会話が始まりますが、そこから世界設定の断片を読み取れます。これらの情報を繋ぎ合わせることで、プレイヤーが置かれた状況の真実がわかるようになっているのでしょう。ひいては、この設定が『ARK』の謎を解き明かすカギになっているかもしれません。なんといっても『Genesis』は最終章ですからね!

 ミッションが追加されたことで明確な目標を立てやすくなり、1人で遊ぶにもさらにおもしろみが増した『ARK』。まだ遊んだことのない方はもちろん、DLCはまだプレイしたことがないという人も、この機会に本作に触れてみてください。

©2017 Studio Wildcard. ARK: Survival Evolved is a trademark of Studio Wildcard. Created and developed by Studio Wildcard, Snail Games, Efecto Studios, Instinct Games, and Virtual Basement.

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