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【先行公開】『シャドバ』ネメシス新LE“ユアン”は共鳴移行回数を参照する新機軸フォロワー

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 サイゲームスが配信するiOS/Android/PC用デジタルTCG『Shadowverse(シャドウバース)』で、8月19日に第21弾“Renascent Chronicles / リナセント・クロニクル”のアディショナルカードが登場します。

 本記事では、追加されるカードの中からヴァンパイアのゴールドレア“マリシャスウォール”とネメシスのレジェンド“次元の超克者・ユアン”を先行公開。カードの評価や使い道を紹介します。

マリシャスウォール

  • ▲進化前
  • ▲進化後
クラス ヴァンパイア
カードタイプ フォロワー
レアリティ ゴールドレア
タイプ
コスト 5
攻撃/体力(進化前) 1/9
攻撃/体力(進化後) 3/11
能力 【結晶】1;【カウントダウン】10
相手のターン中、相手のフォロワーが攻撃するとき、この【カウントダウン】を1進める。
【ラストワード】『マリシャスウォール』1体を出す。
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相手のターン中、相手のフォロワーが攻撃するとき、「『カースドストーン』1体を出す」「相手のフォロワーすべてに2ダメージ」「相手のリーダーに2ダメージ。自分のリーダーを2回復」の中から、ランダムに1つの能力が働く。
進化後の能力 進化前と同じ能力。
声優 なし

相手の展開力を逆手に取るアグロキラー

 5コスト1/9と極端に体力の高いフォロワー。

 効果はランダムなものの、すべて相手フォロワーの攻撃によって自分のリーダーが倒されることを防ぐ効果という点は共通しています。

 相手フォロワーが攻撃するときが効果の発動条件のため、アグロ系のデッキや“瘴気の妖精姫・アリア”を採用したエルフなど多数のフォロワーを展開するデッキに対して効果を発揮しそうです。

 【結晶】でプレイしたときは、相手のフォロワーの攻撃によってカウントダウンが減少。

 後攻1ターン目に【結晶】でプレイした場合、相手が毎ターンフォロワーでの攻撃を1回だけ行うとしても6ターン目には“マリシャスウォール”が場に出ます。

 実際にはもう少し攻撃回数が増えることを考えると、後攻1ターン目にプレイした【結晶】は大体5ターン目にラストワードの発動が見込めます。低コストの疾走フォロワーを複数採用したデッキ相手なら4ターン目に破壊されることもあり得るでしょう。

 環境や相手のデッキ次第で有用性が変わるカードですが、シナジーを考えずに組み込める自己完結した効果は魅力的。ローテーションで使えなくなるまで、長期にわたって採用の可能性があるカードになりそうです。

次元の超克者・ユアン

  • ▲進化前
  • ▲進化後
クラス ネメシス
カードタイプ フォロワー
レアリティ レジェンド
タイプ
コスト 2
攻撃/体力(進化前) 2/2
攻撃/体力(進化後) 4/4
能力 相手のターン開始時、「このバトル中、自分のリーダーが【共鳴】でない状態から【共鳴】状態になった回数」が5回以上なら、ランダムな相手のフォロワー1体に4ダメージ。10回以上なら、さらに、相手のリーダーに4ダメージ。
【ファンファーレ】自分の手札1枚を消滅させる。それと同名のカード1枚をデッキに加える。カードを1枚引く。
進化後の能力 相手のターン開始時、「このバトル中、自分のリーダーが【共鳴】でない状態から【共鳴】状態になった回数」が5回以上なら、ランダムな相手のフォロワー1体に4ダメージ。10回以上なら、さらに、相手のリーダーに4ダメージ。
【進化時】『アナライズアーティファクト』1体を出す。
声優 柿原徹也

多彩な使い方ができるダメージソース

 ネメシスのリーダーキャラクターである“ユアン”がレジェンド・フォロワーとして登場。

 “共鳴でない状態から共鳴状態になった回数(以下、移行回数)”によって、ランダムなフォロワーに4ダメージ、リーダーに4ダメージと、2コストとしては破格のダメージを与えます。

 場に残っている限り継続して効果が発動するので、相手に処理を強要できるという点も魅力です。

 デッキに組み込まなくてもこのカードがネメシスのカードプールに存在するというだけで、相手にリーサルターンを読み違えさせうるという点もメリットですね。

 アディショナルカード実装前の環境で共鳴を意識することは少な目でしたが、“アナライズアーティファクト”と【結晶】の“ギガスファクトリー”の組み合わせや“ガジェットユーザー”など、移行回数を増やすパーツは既にネメシスのカードプールに存在しています。

 “ユアン”自体もファンファーレで確実に移行回数を増やせ、進化時に“アナライズアーティファクト”を場に出す効果も移行回数の増加につながります。

 各種ドローソースも移行回数の増加につながることを考えると、移行回数5回は5ターン目あたりに現実的に達する範囲。中盤の相手フォロワー処理役として無理なく活用できるでしょう。

 移行回数が10回に達するターンは試合の流れやデッキレシピによって変わりますが、わずか2コストでリーダーに4ダメージという効果はリーサルへの後押しには十分。

 移行回数の増加、中盤の対処、リーサルの後押しと1つの使い方に捕らわれず、柔軟にプレイタイミングを決めるカードになりそうです。

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