協力型ゾンビFPS『Back 4 Blood』ベータテストからPvPをレポート。クリーナーとリドゥンの仁義なきバトル
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- なんでもゆうこ
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WB Gamesが発売予定の『Back 4 Blood(バック・フォー・ブラッド)』のベータテストが、8月3~5日に実施されました。
本作は、『Left 4 Dead』シリーズの制作陣が新たに贈る、スリリングな協力型ゾンビFPSです。
海外でのベータテストが実施され、参加することができました。本記事では、海外版ベータテストをプレイした感想を、PvPの要素を中心にお届けします。
なお、画像や内容は開発中のものです。
人間サイドとゾンビサイドが入れ替わる“対戦型マルチプレイ”モード
対戦型マルチプレイモードではクリーナー(人間)側とリドゥン(ゾンビ)側にわかれてのバトルが繰り広げられ、ラウンドごとに人間側とゾンビ側が入れ替わるのが特徴となっています。
2マッチ先取で最大3マッチまで戦い、クリーナー側はできるだけ長い時間生き延びることが、リドゥン側はなるべく素早く敵を倒すことが目標。
ビビりでゾンビやホラーが苦手な私ですが、リドゥンを操作できるとなれば話は別です。むしろクリーナーを圧倒して素早く決着をつけてみたい! タイムを競って勝敗を決するタイプの非対称型対戦ゲームは初めてということもあって、期待が高まります。
チームメンバーが集まると、マッチング画面が切り替わり、スティンガー、リーカー、トールボーイ、コモンの4タイプからリドゥンを選択する画面へ。
ここでリドゥンの大まかなタイプを決定すると、今度は使用するリドゥンを選ぶ画面へ移行します。ひととおり説明文に目を通して、まずは俊敏な遠隔アタッカータイプのスティンガーを使ってみることにしました。
次は、開始時に所持している“変異ポイント”を割り振ってリドゥンを強化する項目へ。強化できる項目は“防御”、“攻撃”、“ユーティリティー”で、例えばトールボーイのユーティリティーレベル1に割り振ると“トールボーイ変種が3秒以上スタンしなくなる”といったように、リドゥンの種類によってアップグレード内容は異なる模様です。
強化後はクリーナー側のスカベンジ(あさり)タイムへ。どうやらリドゥンの姿はまだ相手に見えないらしく、クリーナーの位置や行動を時間いっぱいまで観察できます。そんなこんなで、いよいよ待望のウェーブ1がスタートします。
開始直後に現れたCPUのリドゥンの群れに敵プレイヤーが応戦するのを、しばらく姿を隠したまま観察することに。頃合いをみて、少し離れた位置へ出現! すぐさま突撃したのですが、ターゲットへ近づくまでに撃たれまくって返り討ちに。自身の移動速度や攻撃範囲を把握できずに突っ込んだのが敗因でした。撃退されたあとはリドゥンの種類を変更できるので、次々とチェンジしつつ文字どおりゾンビアタックを決行。出現位置や攻撃方法を変えつつ、2分24秒で敵をせん滅!
クリーナー側を襲うのはリドゥンと昆虫の群れ!
次のラウンドはクリーナー側へとチェンジ。武器、アビリティが異なる8人から釘バットがよく似合う女性・ホリーを選択し、あらかじめ組んでおいたデッキを選んだら、ドロー画面でカードの選択へ。ここで選んだカードによって戦況が変わることも考えられるので、慎重にチョイスしましょう。
その後のスカベンジタイムでは、武器やアタッチメント、オフェンスアクセサリーを入手。有刺鉄線を拾ったので敵が通りそうな場所に仕掛けましたが、リドゥン側は姿を消して観察しているはずなので、もしかしたら対戦中に設置するほうが効果的なのかもしれません。設置後はマップを見回し、戦いやすそうな場所でスタンバイします。
そうこうしているとウェーブ1がスタート! CPUに交じってプレイヤーが操作する強力なリドゥンが攻撃を仕掛けてきます。それに応戦していると、開始から1分で昆虫の群れが押し寄せてきました。リドゥン側のプレイでは夢中で気づかなかったのですが、昆虫によってセーフゾーンが狭まっているようです。
群れを避けつつ移動すると、ウェーブ2に突入。必死で応戦しますが、ついに最後の1人が力尽きてしまいます。気になるタイムは2分25秒! たった1秒ですが、私たちの勝利!
こちらを繰り返し行っていきます。
次のラウンドは2分22秒 対 2分21秒となり、なんと1秒差で敗北。熱い展開にわくわくしつつ、ファイナルラウンドへ。
初戦はまたしてもリドゥン側。近接アタッカーのレッチを選んで出撃したのですが、クリーナーが集まっていて隙がない! 結局、全員倒すまでに2分40秒かかってしまいます。
攻守交代し、クリーナーのキャラクターはまたもやホリーを選択。釘バットでサヨナラ逆転勝利を狙いたい!
そんな意気込みで挑んだウェーブ開始後、悲劇は起きました。CPUのリドゥンを倒していると、味方の1人が敵のつかみ攻撃の餌食に。ショットガンを手に急行し無事に逃がせたのですが、なんと今度は私がターゲットに。そこからグラグラと守りが揺らぎはじめ、1分46秒という最短記録で我らクリーナー軍はかい滅。実は今回、マッチングがあわずに味方が3人と形勢不利な状況でした。それでも無念!
今回体験した対戦型マルチプレイモードは、クリーナー側、リドゥン側それぞれの特徴を生かしてタイムを競えるのが斬新。いかに生き延びるか、そしていかに素早く倒すか……勝利をつかむには、プレイヤー同士の連携がカギとなりそうです。
その他、迫力あるFPS視点やビビリな人でも笑顔になる圧倒的パワーのリドゥン側での戦いなど、『バック・フォー・ブラッド』のPvPには魅力的な要素が満載。
最大の心残りはPvPでの敗北です。この借りは、本作リリース後に返します!
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