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『十三機兵防衛圏』をプレイし損ねている人へ改めてのひと押し【2021夏のオススメ特集】

えまぬえる
公開日時
最終更新

 2021年の夏休み特別企画として、電撃オンラインがユーザーにオススメしたいタイトルをプッシュ!

 この記事で紹介するのはアトラス×ヴァニラウェアの『十三機兵防衛圏』。その特徴や魅力を熱く語ります!

発売直後には話題から品薄に!

 『プリンセスクラウン』や『ドラゴンズクラウン』などで美麗な2Dグラフィックスで定評のあるアトラスとヴァニラウェアのタッグが手掛けたドラマチックアドベンチャー『十三機兵防衛圏』。発売されるや、13人の登場人物が織り成す練りストーリーを評価する口コミが大きく広がっていき、一時期は品薄状態になるほどでした。

 そんな本作の発売からもうすぐ2年。レビュー記事も多く展開され、気になった方の大半はおおよそプレイしたことでしょう。

 しかし、“深い設定”や“多人数による冒険譚”というポイントからプレイを避けてしまっている方も一定数いらっしゃるかと思います。

 ただ、本作を触らないなんて……本当にもったいない! 今回は未だプレイしあぐねている方へ、改めての一押しをしたいと思います!

複雑な設定という評価がゆえに勘違いされそうな煩わしさは一切なし!

 ざっくりとストーリーを説明すると、太平洋戦争から22世紀の宇宙開発時代まで、さまざまな時代の男女13名が時を行き来し、“機兵”と呼ばれる巨大なロボットに乗り込み破滅の運命に立ち向かうといったもの。

 アドベンチャーパートは、13人の主人公それぞれが別の方法で物語の真相究明をしていきます。突如現れたロボットと共に様々な時間旅行をする冒険譚。戦時中を生きる軍人が敗戦後の高度成長を遂げた未来にタイムスリップして浦島状態になる話。自分が何者かも思い出せぬまま記憶を失う前の自分が残したメッセージを頼りに真実を求める逃走劇などなど、その視点もさまざまです。


 シミュレーションバトルパートでは、主人公たちが搭乗する機兵のなかから最大6機の部隊を編成し、“怪獣”と呼ばれる人類の脅威から拠点を守るリアルタイムシミュレーションを楽しめます。


 本作に関するプレイレビューや口コミを見ると、美麗な2Dグラフィックスはもちろんですが“複雑な人間関係、世界設定”や“よく練られたストーリー”など、アドベンチャーパートを評価する声が多いです。

 だからこそ勘違いされそうなのが、「正しい順序で読んでいかないと設定やストーリーを把握できないのではないか」とか「選択肢を間違えたら大変なのでは」とか、「1回のプレイに長時間とられるのでは」ということ。

 ご安心ください! 本作のプレイ感は想像しているものよりライトです。

 アドベンチャーパートでは、最初から選べるキャラクターは限られています。さらに、進めていると途中でシナリオがロックされ、他のキャラクターのシナリオクリアなどの条件を満たすことで解除されるという仕組み。

 これのすごいところは“複雑そうに見える13人の群像劇ですが、プレイヤーへ物語の全容を段階的に分かるように導いてくれる作りになっている”ということです。……自分で書いていてうまく伝わっているかどうか不安ではありますが(笑)。

 最初の1~2時間くらいは頭から疑問符が生え散らかすほどに謎だらけで、「あ、そういうことね!」と「えっ、どういうこと?」の繰り返しです。しかし、そこを乗り越えると物語の輪郭が徐々にはっきりと浮かび上がっていくのですよ。こればっかりはプレイしていただかないと体感できないと思います。


 次にプレイ時間について。上記の各キャラクターのシナリオがロックされる状態を仮に1ピリオドとすると、これがだいたい10分程度なので、キリのいいタイミングで中断することが可能です。……ただ物語のテンポがいいことと、とにかく次のシナリオへの“引き”が強いため、結局ズルズルとプレイすることになってしまいますがね!

 選択肢ですが、アドベンチャーゲームなのでもちろん選択肢を間違えると失敗はします。しかしそれは先ほど挙げた1ピリオド内での話にとどまるのです。数時間プレイした結果、「最初のころの選択肢を間違えたのでトゥルーエンドに行けない!」などといったことはなく、やり直すにしてもせいぜい10分程度なのでリトライしやすいのです。

 そしてシミュレーションバトルについて。リアルタイムで進むものはアタフタしがちで苦手という方がいらっしゃると思いますが、本作の戦闘ではコマンド選択中や機兵の行動実行中は時間が止まるため、そこまで忙しい操作は求められません。なにより難易度は3段階から選べます。選択した難易度や戦闘の評価でシナリオが変わるといったこともないので、難しいと感じたら難易度を変えてクリアしちゃいましょう!


序盤をそのままプレイできる体験版!

 最後にもう一押し! なんと本作にはプレイ時間にして約3時間ものボリュームがある、『序盤まるごと体験版』が配信されているではありませんか!

 もう、これ以上は何も言いません。とりあえず、体験版をやってみましょう。序盤が終わるころには『十三機兵防衛圏』のトリコになっていること、請け合いです!

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十三機兵防衛圏 プレミアムボックス

  • メーカー: アトラス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ADV
  • 発売日: 2019年11月28日
  • 希望小売価格: 14,980円+税

十三機兵防衛圏

  • メーカー: アトラス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ADV
  • 発売日: 2019年11月28日
  • 希望小売価格: 8,980円+税

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