食欲と美少女の幸せなマリアージュ…ヒロインにごはんをあげて世界を救おう!【メシアガール日記#1】

ライオン松本
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 EXNOAから9月7日に配信予定のPC・スマホブラウザ向けシミュレーションRPG『救世少女メシアガール』。今回はその先行プレイレビューをお届けします。

 かつて勇者だった主人公が料理人となり、お腹を空かせたヒロインたちに美味しいご飯をあげて世界を救う……そんなゆるい雰囲気とファンタジーが入り交じったシミュレーションRPG『救世少女メシアガール』。

 本記事では、そんな情報量大盛りでつい興味を惹かれる本作を皆さまより一足先に遊んだ筆者が、その魅力をお伝えしていきます!

勇者「魔王を倒したら、美味しいご飯を作れるようになっていました。」

 まず『救世少女メシアガール』の世界観について軽く説明をします。この作品の主人公(プレイヤー)である勇者は、すでに大昔に魔王と戦って勝利しており、この世界では彼は“救世主(メシア)”と呼ばれて伝説となっている存在です。


 しかし、多くの人々が知っているのは、この主人公が魔王を倒したという部分だけで、その続きとなる部分は伝わっていないようです。実は勇者は魔王を撃破したのと同時に、勇者の力を失っていました。

 そして、その引き換えに手に入れたのは“おいしいご飯を作れる能力”だったのです。

 それから500年、どうやら再び世界に危機が訪れたようで、元・勇者は酒場のマスターとして立ち上がる……というのが物語の始まりです。

●メシアが飯屋始めました!? おいしいご飯を作って、世界の危機に立ち向かえ!『救世少女メシアガール』ストーリー

 かつて世界を救った勇者は、魔王との戦いでその力を失ってしまった。

 勇者の力と引き換えに手に入れたのは、なんとおいしいご飯を作れる能力!?

 500年の時を超え、再び世界に危機が訪れる時、元勇者は酒場のマスターとして立ち上がる。

 酒場に来るのは、救世主「メシアガール」になれるヒロイン達だけ。

 彼女たちに手料理を振る舞い、心を通じ合わせ、世界を救おう。

 今、主人公とメシアガールズの冒険が始まる!

 なんで世界を救うために酒場? だとかメシア(救世主)が飯屋を始める……? だとか、色々とツッコミどころが多いですが、それは一度置いておき、本題へ。

 元勇者で今は酒場のマスターを務める主人公は、救世主候補に選ばれた者だけが訪れることができる聖域(グランベール)に酒場を開いて、次世代の救世主を待っています。

 また聖域の番人でもあるようで、その力をもった彼の作った料理を食べるとデコラシオン(この世界での衣装や装飾の名称)を調和して敵を倒すためのパワーを引き出せるようになるとか。

  • ▲早い話、彼の手料理を食べれば超強くなるということです。

 さらに彼には救世主候補となるヒロインたちを感じることができるようで、ストーリーパートでは突然、聖域に現れた顔も知れない相手に「感じるぞ、救世力!」と話す場面が。

 そして、そんな主人公を支えてくれる本作のナビゲーター兼ヒロインの“みさお”(イラストレーター:さそりがため/声優:蒼依ハル)。

 彼女は勇者だった主人公を支えていた従者の少女で、魔王の呪いによって本来持っていた料理の才能を、主人公の勇者の力と交換させられてしまっています。

  • ▲今では主人公の持っていた剣術の才能を持っていますが、彼女の性格がのんびり屋なせいか、その才能は眠ったままのようです。

 ということで、この物語を簡単に説明すると救世主候補に選ばれた者に美味しい手料理をご馳走して世界を救おう! というストーリー。

 世界に危機が訪れるから救世主を探して〜というあたりまでは王道な展開ですが、その過程の力を得る方法がごはんだったり、古魔(敵の名称)の姿が食べ物モチーフでどこか可愛らしかったりと、力を抜いてゆるっと楽しめる雰囲気が既に漂っていますよね。

救世主候補のヒロインたち

 さて、そんな世界観の本作ですが、登場する救世主候補のヒロインたちも主人公たちに負けないくらいに魅力がたっぷり。前述した“みさお”を始めとして、武芸者や僧侶、鍛冶屋から王女と、個性という名の属性が幅広く存在しています。

 本来なら先行プレイで出会うことができる女の子たち全てを紹介したいところですが……あまりにも多くのキャラクターがいるので今回は、序盤から出会うことができるヒロインのふたりをピックアップして紹介します。

タンタン


 1人目は“タンタン”(イラストレーター:蟹屋しく/声優:歩サラ)。護摩房(ごまぼう)という僧院で修行した僧侶で、世界に危機が訪れるとお告げを受けて自分が救世主になる為に旅に出た女の子。

 徳を積んで名のある高僧を目指しているようですが……すぐにウソをつくので先は長そうです。

キナコ


 2人目は“キナコ”(イラストレーター:オダワラハコネ/声優:成瀬未亜)。亡き父の意思を継いで世界最強を目指す武芸者で、射楽(じゃぐら)という独自の武芸を磨くため修行を続けている女の子。

 魔王を倒した伝説の勇者に憧れているのですが、それが主人公だとは気づいていません。

 この他にもまだまだ多くのヒロインたちが。『メシアガール』公式Twitterでは、ここで紹介できなかった他のキャラクターたちを確認できるので、ぜひチェックしてみてください!

  • ▲パッと図鑑を広げてみるだけでも、他にもかなりのヒロインたちがいるのを確認できます。

 ということで、今回は『救世少女メシアガール』の世界観やキャラクターについての紹介でした。

 今回、一足先に本作を遊ばせてもらった感想としては、作風や設定は王道なファンタジーながらも、食事という人間が一番わかりやすい欲求がテーマとなっているのが面白いなと感じました。

 そして、可愛くて強いヒロインたちが自分(主人公)の作った手料理を笑顔でがっついてくれるのは見ていて気分が良く、それでいて新しい“萌え”を感じました。いっぱい食べるキミが好き。

 配信日は9月7日予定。ダウンロードの必要がないブラウザゲーム、しかもスマホ対応と手が出しやすいので、ぜひ一度遊んでみてください!

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