『ガンダム EXVS.2』照射ビームを使える機体の総数は？ 小ネタ集第2弾

　バンダイナムコアミューズメントのアーケード向け対戦アクション『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2』の明日から使える……かもしれない小ネタ集の第2弾をお届けします。

　本記事では、対戦していて気づくことはあるものの、意外と詳しく知られていないような知識を紹介します。その機体を使っていないと勘違いして覚えてしまっていそうな情報も掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。

目次

• 照射ビームの性能まとめ
• オールレンジ攻撃武装に発生する特殊な挙動
• 防御を目的とした武装の性能
• 誤射が発生しない武装
• 武装のみが出演している機体

※内容はすべて電撃オンライン編集部調べによるものです。

照射ビームの性能まとめ

　見た目の派手さから、バトルでの華ともいえる照射ビーム系武装。照射ビーム系の武装を使用できるプレイアブル機体は記事作成時までに実装された185機中113機と、なんと約3分の2にものぼります。

　そこで、今回は本作に登場する照射ビーム系武装の性能（射線を操作できるか・爆風の有無）をまとめてみました。

　調査するうえでは、照射ビーム系武装を“複数回敵にヒットし、発射地点から着弾点までヒット判定が発生し続ける武装”として定義。下記のものは対象外としました。

“照射ビームの性能まとめ”の目次

• 3000コスト編
• 2500コスト編
• 2000コスト編
• 1500コスト編

3000コスト編

フルアーマーZZガンダム、サザビー、V2ガンダム、ゴッドガンダム

ウイングガンダムゼロ、ウイングガンダムゼロ（EW版）

トールギスIII、ガンダムDX、ガンダムヴァサーゴ・チェストブレイク、∀ガンダム、ターンX

デスティニーガンダム、ストライクフリーダムガンダム、ダブルオーガンダム、リボーンズガンダム、ダブルオークアンタ

ガンダムサバーニャ、ガンダムハルート、フルアーマー・ユニコーンガンダム、ユニコーンガンダム、バンシィ・ノルン

シナンジュ、ガンダムAGE-FX、ガンダムレギルス、Ex-Sガンダム、Hi-νガンダム

ナイチンゲール、Ξガンダム、ペーネロペー、クロスボーン・ガンダムX1フルクロス

ホットスクランブルガンダム、ダブルオークアンタ フルセイバー、ダブルオーガンダム セブンソード/G、エクストリームガンダム type-レオスII Vs.

2500コスト編

ジオング、百式、ZZガンダム

ゴトラタン、シャイニングガンダム、ガンダムXディバイダー

ガンダムX、ゴールドスモー、フリーダムガンダム、パーフェクトストライクガンダム、インパルスガンダム

レジェンドガンダム、インフィニットジャスティスガンダム、アカツキ、ストライクノワール、ケルディムガンダム

アリオスガンダム、ラファエルガンダム、ブレイヴ指揮官用試験機、バンシィ

ガンダムAGE-2ダブルバレット、ガンダムAGE-3、ガンダムAGE-1 フルグランサ、ゼイドラ

フォーンファルシア、G-セルフ、ガンダム試作3号機、フルアーマー・ガンダム、クロスボーン・ガンダムX2改

ファントムガンダム、アストレイレッドフレーム（レッドドラゴン）、アストレイブルーフレームD、ハイペリオンガンダム、ライトニングガンダムフルバーニアン

スターウイニングガンダム、エクストリームガンダム エクリプス-F、エクストリームガンダム ゼノン-F

エクストリームガンダム アイオス-F、エクストリームガンダム type-セシア エクセリア、騎士ガンダム

2000コスト編

ガンダムMk-II、メッサーラ、ガブスレイ、ハンブラビ

キュベレイMk-II（プル）、ヴィクトリーガンダム、ゲドラフ、ガンダムマックスター、ドラゴンガンダム

ノーベルガンダム、ベルティゴ、ストライクガンダム、ブリッツガンダム、フォビドゥンガンダム、ガイアガンダム

ストライクルージュ（オオトリ装備）、ガンダムエクシア、ガンダムデュナメス、ガンダムヴァーチェ、ガンダムキュリオス

ガンダムスローネドライ、クシャトリヤ、ローゼン・ズール、ガンダムAGE-1

ファルシア、G-アルケイン（フルドレス）、モンテーロ、マックナイフ（マスク機）、ガンダム試作1号機フルバーニアン

アストレイレッドフレーム、アストレイブルーフレームセカンドL、ビルドストライクガンダム（フルパッケージ）、ガンダムX魔王

1500コスト編

マラサイ、リ・ガズィ、ライジングガンダム、デュエルガンダムアサルトシュラウド、バスターガンダム、G-ルシファー

オールレンジ攻撃武装に発生する特殊な挙動

　ファンネル、ビット、ドラグーンといったオールレンジ攻撃を行う武装には、独特の挙動が発生したり、他の武装の性能に変化をおよぼしたりすることがあります。特殊な挙動中には、戦況にかかわるような重要な動作もあるので気を付けておきましょう。

一部の行動による回収動作

　オールレンジ攻撃武装における特殊な挙動の中で、もっとも多い動作が特定の動作による強制回収です。

　できる限り避けたい現象ですが、“素早く回収してリロード短縮”、“ある程度の攻撃を当ててから、わざと回収してコンボ続行”といったテクニックもあり、一概にデメリットとは言えない現象です。

　該当機体はあくまで一例です。

主な該当機体
νガンダム（フィン・ファンネルバリア使用）
ターンX（ブーストダッシュ）
Ex-Sガンダム（変形、バーストアタック）
Hi-νガンダム（バーストアタック）
ナイチンゲール（バーストアタック、射撃CS、特殊射撃、特殊格闘、後方向レバー入力時格闘攻撃射撃派生、バーストアタック）
ホットスクランブルガンダム（チャージ射撃、特殊射撃、特殊格闘、後格闘射撃派生、バーストアタック、変形）
キュベレイ（バーストアタック）
アカツキ（シラヌイ装備）（ドラグーンバリア【自機】/【僚機】、オオワシ装備に換装、バーストアタック）
フォーンファルシア（Xラウンダー開放形態）（フォーンファルシアバトン【照射】、バーストアタック）
アストレイブルーフレームD（シペールソード【斬り】、バーストアタック）
ベルティゴ（バーストアタック）

他の武装の性能変化

　オールレンジ攻撃武装を使用すると、一部の機体は武装性能が変化します。基本的には、発射されるビームの本数の減少など、デメリットの面が大きいです。

　なお、“カリドゥス【照射】”、“フルバーストモード”の本数が増えるストライクフリーダムガンダムのみ、メリットの要素を備えています。

　該当機体はあくまで一例です。

主な該当機体
ストライクフリーダムガンダム（カリドゥス【照射】/フルバーストモードの本数が変化）
フルアーマーユニコーンガンダム（第三形態）（使用時、ビーム・マグナム使用時の前方向への射撃ガードが消失）
ガンダムAGE-FX（ガード時の性能が変化）
レジェンドガンダム（一斉射撃の照射ビームの本数変化）
アカツキ（シラヌイ装備）（一斉照射の照射ビームの本数変化）
Gルシファー（スカート・ファンネル使用後、武装が変化）

機体の状況による性能変化

　機体によっては、EXバーストをはじめとした状況の変化により性能が変化します。こちらは、前述した2つの現象と異なりメリットの面が大きいので、積極的に活用していきましょう。

　該当機体はあくまで一例です

主な該当機体
νガンダム（EXバースト）
ダブルオークアンタ（クアンタムバースト使用）
ガンダムハルート（マルートモード発動）
Hi-νガンダム（EXバースト）
キュベレイMk-II（プル）（ニュータイプ能力、ファンネル【最大射撃】）
キュベレイMk-II（プルツー）（ファンネルモード、スーパーファンネルモード）

ロックオンしている機体との距離による性能変化

　オールレンジ攻撃武装の中には、ロックオンしている機体との距離によって攻撃内容が変化するものがあります。

　この挙動は、オールレンジ攻撃を行う端末それぞれに個別に起きるため、端末ごとに異なる攻撃を行うというケースも起こります。

主な該当機体
デスティニーガンダム（レジェンドガンダム 呼出）
G-セルフ（パーフェクトパック）（トラック・フィン）
レジェンドガンダム（突撃ビーム機動砲【ビームスパイク】/【ビーム砲】）

攻撃を行う端末の限界個数

　機体によっては戦場に存在できるオールレンジ攻撃武装の限界個数が決められている場合があります。

　1度の攻撃で複数の攻撃端末を発射するアルケーガンダムやクシャトリヤが特にわかりやすく、限界個数に達しているとEXバーストなどで即座にリロードを行っても発射できなくなってしまいます。

　攻撃チャンスを逃してしまったり、ピンチに陥ってしまうこともあるので注意しましょう。

　該当機体はあくまで一例です。

主な該当機体
アルケーガンダム
クシャトリヤ
キュベレイMk-II（プルツー）
ベルティゴ

防御を目的とした武装の性能

　νガンダムのフィン・ファンネルバリアやガンダムヴァーチェGNフィールドなど、武装の中には敵からの攻撃を防ぐことを目的としたものが存在します。ここでは、防御を目的とした武装を、防げる攻撃の範囲ごとに紹介します。

すべての攻撃を防ぐ武装（被弾による耐久値減少ナシ）

　発動している間はあらゆる攻撃を防ぎ、被弾しても耐久値が減ることのない、まさに無敵のバリアです。

　その特性を利用して、相手の格闘武装やスキの大きい武装にあわせて使用しカウンターを決めるといった運用も可能なので、相手をする際は注意が必要です。

該当機体（武装）
ラファエルガンダム（GNフィールド）
ハイペリオンガンダム（アルミューレ・リュミエール）
ガンダムヴァーチェ（GNフィールド）

すべての攻撃を防ぐ武装（被弾による耐久値減少アリ）

　発動している間はすべての攻撃を防ぎますが、被弾により耐久値が減少していくタイプの武装です。また、ギャン、ガンダムデュナメス、アレックス以外は時間経過でも耐久値が減少します。

　あらゆる攻撃を防ぐという点では心強いですが、照射ビームや爆風を伴う武器など、連続してダメージが発生する武器とはいささか相性が悪いので過信は禁物です。

該当機体（武装）
ダブルオークアンタ（GNソードビット【GNフィールド】）
ガンダムサバーニャ（GNホルスタービット【自機】/【僚機】）
ダブルオーガンダム セブンソード/G（GNバスターソードII【GNフィールド展開】）
ケルディムガンダム（GNシールドビット【自機】/【僚機】）
エクストリームガンダム type-セシア エクセリア（シールドビット【自機】/【僚機】）
ギャン（シールド構え/シールド部分のみ）
ガンダムデュナメス（GNフルシールド/シールド部分のみ）
アレックス（チョバムアーマー）

射撃による攻撃を防ぐ武装

　射撃による攻撃ならば実弾でもビームでも防いでくれる武装です。格闘による攻撃が得意でも、けん制やコンボの始動に射撃による攻撃を行うという機体は多いため、攻めにも守りにも心強い武装です。

　しかし、格闘による攻撃は防げないため、ゴリ押しして格闘コンボを決めようとしたら逆に格闘を受けてしまった……ということにならないよう注意が必要です。

該当機体（武装）
νガンダム（フィン・ファンネルバリア）
ガンダムデスサイズヘル（EW版）（アクティブクローク）
アカツキ（ドラグーンバリア【自機】/【僚機】）
ファントムガンダム（Iフィールドの嵐/ファントムライト/二段階強制放熱モード）
スターウイニングガンダム（SDモード）（スターファンネル【ガードビット（自機/僚機）】）
アッガイ（ダリル搭乗）（フリージーヤード）
ライジングガンダム（ライジングシールド）

ビーム射撃のみ防ぐ武装

　ビームによる射撃武装のみを防いでくれる武装です。ここまで防げる武装が限定的になると、お守り程度の気持ちになりますが、大抵の機体はビームライフルなどのビームによる射撃武装を装備しているので、まったく機能しないというケースは稀です。

　また、出撃時から発動（装備）している機体が多い（クロスボーン・ガンダムX1フルクロス、クロスボーン・ガンダムX1改、クロスボーン・ガンダムX2改）という点も大きな特徴です（コストオーバー時を除く）。

該当機体（武装）
G-セルフ（パーフェクトパック）（リフレクターモード）
クロスボーン・ガンダムX1フルクロス（フルクロス）
G-セルフ（リフレクターパック）（リフレクター）
クロスボーン・ガンダムX1改（ABCマント）
クロスボーン・ガンダムX2改（ABCマント）

誤射が発生しない武装

　パートナーへ誤射してしまうと、コンボの中断や敵からの反撃といったリスクが発生してしまうので、攻撃範囲の広い武器や敵とパートナーの距離が近い状態では、攻撃をためらいがち。しかし、本作には味方への誤射が発生しない武装が存在します。

　ゴールドスモーの“シルバースモー呼び出し”やローゼンズールの“サイコジャマー”といった範囲のせまいものから、プロヴィデンスガンダムの“ドラグーンシステム【ビームカーテン】”、クシャトリヤの“ファンネル（前・横方向レバー入力時）”、アストレイブルーフレームD“ステルスドラグーン＆ビームキャノンドラグーン”といった範囲の広いものなど、さまざまな武装があります。

　こうした武装は誤射を恐れず発射できるだけでなく、格闘が得意な機体に襲われた味方を助ける際にも有効なので、覚えておくとよいでしょう。

武装のみが出演している機体

　機体ごとのアクションへのこだわりが強い本作には、各機体の印象的なアクションが再現された結果、なんと武装としてのみ出演しているというかなりレアな機体が存在します。本項では、そんなレアな機体たちを参戦作品順に紹介します。

　使用頻度や演出からわかりやすい機体から、作品や機体のファンでないとわからない機体までさまざまなので、余裕がある時にはぜひチェックしてみてください。なお、選定基準は下記の3点です。

メビウス

　レイダーガンダムのバーストアタック“核ミサイル”で、本機体が発射したと思われる核ミサイルが出演します。

　なお、ウィンダムというMSもこの形状の核ミサイルを使用していますが、レイダーガンダムと一緒に登場したシーンがないため、今回は除外しました。

ジェノアスOカスタム

　フォーンファルシア使用時の敗北リザルト画面に、ビームサーベルが出演。本機体を使用するorパートナーに選択し敗北するという条件から、人によって見る頻度が大きく変わる機体です。

ダナジン

　ガンダムAGE-3オービタルの後方向レバー入力時格闘で、本機体が使用したMS鹵獲用のネットが出演。外付けの武装かつ、ネットというかなり地味な武装ということもあり、気づかなかった方も多いのでは？

ヘルムヴィーゲ・リンカー

　ガンダム・バルバトスルプスのEXバースト中特殊格闘派生やEXバースト中に勝利した際のリザルト画面で本機体の武装・ヴァルキュリアバスターソードが出演。EXバースト限定の派生ということもあり中々レアな機体＆武装です。

ガンダムローズ

　ガンダムマックスターの格闘CS“ローゼスビットマグナム”で、本機体の武装・ローゼスビットが出演。1回の出撃につき1発しか使えない武装ですが、性能が優秀なこともあり、見る機会が多い武装です。

ゼウスガンダム（『ガンダムビルドファイターズ』）

　ガンダムX魔王の通常・横方向レバー入力時格闘後方向レバー入力時派生で、『ガンダムビルドファイターズ』に登場した“ガンプラ”のゼウスガンダムが使ったオリジナルウェポンのハンマーが登場。

　選定基準的には怪しいところですが、多数の機体が使ったわけではないので採用。ちなみに、本来のゼウスガンダムが使う“イカヅチハンマー”とはフォルムが異なります。

ジェット・コア・ブースター

　そもそも機体そのものは画面に登場するので、選定基準としてかなり怪しいところではあるのですが、“武装としてのみ出演している”ため採用しました。

　グフ・カスタムの特殊格闘“ヒート・ロッド【上空】”で一瞬のうちに登場し、そして爆散します。使い方によってはほとんど目に映らないので、アクションの全容をつかめていないかった人もいるのではないでしょうか。

バクゥ戦術偵察タイプ

　アストレイレッドフレームの通常格闘、ブーストダッシュ格闘前方向レバー入力時派生や特殊格闘の他、ドレッドノートの横方向レバー入力時特殊格闘“アストレイレッドフレーム 呼出”で、本機体のビームサーベル（というか頭部）が出演。

　ラゴゥのアシストとして登場する通常タイプとは異なるかなりマニアックな機体です。プレイ中は使用機体を後ろから見る形になるため、自機として捜査するよりも対戦相手として登場した時のほうが確認しやすいかもしれません。