この弟系草食男子を装った喰いまくりのリア充野郎が!(ヨナ)【軌跡シリーズ名言集】
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- Zenon
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日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。
本記事で紹介するのは、『零の軌跡』『碧の軌跡』に登場するキャラクターの1人、ヨナ・セイクリッドのセリフ。ちょっと生意気で素行に問題もある人物ですが、その腕はロイドたちも頼りにするところ。今回は、そんな彼の名言(迷言)を紹介してまいりましょう。
※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
この弟系草食男子を装った喰いまくりのリア充野郎が!(ヨナ)
●第3章 クロスベル創立記念祭(英雄伝説 零の軌跡:改)
ヨナは導力ネットワークの開発に力を入れている、エプスタイン財団所属のハッカー少年です。とある事情で財団を出奔した彼はクロスベルへ流れ着き、お得意のハッキング技術を生かして様々な情報をネットの海からあさっては売買する“情報屋”を営んでいました。
ロイドたちとは《銀》の依頼がもとで面識を持つことになるのですが、その後もなんだかんだと情報屋として協力する間柄に。
そして時は七耀暦1204年4月、クロスベル自治州・創立70周年記念祭が開かれているその最中に、ロイドたちはヨナから呼び出しを受けます。
とはいえお祭りの警備で忙しいので、協力するのはロイドとティオの2人のみ。具体的にはメインハッカーのヨナ、追い込み担当のティオ、ティオを別のジオフロント端末まで護衛するロイドという役割分担です。
そしていよいよ作戦開始。餌(情報)に釣られた《仔猫》を2人がかりで追跡するという情報空間のバトルを、視覚的に表現したムービーが印象的でした。
しかし、それでも《仔猫》の掌の上だったと知り、悔しさのあまりジタバタするヨナ。そんな彼に「せっかくの記念祭なんだからデートでもしてきたらどうだ?」とロイドは軽くイジります。そこで飛び出したのが、今回の名言(迷言)となります。
「この弟系草食男子を装った喰いまくりのリア充野郎が!」
これはヨナらしいスラングの組み合わせで、端的に言えば「恋愛に興味ない振りしながら、実際はたくさんの女の子と関係を持っている、デートしまくりのネットとは無縁の男が!」って感じでしょうか。うん、長いですね(笑)。
でも大体のニュアンスはそんな感じで、導力ネットの生活に重きを置くヨナにとって「外に出て女の子とデートでもしてくれば?」なんて言葉は非常に受け入れがたいものだったんでしょう。
さて、こうして切り抜くと、本当にヨナの言葉は“不当な中傷”だったのか、わからなくなってきましたね(笑)。言われるだけの前科はあると思いますが、中傷というのは妥当かどうかなんて本人にしか判断つきませんから。
一応ロイドくんを弁護しておくと、この時点で“特別な深い仲”になっている女性はいないので、“喰いまくり”というスラングには“不当”なニュアンスが込められているかもしれません。
はい、というわけで今回はヨナの名言「この弟系草食男子を装った喰いまくりのリア充野郎が!」をお送りしました。ヨナの名言といえば真っ先に思い浮かんでしまうのがこのセリフ。じつはヨナって意外とすごい人物なのですが、どうしても影が薄いのが可哀想なところです。
まぁ、声をかければすぐに友人や女の子が集まるようなリア充から、“お祭りデート”なんて一生分の勇気を振り絞って行くような一大イベントへ、かる~く「行って来いよ」なんて言われた日には、感情的にキレてわめき散らしたくなる気持ちもわかります。わかりますよ……ヨナ!
シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらをピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!
※画面はPS4『英雄伝説 零の軌跡:改』と『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』のものです。
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