海外ドラマ好きにオススメの『State of Survival(ステサバ)』先行プレイレポ。ゲーム内容やシステムを紹介
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- sexy隊長
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2019年にリリースされるや全世界で9000万ダウンロードを突破した、アプリ『State of Survival(ステサバ)』がついに日本上陸します。
本作の舞台は、謎の疫病による厄災が発生し、世界は変異したゾンビ(アンデッド)によって荒廃した世界。その荒廃した世界で、仲間を見つけて、ともに生き抜き、物資を見つけるというサバイバルを繰り広げます。それだけではなく食糧生産、技術開発、軍事研究など可能です。
特徴の多い『State of Survival(ステサバ)』の序盤を中心に、ゲーム内容を紹介していきます。
『ステサバ』はどんなゲーム!?
本作を簡単に説明すると、“終末もの”であり、“ゾンビ系”であり、“4Xストラテジー”であり、“タワーディフェンス”であり、“ドラマティック”であるという、海外ドラマのゾンビタイトルの魅力を体験できるタイトルとなっています。
ゾンビを爽快に倒していく作品は多々ありますが、本作は戦略的にゾンビを倒したり、はたまた驚異から身を守るために町を構築したりといったタイプのゾンビサバイバル作品になっています。
「ゾンビサバイバルを楽しみたいけどアクションは少し苦手」という人や、「終末ものの世界観にどっぷりと浸かりたい!」という人にピッタリの作品だと思います。
まるで海外ドラマのようなストーリーを楽しめる!
謎の病原体が蔓延する世界。病原体に侵された者は“アンデッド”となり人々に襲い掛かる。アンデッドの前では政府や軍も機能しなくなり、文明と秩序が崩壊し、世界は退廃していく……。
生存者は、支配者となったアンデッドから故郷を取り戻そうと必死に抗うストーリーです。
しかも、ストーリーが進むにつれ、病原体の裏に隠れた巨大企業の陰謀が判明するといった、世界の真実へと足を踏み入れていく、海外ドラマのようなストーリーを楽しめます。
このアンデッドの謎や、真実へと近づいていくストーリーがかなりおもしろいです。
ストーリーはテキストだけではなくアニメーションが展開していく場面もあるので、内容も含めて夢中になるかと。筆者は、下記で紹介するストラテジー要素と相まって、『ステサバ』の世界観にドップリとハマってしまいました。
メインとなる遊びは濃厚な4Xストラテジー!
本作のメインコンテンツは“4Xストラテジー”になります。
“4X”とはストラテジーの1つになっており、“eXplore(探検)”、“eXpand(拡張)”、“eXploit(開発)”、“eXterminate(殲滅)”といった4つのXを持っています。
『ステサバ』では、探検することでマップ周辺の未開拓の土地を開拓。開拓することで基地の領土を拡張することができ、拡張した領土では施設の建設が可能になり、素材などの開発が行えるようになります。
それらを駆使してアンデッドを殲滅していく流れになっているのです。
“eXplore(探検)”
最初は狭くて心もとない拠点ですが、周囲を探検すると未開拓の畑や瓦礫の山、アンデッドが占拠している倉庫などが発見できます。
それだけではなく、アンデッドに襲われて困っている仲間と出会うことがあり、助けると貴重な戦力になるので積極的に探検していく必要があります。
“eXpand(拡張)”
探検で開拓した土地は、瓦礫を撤去すれば領土になり、アンデッドが占拠している倉庫は戦闘して勝利すると領土にすることができます。
領土を拡張すると、病院や兵士たちの訓練所を建設できるようになり、拠点がどんどん大きく住みやすくなっていき、拠点内でできることがどんどん増えていくので非常に楽しいです!
そのため、どんどん探検をして、どんどん領土を拡張していくのが本作の肝です。が、拡張以外にも自陣の本部の強化や倉庫の強化といった拡張要素も楽しめます。
“eXploit(開発)”
建設できる建物の中には、農場、木材所、製鉄所、製油所など素材が開発できものがあります。それだけではなく研究ラボが存在して、部隊の強化や建設速度の強化などに関する軍事研究、技術開発ができます。序盤も大事ですが中盤以降、この開発が一番重要になってきます。
“eXterminate(殲滅)”
上記の通り、アンデッドから領地を奪い返し、基地を拡張して新たな脅威に備える流れなので、基本的にはアンデッド殲滅をし続けることになります。
アンデッドとの戦闘は“タワーディフェンス”方式になっています。
「ストラテジー作品はやることが多そうで難しそう……」というイメージを持っている人もいると思います。本作は“倉庫の探索をクリア”、“農場を2つ建設”といった任務が発生し、それをクリアするとストーリーが進んでいきます。
ストラテジー要素もストーリーも両方集中して楽しめるので、そのため初心者の人は、ストラテジーのやり方やおもしろさを学びながらストーリーを進められます。ゲームシステムに慣れている人でも「3日ぶりに起動したけど……何している最中だっけ?」といったことが防げます。
初心者でも楽しめるタワーディフェンスバトル
戦闘はタワーディフェンスバトルになっています。正しくは、リアルタイムPTB(パンデミック・タワーディフェンス・バトル)という名称になっており、「タワーディフェンスをプレイしたことがない!」、「タワーディフェンスが苦手!」という人でも爽快にプレイできるシステムになっています。
本作のタワーディフェンスは、プレイヤーは3人のヒーローと呼ばれる仲間を配置して、アンデッドを迎撃するというオーソドックスなシステムになっています。
ヒーローは、それぞれ遠距離攻撃可能なマシンガンや近接戦の刀といった個性豊かな武器やスキルを持っているので、どのように配置するか? いつスキルを使うか? といった戦略でアンデッドを殲滅していきます。
ヒーローを配置する場所は限定的なので、リアルタイムであれこれいろいろなところに配置して随時使うというよりも、どのヒーローを選ぶかや、どのタイミングでスキルを使用するのかがポイントになってきます。そのため、初心者でも落ち着いて対処できるかと。
各ヒーローのレベルを上げて強化すると戦闘がかなり楽になりますが、ヒーロー管区という施設のアップグレードが必要になってくるのがもどかしい! それと同時にタワーディフェンスとストラテジーのどちらかだけ特化しても進められないゲームバランスが絶妙です。
登場するヒーローを紹介!
七海(声優:上坂すみれ)
近接攻撃である“居合”を使うキャラクター。父親は居合の道場主であり、2人の兄もさまざまな武道を嗜んでいる。
厄災の後、彼女はしばらく1人で行動していたが、離れ離れになった家族を探している。
サージ(声優:杉田智和)
遠距離攻撃である“マシンガン”や“砲塔”を使うキャラクター。かつて米海兵隊の三等軍曹を務めていたが、規律違反の密輸行為を現行犯で見つかり部隊を除名処分される。
その後、旅行会社に再就職するも世界が大混乱に陥れられたことにより、軍人としての戦闘技術が再び輝き始める。
マディ&フランク(声優:高橋李依)
“クロスボウ”と“愛犬フランク”を使うキャラクター。マディは元軍人のサージをはじめ、仲間たちから射撃の技術を学んでおり、その腕前は一人前のスナイパー級。
そしてアンデッドの頭を簡単に噛み砕く強さを持つ愛犬のフランクを使い遠距離攻撃の“クロスボウ”と近距離攻撃の“愛犬フランク”といった二段構えでアンデッドを撃退する。
マルチ要素を楽しめる同盟チーム!
同盟(ギルド)を組むことでマルチプレイが楽しめます。相互支援をして施設のアップグレードの手助けや、アイテムを贈り合いはもちろん、巨大なアンデッドに同盟の仲間とともに挑んだり、他の同盟チームと領土を奪い合う陣取り合戦に参加したりといった、マルチプレイを楽しむことができるのが最大の特徴!
同盟は広大なワールドマップを使用するので、ソロプレイとはまた違った楽しみが得られます。同盟に入っておいて損することはないので、同盟に加入して世界を統治してください。
ゲーム性、シナリオ、キャラクターどれも魅力的!
ヒーローとの出会いを通して、一緒にアンデッドと闘い、ともに世界の真実に迫るストーリーが魅力。特にゲーム内で発生するミッションをクリアするとメインストーリーとは違った、各キャラクターの生い立ちや、この世界での目的などといったキャラを掘り下げたサブストーリーが展開するので、そちらも注目してほしいです!
ストラテジーをプレイしたことない人、タワーディフェンスをプレイしたことない人でも序盤から楽しめるように作られたゲーム性。システムに慣れている人、好きな人でものめり込んでプレイできる奥深さを兼ね備えたゲームバランスは秀逸!
本記事で紹介した内容は、序盤のほんの一部しか紹介できていません。1カ月ぐらいで遊び尽くすことは不可能で、数カ月や何年も楽しめる作品になっていると感じました。アンデッドにまみれた世界観ですが、ある意味スローライフな作品なのかもしれません。
ちなみに筆者のお気に入りの部分は、基地の本部のスキン変更ができるところ。スキンのおかげで自分だけの基地感が出るのはかなりうれしいです!
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