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バトロワゲームを勝ち抜くなら…最新ゲーミングスマホ『Black Shark 4』レビュー【澤田屋ガジェット本舗】

澤田真一
公開日時

 ブラックシャーク科技ジャパンが、8月からゲーミングスマホ『Black Shark 4』の販売を開始しました。

 スマホを使ったオンラインゲームは、今や大会も開催されるほどの人気コンテンツです。しかしゲームが一競技である以上、スマホ自体もより高性能かつ高機能でなければなりません。『Black Shark 4』は、まさに「勝つためのゲーミングスマホ」。高スコアを上げるための環境を実現します。

 今回は『Black Shark 4』の試供品が届きました。早速試してみましょう。

驚きの臨場感!

 実は筆者はネットイース制作の『Rules of Survival』というバトロワゲームのプレイヤーです。合間合間に仕事をサボって遊ぶのですが、あるシーズンではいつの間にか日本ランキング35位になったことも。

 もっとも、これには事情があります。『Rules of Survival』は新興国で人気のタイトルですが、日本ではあまりアクティブユーザーがいません。同じネットイースの『荒野行動』よりも国内ランキングで上位を狙いやすい、ということです。

 それはさておき、アプリをインストールしてプレイしてみます。

 まず驚いたのが、まるで「ドンッ」とその世界に滑り込んでしまったかのような臨場感。6.67インチサイズのディスプレイがそうさせている……というよりも、最新世代のSamsung E4 AMOLEDが素晴らしい世界をそこに再現させていると書くべきでしょうか。まるで1枚の絵画のようです。

 そして、中央のエイムとその奥行をはっきり目視することができます。目に映った敵との距離感を把握でき、エイムをピタリと合わせることが容易になります。

 てか、これ凄くないか!?

スコープはいらない?

 『Black Shark 4』のプレスリリースには「没入型ゲーム用のプレミアムディスプレイ」と書いてありましたが、それは決して誇張ではないということを確認しました。

 『Rules of Survival』は、敵の足跡がアイコンとして視覚表示されます。近くで誰かが歩いていると、その方向に足跡アイコンが浮かんでくるという仕組みです。それを素早く追って敵を発見し、エイムを重ねて発射。コンマ1秒を争う動作です。また、遠距離からの狙撃を要する場面もあります。それらの展開でモノを言うのは、運と技術とスマホの性能。

 『Black Shark 4』を使えば、スコープなしで数百m先の敵を狙撃するプレイもかなり簡単になります。これってもう、スコープ拾わなくたっていいんじゃないか!?

 なお、このスマホはWi-Fi6対応機種。より高速かつ安定した回線下でプレイに臨むことができます。筆者が『Black Shark 4』を使っている最中、回線速度で難儀するということは一度もありませんでした。このあたりの信頼性も盤石なものを持っているようです。

音響機器としても合格点

 そしてこの『Black Shark 4』ですが、普段使いのスマホとして見ても優れた性能を持っています。

 中でも筆者が「おっ!」と感じたのは、音響性能です。『Black Shark 4』に内蔵のデュアルフロントサイドスピーカーは、音質も音量も申し分ない……というより、スマホにしておくにはもったいない感じの高スペック。最大音量にしても、澄んだ水のような音質はそのままです。普通は音が割れてしまったり、聴くに耐えないほどの粗が出るものなのですが、『Black Shark 4』にそのような現象は全く見受けられません。

 オーディオ機器としても、この製品はかなり優秀ではないかと筆者は感じました。

6万円で買える「勝つためのスマホ」

 そんな『Black Shark 4』ですが、価格はいくらでしょうか。

 今回使ってみた8GB+128GBブラックは5万9,800円。……ん? 6万円以下? てっきり、優に10万円はするのではないかと思っていたので、これは少し意外です。このくらいの価格なら、今すぐにでも買っちゃおうかな……。

 趣味を越えたオンラインゲームから音楽鑑賞まで、あらゆる場面で大活躍必至の『Black Shark 4』。Glimpse、ビックカメラ.com、ヨドバシ.comの他、大型家電量販店の実店舗でも販売されています。

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