初音ミク公式VRテーマパーク“ミクランド ”を先行体験! 夏にピッタリ3つの新エリアを紹介

電撃オンライン
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 8月27日、Gugenkaとバーチャルキャストが主催するバーチャルシンガー初音ミクの公式VRワールド“MIKU LAND 2021 SUMMER VACATION”(以下、“ミクランド”)が、VR/ARサービスのVirtualCast、HoloModelsにて開園されます。

 4回目の開催となる今回は新しく3つのエリアが登場。開園に先駆けた行われた内覧会にて新エリアを先行体験することができたので、その模様をお届けします。

ミクランドとは?

 “ミクランド”は、2020年8月から会期を分けて、計3回にわたって開催されてきた初音ミクをテーマとしたVR/AR上のアミューズメントパーク。

 無料で入場可能なエリアと有料で入ることができるエリアに分かれており、800円(税込)で販売されている“MIKU LAND 2021 SUMMER VACATION 有料エリア入場パス”(以下、入場パス)を購入すれば、8月27日~31日の期間中は有料エリアを自由に出入りできるようになります。

 また、例年通りバーチャルタレントの東雲めぐが公式アンバサダーを担当。初音ミクを含むクリプトン・フューチャー・メディアのバーチャルシンガーだけではなく、東雲めぐも各エリアに登場します。

 さらに、初音ミクと東雲めぐによる共同アコースティックライブが、8月27日から8月29日までのあいだに全5回にわたって開催。

 ライブは、初音ミクがボーカル、東雲めぐがコーラス&ギターを担当し、“ミクランド”内の新エリア“マーメイドステージ”にて実施されます。

 なお、演奏中の初音ミク、東雲めぐと同一のVRライブエリア内に入場できる会場チケットの抽選申し込みは締め切られていますが、ニコニコ動画、YouTubeにて配信される定点放送内にて、5公演中1回が無料公開される予定です。

 また、バーチャルアイドル“ときのそら”とアイドルグループ“GEMS COMPANY”がスペシャルゲストとして各種イベントに登場することもアナウンスされています。

PCからはVirtualCastスマホからはHoloModelsで体験!

 “ミクランド”は、PC/スマホのどちらからでも体験することができ、PCで入場する場合は、SteamからVirtualCastをダウンロードし、SteamVR上からVirtualCastを起動する必要があります。

 VirtualCastに対応しているVR端末は以下の通り。

対応機種
・HTC VIVE
・Oculus Rift + Oculus Touch
・Oculus Quest
・Oculus Quest 2
・Windows Mixed Reality

 また、Oculus Quest、Oculus Quest 2では、PCの接続を必要としないQuest版VirtualCastを起動して“ミクランド”へ入場可能です。

 スマホからは、iOS/AndroidのAR機能を利用したHoloModels上から“ミクランド”を体験できます。

 なお、HoloModelsからの体験は、VirtualCastで入る会場に比べて制限があるうえに、端末の性能によっては正常に動作しない場合があるため、事前に特設サイトからサポートされている機種を確認するのがおすすめです。

※“ミクランド”最低動作環境の詳細ページ

■『HoloModels』

3つの新エリアを紹介!

 今回の開催期間には、”ゲート”、”スノードームイルミネーション”に加え、“マーメイドステージ”、“パラソルビーチ”、“ホラーハウス”の3エリアが新たに登場。

 ここからは内覧会用アバターを使って体験できた新エリアやイベント、VR内グッズ情報などを紹介していきます。

無料開放エリアの“ゲート”では盆踊りイベント“ミク夏音頭”が開催!

 まず“ミクランド”に入園すると、各エリアへつながる無料開放エリア“ゲート”へ到着。“ゲート”では、限定デジタルフィギュアやアバター用アクセサリーなどを間近で見て購入することが可能です。

 “ゲート”以外は有料エリアとなっていますが、VR空間上で持ち歩ける入場パスを購入すれば、すべての有料エリアに入れるようになります。

  • ▲初音ミクのイラストが描かれた入場パスは、VR空間内で持てる手提げ袋のような形状となっています。

 ほかにも、夏をイメージしたグッズが数多く登場し、“ゲート”内の雰囲気に沿った、うちわ、火花が出る手持ちVR花火、発光色を切り換えられるバーチャルスティックライト、頭部に装着できるヘアアクセサリーなどが販売されます。

  • ▲うちわに描かれているのは、2021年の夏衣装に着替えた“ミクランド”の初音ミク。

  • ▲花火は、強めの火花が出る手持ち花火と線香花火など、いくつかの種類が登場します。

  • ▲バーチャルスティックライトは、任意で何種類もの色を切り換えることができます。

  • ▲ヘアアクセサリーは、頭部に付けたまま自由に動くことが可能です。

 また、“パラソルビーチ”エリアの雰囲気に沿った開閉可能なビーチパラソル、実際に叩いて割れるスイカ割りセット、肩に装着できるスクールバッグなども購入できます。

  • ▲ビーチパラソルにも、夏衣装の初音ミクが描かれています。

  • ▲スイカ割りセットを購入すると、セット内容に含まれている枝木を使って、スイカを割ることが可能。

  • ▲“パラソルビーチ”では、ソングライターみきとP氏による『少女レイ』が会場BGMとして流れます。ミュージックビデオ内で象徴的なスクールバッッグも“パラソルビーチ”に関連したグッズとして販売されます。

 さらに、初音ミク、東雲めぐがそれぞれ今回の夏衣装を着たデジタルフィギュアも販売。ひとつのデジタルフィギュア内に複数のポーズが用意されており、店頭で実際にポーズを変えて購入を検討することも可能です。

 今回、紹介したグッズの詳細と価格は以下の通りとなっています。

紹介グッズ一覧(すべて税込価格)
・『MIKU LAND 2021 SUMMER VACATION 有料エリア入場パス』800円
・『納涼うちわ(MLVモデル)』300円
・『手持ち花火(MLVモデル)』500円
・『線香花火(MLVモデル)』500円
・『バーチャルスティックライト(MLVモデル)』500円
・『SUMMER VACATIONヘアアクセサリー』800円
・『ジャンボビーチパラソル(MLVモデル)』500円
・『スイカ割りセット』1000円
・『「少女レイ」スクールバッグ』700円
・『初音ミク-SUMMER VACATION 2021版』4950円

 一方“ゲート”内では、グッズの販売に加えて、初音ミクたちバーチャルシンガーと東雲めぐによって“ミク夏音頭”が開催。

 “ミク夏音頭”が始まると“ゲート内”中央の巨大な初音ミクが鎮座するやぐらのまわりでバーチャルシンガーたちが盆踊りを始めます。


 “ミクランド”開園前から、盆踊りの振り付け講座の動画が公開されているため、視聴しておけばいっしょに踊って夏祭り気分を味わうこともできそうです。

人魚姿の初音ミクと東雲めぐに会おう!

 今回の新エリア“マーメイドステージ”、“パラソルビーチ”は、コンセプトとしてつながりのあるエリアとなっています。

 “マーメイドステージ”は幻想的な海中をモチーフとしたエリアになっており、“マーメイドステージ”の海中から浮上することで、リゾート地のような砂浜を模した“パラソルビーチ”にたどり着くというコンセプトになっているそうです。


 また、“マーメイドステージ”では、まらしぃ氏による楽曲『満開ダイビング / まらしぃ feat.初音ミク』が会場BGMとして採用されています。

 そんな夏らしいふたつのエリアには、VRのオブジェとして人魚姿の初音ミクと東雲めぐが登場。

  • ▲“マーメイドステージ”では、エリア中央のきらびやかな鉱石が並んだ地帯に、人魚姿の初音ミクと東雲めぐが出現。

 さらに“マーメイドステージ”では、エリア内をぐるりと見渡すように動く潜水艦へ乗り込むこともできます。

 潜水艦に乗っているあいだは、東雲めぐによるナレーションが流れ、“マーメイドステージ”に関する話を聞くことが可能です。

 “パラソルビーチ”は、名前通りいくつものビーチパラソルが並ぶエリアで、VR時間内で昼と夕方に変化するため、異なるふたつの風景を楽しめます。


 加えて、夕方になった“パラソルビーチ”では、海にせり出したエリアの先に人魚姿の初音ミクと東雲めぐが出現。海上で仲むつまじく話すふたりの姿を目にすることができます。

“ホラーハウス”でお化け屋敷ような恐怖体験を!

 “ホラーハウス”は、独自の雰囲気とアドベンチャー要素が詰まった特殊なエリア。

 海をモチーフとした“マーメイドステージ”、“パラソルビーチ”も夏らしいエリアに仕上がっていましたが、“ホラーハウス”ではVRならではの肝試しを体験できます。

 そんな“ホラーハウス”の舞台となるのは、“ミクランド第三倉庫”という、いかにもいわくありげな建物で、エリアに入ると“ミクランド第三倉庫”の屋外に到着します。

 そして、中に入ると“ミクランド”の鍵を倉庫内に落としてしまったラビット・ユキネのため鍵探しを手伝うことに。

 なお、“ミクランド第三倉庫”の入り口では、VR懐中電灯“ライトVCI”が無料で販売されており、ライトをかざすことで倉庫内に仕掛けられたギミックを体験することができます。

 たとえば、警備ロボットが倒れているような怪しい場所にライトをかざせば、その状況を文字情報で確認できたり、新聞や調査報告書に光を当てれば、その内容を読み取ることが可能です。

 倉庫内を進んでいくと、倉庫で何が起きていたのか、アドベンチャーゲームのように真相へ迫っていく一方で、数々の恐怖にも襲われるため、新エリアの中でもひと際印象深い場所となっています。

 以上が内覧会で体験できた2021年夏の“ミクランド”新エリアの内容となります。

 過去に開催されてきた“ミクランド”以上に季節感のある内容となっていたので、気になっている方は、ぜひ無料開放の盆踊り会場だけでも訪れてみてください。

■『HoloModels』

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