男勝り、だけど実は乙女なところもあるボクっ娘。そんなキナコの姿に胸が高鳴るッ！【メシアガール日記＃7】

　EXNOAから配信中のPC・スマホブラウザ向け新作シミュレーションRPG『救世少女メシアガール』。

　元勇者が腹ペコな美少女たちにごはんを振る舞って世界を救う……いろいろな意味で新しいゆるふわなシミュレーションRPGな本作のプレイ日記をお届けしていきます！

　今回は亡き父の遺志を継いで、世界最強を目指している武芸者“キナコ”をピックアップして紹介します！

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キナコ（声優：成瀬未亜）：強い言葉の裏に隠れた優しさや女の子らしさ……そんなギャップが最高に可愛い！

　今回もまずはキナコについて軽くご紹介を。彼女は今は亡き自分の父親の意思を継いで、世界最強を目指している武芸者の女の子です。性格はボーイッシュな見た目通り少し言葉が強めなボクっ娘と刺さる人にはグッとくる属性が盛られているヒロインです。

　主人公との出会いは他の子と比べるとかなり早いもので、とあるきっかけで選ばれた者しか訪れることができない楽園にタンタンと共に足を踏み入れたことで主人公たちと出会うことになります。

　出会いはピンチから始まりましたが、結論から言えばキナコたちは救世主候補に選ばれたので、主人公たちの仲間に！　と言う感じです。

　それから少しの時間が経ち、メインストーリーでのちょっとした出来事を経てキナコと主人公の関係は武芸を師事するものと教えるものとしての関係に変化します。

　すでにキナコは主人公が憧れの勇者さまだと知っているからか、それまでの口調や態度が改まり、敬語＆素直に主人公の課す修行を真面目にこなしている様子が描かれています。

　しかしキナコの様子をよく観察してみると主人公へはあまり目を合わせず、何処かよそよそしく見えます。……それもそのはずで、今まで美味しいごはんを作ってくれて気安く接していた人が自分の憧れの相手だったとか、どう接していいか分からなくなるのも頷けますよね。

　ただその辺りの居た堪れなさも焦らずにじっくりと話し合ったり、美味しいものを振る舞ったりしているうちに解決。より深い信頼を得た主人公でしたが、一方でキナコの方は別の感情を覚え始めたようでした。

　鍛錬や食事を経て、主人公がいかに自分を見てくれているかに気づいて喜ぶこの表情や声音……少し前までの信頼や尊敬からくるものとは明らかに違うこの情景描写に、私の中のボルテージは上りっぱなしでした。

　とは言え、キナコちゃん自身はまだこの好意がLikeかLoveか判断できていないようで、この先の進展に期待です……！

初めての感情に戸惑い、悩む……そんな姿が尊いのですッ！

　主人公との触れ合いを通じて自分の中に生まれた感情に翻弄されるキナコ。そんな彼女の初めてが可愛らしく描かれたイベントをひとつピックアップして紹介させていただきます。

　そのイベントでは、ちょっとした事故で主人公が氷室に閉じ込められてしまい、意識を失ってしまいます。そんな彼を発見したキナコが主人公を救出するために抱き起こそうとしますが、その身の寒さからか無意識にキナコの胸へと崩れてしまいます。

　凍える主人公を暖めるためにぎゅっと抱きしめてくれるキナコでしたが、その内心では女の子の悩みが生まれていました。それは他の子と比べた自分の胸の大きさ……何と言いますか、みさおちゃんやタンタンと比べると少しアレな話で。

　これまでは自分の身体で特にコンプレックスがあるような発言がなかったキナコが明確に主人公へ自分のことを意識してほしい、そう無意識に思っていることがうかがえるシーンとなっています。

　今まで異性に対して友達以上の感情がなかった女の子が、一転していく様子が本当に尊くて良い。個人的に普段は男勝りで度胸があるヒロインが困惑しながら揺さぶられていく……みたいなシチュが大好きなので、ここは最高でした。

　この一件からキナコから主人公への見方、接し方にも変化が生まれたようで、なんだか修行中を含めて常に熱い目線を送っているようです。流石にここまで視線を集めていると他の子たちにもバレている様子でしたが、そもそもこの様子で何かがあったのは明白ですよね。

　そんなわけで今回は、『救世少女メシアガール』の武芸者ちゃんことキナコのピックアップ紹介でした。

　勇者の伝説を聞き、漠然と憧れていた相手だった主人公と身近に触れ合い、交流して気づけば別の憧れを抱いちゃう、そんな乙女チックな部分と、他の子と自分を比べて悩んでしまう可愛らしい姿にキュンとくるヒロインです！

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