『転生ごときで逃げられるとでも、兄さん？』2巻。妹との死闘から8年…学院編開幕！

　『転生ごときで逃げられるとでも、兄さん？ 2』（著者：紙城境介、イラスト：木鈴カケル）が、MF文庫J（KADOKAWA）より発売中（8月25日）です。

　高校卒業から5年間、妹に監禁されていた主人公が、やっとの思いで逃げ出した矢先にトラックに轢かれ、異世界に転生。悪魔のごとき妹からようやく解放れるはずが、妹も同じく異世界に転生していて……。

　妹との死闘から8年、ラケルの指導の下で精霊術に磨きをかけていた主人公は、神童が集う弱肉強食の世界“王立精霊術学院”へ！

あらすじ：――今はあなただけが知っている。あの妹の存在を。

　俺がジャック・リーバーとして転生し、同じく転生していた妹との死闘から8年。ヴィッキー率いる“真紅の猫”との事件後も、俺はラケルの指導の下で精霊術に磨きをかけていた。

　そして遂に、リーバー家に一人の使者がやってくる。王立精霊術学院――才能・努力・天運、己の全てを賭けて同世代の神童たちと鎬を削る、弱肉強食の世界への招待状を携えて。

　いいだろう、やってやるさ。最高の環境でさらなる力を身につけ、もう何も失うことのないように。

　転生しただけの凡才が、それでも最強だってことを、本物の天才どもに証明してやる！

　神童が集う待望の第2巻！　――戦え。ただ一つのために、他全てを捨てることになっても。