え? 高校生が1人で作ったってマジ?『QuietMansion2』はホラー愛あふれる恐怖ゲーム【電撃インディー#88】

カワチ
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 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回はK App.氏からPC(Steam)で配信中のホラーAVG『QuietMansion2』のレビューをお届けします。

 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

ホラー好きが作ったことがわかる演出の数々!

 本作は、当時、高校生だった作者が1人で作ったことで話題になった作品で、未知の“Kウィルス”によって大規模なバイオテロが起きた世界を舞台にしたホラーゲーム。“Kウィルス”と聞いただけでピンときた筆者は間違えじゃないはず!(笑)

 主人公は両親の反対を押し切ってYoutuberになった男性。500万を超える再生数を誇っていましたが、「高速道路から突然飛び降りてみた」という過激な動画で炎上。

 精神的に追い詰められ、いつ死んでも構わないなど思うようになった彼は、近づいたら戻ってこれないと噂の心霊スポットに動画撮影をしに行くことになる……。というのがストーリーの概要になっています。

 本作は『2』と銘打たれていますが、前作を知らなくても楽しめる内容になっているので、そこは安心してプレイしてもらいたいですね。

 また、炎上したYoutuberなど現代的な設定になっているところもポイント。ホラーだと主人公たちが強すぎて怖くなくなっちゃう作品もありますが、本作は身近にあるような状況だからこそ他人事ではなく、実際に自分も巻き込まれるのではないだろうかという怖さがあります。

クリーチャーの潜む屋敷を探索する恐怖

 主人公の訪れた館は心霊スポットとしてカモフラージュされたウィルス兵器の研究所。館のなかには、さまざまなクリーチャーが潜んでいます。クリーチャーは突然、目の前に現れることも多いのでビックリすることもしばしば……。思わずリアクションをしてしまうと思うので、ゲーム実況とも相性のいいタイトルだなと思いました!

 なお、武器を手に入れるまではクリーチャーから逃げ回ることしかできないので、そういった点も焦るポイントになっています。また、中盤にはプレイヤーを追い続ける“追跡者”も登場するため、緊張が持続します。

 館にはメモなどがあり、「ここでなにがあったんだろう……」と想像を掻き立てられることも。

 全体としては1時間で終わるぐらいのボリュームになっており、さっくりとプレイできます。ホラーの雰囲気はバッチリと味わえますし、“鬼モード”というやり込み用の難易度もあるので挑戦してみるのもおもしろいかもしれません。

 また、高校生が1人でこれだけの作品を作り上げたのだと思うと驚くばかり。作者が今後どんなゲームを出していくのかが本当に楽しみです。



カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。


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