【夢100名言集】「叶うなら、お前の笑顔を誰よりも傍で見ていたい。ずっと…―」（ルシアン）

文: 電撃オンライン ,ichico

公開日時: 2021年10月20日(水) 20:00

　人気アプリゲーム『夢王国と眠れる100人の王子様』（ジークレスト）。本作に登場する王子様たちの素敵なセリフとともにその魅力を紹介する特別企画【夢100名言集】！

　これまでにたくさんの名言を残してきた王子様たち。彼らの人となりがわかる言葉とともに、甘〜いイベントストーリーを振り返っていきます♪　第3回で紹介するのは、審判の国・アルビトロのルシアン王子（声優：岡本信彦）。2017年6月に配信されたイベント「光と闇のウェディング」で残した名言をチェックしていきましょう！

「叶うなら、お前の笑顔を誰よりも傍で見ていたい。ずっと…―」（ルシアン）

【光と闇のウェディング】
　天の国・エンゼに古くからある「天の神殿」で王族の婚儀が行われることに。あなたとともに招待を受けやってきたのは、天の国の属国である審判の国・アルビトロの双子王子・ミカエラと、ルシアン。

　美しい神殿で行われる華やかな婚礼の儀式。しかし、弟のミカエラが関わるとある出来事によって羽が黒くなってしまったルシアンは、列席者や神官から心ない言葉をかけられます。周囲からの嫌悪の視線に「……あまり俺に構わないほうがいい」と言うルシアン。黒い翼を持つ人々への差別は今も根強く続いていました。

　そんな折、事件が。神殿に宿る「祝福の力」が弱まってしまったというのです。太陽の光のもと愛を誓うと、愛に溢れた幸せな未来が訪れるというその力。過去に同じような現象が起きた際は、祝福の力を持つ薔薇を天の神殿か地の国にある地の神殿に捧げたとのこと。その話を聞いたルシアンは1人で薔薇を探しに行くと言い出します。

　愛の薔薇は真の愛に触れた時に花開くと言われており、蕾のままでは力を発揮できない。愛し合う2人で協力する必要があるという話に、ルシアンは自分には縁のないことだとつぶやきます。しかし彼の心に浮かぶのはあなたの姿で……。

　ルシアンとともに愛の薔薇の捜索を行うことになったあなたは、彼が悩んでいることに気づきます。結婚する2人のためにも愛の薔薇を捧げたいと思っている。けれど自分にその薔薇を咲かせることができるのだろうか……？　そんな胸の内を聞き、薔薇を捧げたいと思う気持ちこそが愛なのではと言うあなた。その言葉は少しずつルシアンの心を解きほぐしていきます。

　薔薇を探すため、2人はエンゼの街へ。街中で行なわれている結婚式を見て笑顔を浮かべるあなたに、「お前は、結婚式に憧れているのか？」と問うルシアン。結婚式を見つめる姫の表情が「綺麗で……かわいらしいと思った」と素直な想いを言葉にします。

　しかしそれでも、自分と一緒にいるせいで誰かが不幸になることはあってはならない。大切であるがゆえに、遠ざける――彼の心に触れるたび、あなたは苦しくなって……。

　その時、遠方から鐘の音が。物悲しく鳴り響く鐘の音にいざなわれ、街外れの寂れた神殿にたどり着いた2人は、扉の前で生気のない黒い薔薇を見つけます。この薔薇のように自分も1人忘れられていく存在なのかもしれない、そんな想いを吐露する彼にあなたも想いをぶつけます。誰よりも優しいルシアンの傍にいたい、と。その言葉を受け止めた彼は、あなたを真っ直ぐに見つめ告げるのです。

「叶うなら、お前の笑顔を誰よりも傍で見ていたい。ずっと…―」

　その瞬間、枯れかけていた黒い薔薇は光を放ち花開いていきます。2人の愛が薔薇を咲かせる――
聞いていた話が真実ならば2人の心の結びつきが薔薇を咲かせたことに……。

　神殿に無事薔薇を届け、晴れやかな表情を浮かべるあなたとルシアン。新郎新婦から次は2人の番だと言われ、彼は頬を赤らめます。そして神殿に捧げた薔薇をあなたへ贈るのです。望みを口にしないルシアンが望んだ、あなたとの幸せ。そしてあなたの笑顔を見ているだけではなく、自分が笑顔にしてやりたいとも誓うのでした。