“笑顔”が報酬！ 老若男女に大人気の道化師・ハーレーと笑わない少年の物語（ネタバレあり）【電撃オクトラ日記＃306】

　スクウェア・エニックスのiOS／Android用RPG『OCTOPATH TRAVELER（オクトパストラベラー） 大陸の覇者』のプレイ日記をお届けします。

　この記事では、『オクトパストラベラー』シリーズが大好きな筆者（ことめぐ）が、気になるトラベラーのストーリーについてご紹介します。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

子供も大人も彼の虜。笑顔を届ける道化師・ハーレー

　今回のトラストは、道化師の“ハーレー”をチョイス。

　大陸の覇者のメインストーリーには“道化師”が結構重要なポジションで出てきます。

　しかし、彼らは極悪邪道の道化師。ハーレーは、彼らとは違い、人々に笑顔を届ける道化師のようです。

　公式の紹介文によるとハーレーは【子供たちの笑顔を報酬に、芸を披露する仮面の道化師】とのこと。

　彼の声を担当する声優さんは、市来光弘さん。市来さんの明るい声が、さらに彼を魅力的に感じさせてくれます。

　では、ハーレーのトラベラーストーリーを追っていきます！

序章：笑顔の道化師

　人々に笑いを届けるために各地で大道芸を披露する道化師・ハーレーは、旅団と共に“ヴィクターホロウ”を訪れます。

　場所を決めたハーレーは、客の呼び込みを手伝ってほしい、と旅団に頼みます。

　返事は、もちろん「OK！」　だいじな旅の仲間のお願いですから♪

　さ～て！　彼のためにも呼び込み、頑張るぞ～！

　……そして。

　見てください！　この人だかり！　呼び込みの甲斐もあり、たくさん観客が集まりました♪

　これは、芸のやりがいがありそうですね。旅団もお客さんに混じり、彼の大道芸を見守ります。

　まるで筆者もこの場にいるかのように、笑みがこぼれました。お客さんからの評判も上々。

　彼は、たくさんの人を笑顔にする素敵な道化師ですね。

（※こちらのパントマイム芸（？）、実際に動いているところがと――――ってもかわいいので、ぜひご自身で動画でも見てみてください……！）

　大道芸と言えば、ジャグリング♪　ウインクをしながら芸を見せる彼は、ベテラン道化師そのもの！

　きっと、こうしてたくさんの人を笑顔にしてきたんだろうなぁ。

　そんなハーレーの芸に感動した人も多く、チップを渡す人がわんさか。

　「笑いのお代」……。いい言葉だぁ。こんな風に言ってもらえたら、次も頑張れそうです。

　そんな中、彼は端っこにいる小さなお客さんに気づきます。

　ところが……。

　女の子と同じように、彼の芸を観ていた少年が、腕を組み、ハーレーを見つめています。

　ハーレーがなだめるように言っても、きつい言葉を続ける少年。

　「まったく笑えない」「時間のムダ」って……。ひどい……。

　彼の芸を貶し終わると、少年は去っていってしまいました。

　しかし、ハーレーは去った少年のことを追求をせず、「芸を続ける」と言います。

　私は、この対応を見て、ハーレーのことが大好きになりました。

　子供にやさしくて、何かを言われても、みんなに笑顔を届けるのをやめない。なかなかできないことです。

　芸を終え、一息つくハーレー。この稼いだ「宿代」に旅団の分も含まれていたら、すごい金額が集まったのでは!?

　芸だけでなく、子供への対応も大変素晴らしかったので、私だったら追いチップしたなぁ。

　芸も大成功。宿代も確保。しかし、彼は「困った」とこぼします。それってもしかして……。

　やはり、先ほどの少年のことでした。

　「一度も笑ってくれなかった」……。大道芸人としても、人としても、やはり悲しいですね。

　少年を気にする彼のために、探すお手伝いをすることに。まずは、町のみなさんに情報収集です！

　先ほどの芸を観ていたという男性に聞き込みを行い、さっそく大きな情報をゲット。

　あの少年は、“ペドロ”という名前なんですね。

　しかも、彼は“大金持ちの一人息子”!?　ハーレーは、彼の身なりを見て気づいていたそう。勘が鋭い。

　ハーレーが「ペドロの仏頂面はなぜなのか？」と尋ねると、男性は「彼が笑ったとこなんてみたことない」という返答……。

　う～ん……。これは家庭に何か問題があるパターンでしょうか。ハーレーの提案で、もう少し町で聞き込みを続けることに。

　通りにいる女性は、ペドロを「坊っちゃん」呼び。やはり、この辺りではお金持ちの子と知られているんですね。

　彼女によると、ペドロはいつもつまらなさそうな顔をしていて、彼女はそのワケにちょっと心当たりがあるそうです。

　予想的中。やはり、家庭にワケありでした。みんなでペドロの話をしていると……。

　なんと、本人登場!!　しかも、ハーレーに向かって「何を企んでいるんだ！」と言い放つ始末……。

　そんな彼に「君を笑わせたいだけだ」とハーレーは伝えます。

　しかし、彼は聞く耳を持たず。止まらないキツイ言葉……。

　そんな彼に対して、ハーレーはこんな言葉を放ちます。

　「笑いたがってる」。これを見抜くハーレーは、「すごい」としか言いようがありません。

　笑いたいけれど、笑えない。その理由はやはり、彼の家庭が影響しているのでしょうか。

　ものすごい暴言を吐き、彼は去っていってしまいました……。

　しかし、ハーレーはそんな言葉は気にせず、「彼を笑わせたくなってきた」とペドロの背を見ながらつぶやきます。

　はたして、ハーレーはペドロを笑わせられるのでしょうか？　そして、彼が笑えない理由とは？

　次回のプレイ日記に続きます。

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