ゴン、強制成長。もうこれで終わってもいい。だから、ありったけを【ハンター×ハンター再放送】

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 日本テレビのアニメ枠“AnichU”にて、TVアニメ『HUNTER×HUNTER』が再放送されています。今回は、9月8日2:04より放送予定の第131話“イカリ×ト×ヒカリ”のあらすじをお届けします。

 TVアニメ『HUNTER×HUNTER』は、冨樫義博先生の漫画を原作としたTVアニメ作品の第2作です(本作が2回目のTVアニメ化)。プロのハンターを目指す少年・ゴンと、個性的な仲間たちの冒険を楽しむことができます。

 今回放送される第131話“イカリ×ト×ヒカリ”では、王にも届き得るゴンの能力を危惧して抹殺を決意したピトーと、ピトーを倒すために強制的に成長したゴンとの死闘が描かれます。

 動かなくなったカイトを前に、絶望の涙を流すゴン。ふと見上げると、ピトーが自分の左手を“玩具修理者(ドクタープライス)”で治療しています。

(あれ……?)(何で自分の腕治してるの? カイトを元に戻してよ)(お願いだよ…? その後でいいからちゃんと……)

 しかしピトーはそんなゴンの願いを無視し、完治した腕の具合を確かめながら静かに告げます。

「ゴン…残念だけど、キミを殺さなきゃいけない。王の為…」

 その瞬間、ゴンの中に何かが生まれました。

(やっぱりカイトを治してくれないの?)

 立ち上がったゴンから不気味なオーラが湧き出し、風が吹き荒れます。

「嘘つき…」

「何だ…何だ、これは」

「もうこれで終わってもいい」「だから、ありったけを…」

 ミシミシと異音を立てて、膨れ上がるゴンの体。そのシルエットは、もはや少年ではあり得ないものでした。

「貴様を殺す!! ピトー!!」

「“黒子舞想(テレプシコーラ)”!! 限界を超えて、舞え!!」「ここで止める!!」

 全身のバネを利かせ、渾身の一撃を繰り出すピトー。しかし一瞬でゴンの姿が消え、思わぬ場所から声を掛けられます。

「来いよ。ここは壊したくない」「こっちだ、ついて来い」

 そこに立っていたのは、姿が激変し、強大なオーラをまとったゴンの異形でした。

(方法はわからないが、強制的に成長したんだ………!!)(ボクを倒せるレベル(年齢)まで!!)

 戦慄したピトーは問答無用でゴンに襲い掛かり、人知を越えた領域での死闘が幕開けます。

 しかし、強制成長したゴンは、全身全霊をかけて挑んだピトーをも圧倒。すさまじいオーラを帯びた“ジャジャン拳”がピトーの顔面に炸裂し、はるか彼方に吹き飛ばしました。

(良かった………)(天賦の才を持つ者が、更にその才を全て投げ出してようやく得られる程の力!!)(殺されるのがボクで良かった…!!)

 そして“電光石火”による驚異的な速さで救援に駆けつけたキルアが見たのは……!?

 ずっとカイトを治すために戦い続けてきたゴン。それが叶わぬと知ったとき、すべてを捨ててて強制的な成長を遂げ、強敵・ピトーを圧倒します。キメラアント編の最大の見せ場である激闘を、ぜひ放送で見届けてください!

第131話“イカリ×ト×ヒカリ”あらすじ

 「カイトを元に戻してよ。お願いだよ……?」

 ゴンはピトーに大粒の涙を流しながら訴える。ピトーの足元には動かぬカイトの姿。

 しかし、ピトーが自身の能力・ドクターブライスで治しているのはカイトではなく自らの腕であった。

 治療の終了を左手の指を1本ずつ動かし確認し、ピトーは言った。

 「残念だけど、君を殺さなきゃ。王の為に」。

 ゴンは驚いたようにピトーを見つめ、オーラを纏い「嘘つき…」とつぶやいた。

 室内のロウソクの火が消え、風が吹き始める……。

第131話“イカリ×ト×ヒカリ”放送日時

9月8日(水)2:04~2:34

TVアニメ『HUNTER×HUNTER』

放送情報
日本テレビ(アニメ枠「AnichU」)にて毎週水曜午前1時59分(火曜深夜)より再放送中
(※放送時間は変更になる場合があります)

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※画像はTVアニメ『HUNTER×HUNTER』公式Twitterのものです。
©POT(冨樫義博)1998年-2011年 ©VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス

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