そこには本当に魔法があった。『ラピスリライツ』初単独イベントの模様は?
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- カワチ
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KLabGamesとKADOKAWAによる“魔法”דアイドル”をテーマにしたメディアミックスプロジェクト『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』。その初単独イベント“私たちのPrelude”が、2019年8月18日に神奈川のDMM VR THEATER YOKOHAMAで開催され、総勢20名のキャストが出演。個性の際立つパフォーマンスと3DCGのホログラフィックを使った演出でファンを魅了した。ここではその昼公演の模様をお届けしよう。
今回のオルケストラ(※『ラピスリライツ』におけるライブのこと)は“最キョウ”凸凹コンビ、Sadistic★Candyからスタート。アンジェリカ(CV:雨宮夕夏)とルキフェル(CV:松田利冴)のふたりが息ピッタリに電波ソングの『Are many chance!!!』を歌唱。
彼女たちの腕の振り付けに合わせてキラキラとしたエフェクトが後を付いてきたり、飴玉でいっぱいになったスクリーンをふたりが弾き飛ばすような演出があったりと、さっそくVRシアターの会場ならではの演出をたっぷりと見せつけた。
2組目は、ナデシコ(CV:本泉莉奈)、ツバキ(CV:鈴木亜理沙)、カエデ(CV:大野柚布子)の3姉妹ユニット・この花は乙女。和風ロックの『命短し、繚乱乙女』を歌唱し、激しい踊りで会場の熱気を一気に引き上げた。
演出では、竹林や桜並木といった風景に筆文字のような歌詞が次々に表示されて和の世界を表現。扇子の動きに合わせて光が散るような演出も楽しめた。
続いてはラトゥーラ(CV:早瀬雪未)、シャンペ(CV:広瀬世華)、メアリーベリー(CV:赤尾ひかる)の3人によるキュートなユニット・シュガーポケッツ。ポップでオシャレな『シャノワール』を披露した。フランスのような町並みを背景に、星や音符、ハートマークが飛び交う、かわいらしい世界観が表現された。
4組目は、エミリア(CV:星乃葉月)、あるふぁ(CV:嶺内ともみ)、サルサ(CV:篠原 侑)、ガーネット(CV:中山瑶子)という亜人で結成されたユニットのIV KLORE。ゴシックな雰囲気の『禁忌の寓話』を妖艶に歌い上げていた。歌詞の「禁忌の扉が開かれる」という部分では、ステージ上にホログラフィックの扉が出現。それを開くとダークな景色が広がるなど、彼女たちの持つ独特な世界観を見事に再現していた。
続いては、ユエ(CV:桜木 夕)、ミルフィーユ(CV:奥 紗瑛子)、フィオナ(CV:伊藤はるか)のsupernova。セクシーなショートパンツ姿や圧倒的なダンスでオーディエンスを魅了。実力派というキャッチコピーに違わぬ堂々とした出で立ちでテクノポップの『RISE』を披露した。背景に幾何学的な模様が浮かび上がるなどEDMというジャンルにマッチした演出も見どころであった。
満を持して6組目に登場したのは、ティアラ(CV:安齋由香里)、ロゼッタ(CV:久保田梨沙)、ラヴィ(CV:向井莉生)、アシュレイ(CV:佐伯伊織)、リネット(CV:山本瑞稀)によるLiGHTs。
王道アイドルである彼女たちは『Your Lights』という明るく元気な曲を披露。星を描くような振り付けや動きに合わせて5色のスターライトが輝く演出など、演出もユニットの雰囲気に合わせたものが満載だった。
その後トークパートをはさんだあと、LiGHTsとsupernovaが1曲ずつ披露。LiGHTsは明るいメロディの『ポラリス』を披露。「花びらのシャワーを浴びた」という歌詞の部分で花びらが盛大に降り注ぐなど、きらびやかなステージに。
続いてsupernovaは『Trinity』を披露したが、この曲に限り写真・動画の撮影OKに。このライブの体験をより多くの人と共有するため、ファンはスマートフォンをステージに向けていた。曲のジャンルはエレクトロハウスで、未来的な演出によってファンを魅了した。
その後、出演者全員による挨拶があり客席のアンコールに応える形でメンバーがふたたび登場。全員で『私の名は、光。』を歌唱した。これまでのような3DCGやエフェクトによる魔法の演出はなかったが、20人全員による曲ということもあり、迫力はまったく負けておらず、それぞれがこの日でいちばんのパフォーマンスを披露した。
初の単独イベントであった今回のライブだが、コンセプトである“魔法”דアイドル”を全面に押し出したものであり、とても見応えのあるものに。エフェクトによる演出だけでなく、訪れたファンたち自身にも魔法をかける……そんな素敵なライブで、今後、さらに楽曲が増えたときに、ファンをもっと楽しませてくれるだろうという期待も一気に高まった。
もちろん、今回ライブで披露された楽曲も素敵なものばかりなので、ぜひYouTubeのラピスリライツ公式チャンネルにアップされている楽曲のMVをチェックして、今からお気に入りの推しユニットを見つけてみてもらいたい。
終演後には特報として次の展開も発表。まず“100万再生CDデビュープロジェクト ~みんなの応援で魔法を叶える!~”が始動しYouTubeにアップされている各楽曲のMVの累計再生数が100万再生を突破すると、ラピスリライツのCDデビューが決定する。また、MV第2弾の制作も決定。
さらにキャラクターVRライブ“ラピスリライツVR魔法ライブ ~First Magic Act~ in cluster”の定期開催も決定。9月8日を皮切りに、バーチャルイベントサービス“cluster”内にて展開される予定で、詳細はcluster公式Twitterにて公開されている。
また、キャストたちが本日の公演を振り返る『ラピスリライツ魔法放送部~スペシャル生放送~』の配信も決定。10月26日発売予定の『月刊コミック 電撃大王』12月号よりコミカライズ連載がスタートすることも発表された。
ファンを魔法で魅了しただけにとどまらず、今後も次々と展開を広げる『ラピスリライツ』に、ぜひ注目してもらいたい。また、“私たちのPrelude”の映像はラピスリライツ公式チャンネルでアーカイブ配信されている。見逃してしまった人や興味を持った人は、こちらで確認してもらいたい。
セットリスト
1.前説(キャラクター)
昼公演:サルサ、カエデ
夜公演:ルキフェル、メアリーベリー
2 ライブパート1
2.1 Sadistic★Candy『Are many chance!!!』
2.2 この花は乙女『命短し、繚乱乙女』
2.3 シュガーポケッツ『シャノワール』
2.4 IV KLORE『禁忌の寓話』
2.5 supernova『RISE』
2.6 LiGHTs『Your Lights』
3 トークパート1
昼公演:Ⅳ KLORE、Sadistic★candy、この花は乙女
夜公演:LiGHTs、シュガーポケッツ、この花は乙女
4 トークパート2
昼公演:LiGHTs、supernova、シュガーポケッツ
夜公演:supernova、 IV KLORE 、Sadistic★Candy
5 ライブパート2
5.1 LiGHTs『ポラリス』
5.2 supernova『Trinity』(来場者撮影可能曲)
6 アンコール
6.1 全員歌唱『私の名は、光。』
7 特報
各種新情報を発表
(C)2017 KLabGames/KADOKAWA
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ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~
- メーカー: KLab
- 対応端末: Android
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2021年12月14日
- 価格: 基本無料/アプリ内課金