『CoD ヴァンガード』ベータテストレポート。少人数戦から多人数による大激戦までバトルのテンポが選べる

柏又
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 11月5日発売予定のPS5/PS4/XBOX Series S|X/XBOX ONE/Windowsソフト『コール オブ デューティ ヴァンガード』。本作は、世界的人気を誇るFPSシリーズ『コール オブ デューティ(以下。CoD)』の最新作です。今作はSledgehammer Gamesが開発を担当。第二次世界大戦を題材に、ヨーロッパや北アフリカ、太平洋での戦いが描かれます。

 本作の対戦モード“マルチプレイヤー”のベータテストが9月11~13日、9月17~23日の2回に分けて実施されました。今回は、アップデートで対戦形式を変更しつつ行われたベータテストの模様をPS5版をもとにリポートします。

過去作のアクションを採用しつつもアグレッシブな戦いが可能に

 まず、操作面としては一昨年前に発売された『CoD モダン・ウォーフェア』の特徴だった“タクティカルダッシュ”と“マウント”のアクションが復活したことがポイントですね。マップの要所で繰り出すことでよりメリハリの効いた立ち回りができるでしょう。

 また、新アクションとして“ブラインドファイア”が追加されました。これは背の低い障害物にしゃがんで張りつくとアイコンが表示され、R2ボタンで使えるアクション。障害物から少しだけ身をさらして銃撃できるものの、精度は落ちてしまうので使いどころが重要ですね。

 アクションの復活&追加で操作は『CoD モダン・ウォーフェア』に近くなりましたが、遊んでいる感覚としてはアクションの移行がスムーズで、より洗練されている印象を受けました。キャラクターの体力も比較的高めで撃ち合う楽しさもあります。

 さらに、マップ上には破壊可能な障害物が多数設置されている点も見逃せません。これらのオブジェクトは銃弾を貫通するため身を守るには心もとないですが、相手の視界から隠れることができます。マップの各所で壊して進むか射界を確保するにとどめるかの選択を迫られるでしょ。

 なお、本作では基本的に発砲した相手プレイヤーの位置はミニマップに表示されず、画面上部のコンパスに向きが示される仕様となりました。位置をミニマップに表示させるには“レーダー”のPEAK(パーク)を装備する必要があります。

“戦闘規模”の選択で同じマップでもまったく異なるバトルが体験できる!

 今作のマルチプレイヤー最大の特徴は、最大参加人数を示す“戦闘規模”の選択が可能になったことでしょう。この機能はベータテスト2週目からプレイヤー側で設定可能となりました。

 戦闘規模は、プレイヤーが遊びたいルールを決めるフィルターと同時に設定できます。戦闘規模は、6vs6で戦うシリーズおなじみの“TACTICAL”、総員20人程度で戦う“ASSAULT”、28人以上のプレイヤーが激突する“BLITZ”の3種類があります。

 ただし、バトル開始まで時間がかかるようであればBLITZを選んでいてもよりコンパクトな戦闘規模のマッチを割当てられることがあるようです。

 TACTICALはこれまでのシリーズおなじみのプレイ感覚で楽しめますが、戦闘規模が大きくなるごとにリスポーン(復活)してから撃ち合いになるまでの時間が短い、よりテンションの高いバトルに変化します。とくに、28人以上で戦うBLITZはマップの大きさにもよりますがかなり激しい戦いが体験できました。

常に移動する目標を確保せよ! 新ルール“PATROL”が楽しい!

 ベータテストでは、今作で初めて採用される新ルール“PATROL”もプレイできました。このルールは、過去作の“HARDPOINT”の一種と言えるもので、マップ上に1カ所だけ指定された目標にプレイヤーが待機した時間を競うチーム戦です。

 このルールのポイントは、目標が消滅せずにマップ上を移動し続けること。スコアを獲得するには、移動する目標に合わせてプレイヤーが移動し続ける必要があるため、確保と同時に占拠状態を維持するのはかなり難しいでしょう。

 HARDPOINTは、1回拠点を確保されると奪い返すのがかなり難しい印象がありましたが、PATROLではかなり頻繁に拠点の持ち主が入れ替わるシーソーゲームが繰り広げられることが多いように感じました。

 より激しい拠点の争奪戦が楽しめるPATROLは、戦闘規模によってプレイヤーに求められる役割も変わりそうです。

最大10個のアタッチメントが装着可能な“ガンスミス”システムに注目

 ベータテストでは、レベル上限が30までとなっていたものの、かなりの種類の装備が使用可能となっていました。第二次世界大戦でも登場武器はフルオートで連射できるものが中心ですね。

 これらの武器を組み替えてプレイヤー独自のカスタマイズシステムももちろん体験可能でした。今作は、『CoD モダン・ウォーフェア』の“ガンスミス”システムが復活し、最大10個のアタッチメントが装着可能です。

 各アタッチメントには装着によって得られるメリットとデメリットが明記されているため、武器のカスタマイズは比較的方針を決めやすいと感じました。精度や取り回し、威力など同じ武器でも伸ばす方向がいろいろで製品版でも頭を悩ませそうです。

 なお、カスタマイズには死なずにキルすることで獲得できる“キルストリーク”や、ゲージが溜まると使える“フィールドアップグレード”ももちろん存在します。第二次世界大戦が舞台ということで誘導兵器がないため、空を飛ぶタイプのキルストリーク兵器を壊すのが難しい印象を受けました。

 毎年、異なる時代を戦場とする『CoD』シリーズ。その最大の魅力とも言えるマルチプレイヤーモードがいち早く体験可能なベータテストでしたが、今作もペースの速い『CoD』ならではのバトルは健在。しかも、戦闘規模の選択によって同じマップとルールであってもまったく感触の異なるバトルを体験できるのはかなり新鮮だったと、筆者は感じました。

 製品版では、マルチプレイヤーに加えてストーリーモードの“キャンペーン”、昨年発売の『CoD ブラックオプス コールドウォー』スタイルの“ゾンビモード”が加わり、単純に楽しみが3倍以上にふくれあがるわけで、発売日がより待ち遠しい気持ちで一杯だったりします。

 なお、当初は9月21日までだったベータテストは、23日午前2:00ごろまで延長されました。参加はすべての対応プラットフォームで可能なので、まだ本作の対戦モードを体験していない人は今が最後のチャンスです!

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