『スクスト2』ファンミ詳細レポ:7年の歴史を振り返る年表や開発秘話を公開!
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スクウェア・エニックスのiOS/Android用アプリ『スクールガールストライカーズ2(スクスト2)』において、9月18日に開催されたオンラインファンミーティングで行われた振り返りコーナーと制作陣ぶっちゃけトークの模様をレポートします。
7年の歴史を振り返る。隊長さんの数だけ思い出がある!
『スクスト2』において、9月18日にオンラインファンミーティングが開催されました。オンラインファンミーティングには、高嶺アコ役のもものはるなさん、フェイ役の小岩井ことりさん、制作陣からプロデューサーの赤塩裕之さん、ディレクターの村松祥太さん、シナリオライターの高橋渉さんが出演し、抽選で選ばれた隊長さんとの交流が行われました。
いつの間にか移動していたもものさんの横には、いままでの歴史を振り返る年表が。小岩井さんも年表のそばに移動してから『スクスト』のこれまでを振り返ります。
なんといっても忘れてはいけないのが、『スクスト』のリリース。リリース時からもものさんが演じるアコが登場していたこともあり、自己紹介の映像を見ながら懐かしい話で盛り上がります。
当時の思い出を聞かれたもものさんは、デビューしたばかりということもあってセリフが多いキャラクターはアコが初めてだったそう。そういったこともあり、かなり緊張していて、ほとんど覚えておらず、当時の思い出がまったくないことが語られました。
赤塩さんからも、『スクスト』は、いままでスクウェア・エニックスになかったものを作ろうということで、開発されたことも紹介。
事前にオンラインファンミーティングに参加する隊長さんに行った思い出のアンケートも紹介されました。オンラインファンミーティングに参加する隊長さんの中にはリリースから遊んでいる隊長さんも多いようですね。
年表は一部が隠されており、参加している隊長さんも推測しながら振り返っていきます。2015年には小岩井さんが演じるフェイが所属するアマンド・フォーマルハウトが初登場しました。
2016年1月1日には、いまでは女の子の誕生日など恒例となった“すごろく”が実装されました。
“すごろく”は、ディレクターの村松さんが企画したもので、当時は駆け出しのプランナーだったこともあっていろいろな苦労もあったが思い入れもあるイベントだそう。
今では、サイコロで出た数を進む形ですが、企画段階ではふつうの“すごろく”のように“3マス戻る”といったマスや分岐とかも検討されていたが、話し合いを進めていくうちに今の形になったとのこと。
また、第2部では、これに加え、もともとはガチャを回すことで“すごろく”を遊べる仕様だったが、実装直前に赤塩さんの判断で変更があり、いまの形になったことも語られました。また、これからも楽しんでもらえるように今後も進化させていくそうです。
そして、フェイのメンバー加入だけではなく、スクストカフェが開催されたのも2016年。
カフェでは、初日に赤塩さんら開発陣も参加しており、オンラインファンミーティングの参加した隊長さんの中には、現場で実際に会った方もいました。スクストカフェには多くの隊長さんの思い出が詰まっているようですね。
そして、2018年には『スクスト』が『スクスト2』にリニューアル。ただ、発表が4月1日だったこともあり、エイプリルフールネタとしてとらえている隊長さんもいたとのこと。実際にそのことを思い出としてアンケートに記載した隊長さんのコメントも紹介されました。
また、2018年のフェイの誕生日には”まじかる・(てん)ぷてーしょん”のメイキング動画が公開されました。
いろいろな意味で隊長さんの記憶にも残っている“まじかる・(てん)ぷてーしょん”ですが、これは小岩井さんの持ち込み企画。その際、これまでに作曲などをしたことがあったので小岩井さんがそれを担当していたところ、作詞も、振り付けも、モーションキャプチャーもというようにだんだんお願いされることが増えていき、ほとんどすべてを小岩井さんが担当することになったというメイキングのさらに裏話を語る小岩井さんと赤塩さん。
さらに赤塩さんからは、隊長さんの声次第では2番の制作も行うかもしれないことが示唆されました。本当に実現することを願っています!
2019年に入るとシール剝がしイベントやエテルノベジタブル大作戦などイベント関連の思い出が残っている隊長さんが多い様子。
どちらも、今回のオンラインファンミーティングと同様に隊長さん同士の交流もできるイベントでした。
なかには、エテルノベジタブル大作戦の抽選が当たらず、同じ境遇の隊長さんたちで集まって正反対の肉会を開いたりと、イベント以外でも交流したことが思い出の隊長もさん。夫婦でイベントに参加したことが思い出に残っている隊長さんもいましたね。
6周年の直前には、“お時間をくださいキャンペーン”が開催。赤塩さんによると、緊急事態宣言の影響で開発ができないという状況になり、準備はほとんど終わっていたが最高の状態でお届けしたかったので本キャンペーンの開催を決めたとのこと。キャンペーンの名前も素直な気持ちを伝えるためにこの名前に決めたそうです。
10周年を目指すことを正式に表明
裏話も飛び出した年表の振り返りを終えると、続いてのコーナーの制作陣ぶっちゃけトークへ。ここではいくつかのテーマごとに制作陣が裏話などぶっちゃけたトークを行いました。
最初のテーマはネタ決めについて。『スクスト2』といえば、女の子の3Dコスチュームの数で世界的な賞を受賞しているほど、たくさんのコスチュームが用意されています。ここには大きな苦労があるそうで、制作陣も正確な数を把握してないくらいのコスチュームがあるので、企画を出してもすでに似たようなコスチュームがあるといったことも多いとか。
なので、同じようなものにならないようにしつつも、職業系のコスチュームはすでに出し尽くした感じがあるそうで、やってほしい職業のアイディアがあれば、SNSなどで提案してくれれば参考にさせてもらいたいとのことでした。
オブリに関しても、人に迷惑をかけていて倒すべき存在(ちゃんと悪いヤツ)、見た人を傷つけないようなデザインにするという2つのルールがあり、このルールの下で制作されています。
第2部では、制作陣の好きなオブリへのコメントも。赤塩さんが作画崩壊オブリ、村松さんが宝箱オブリ、高橋さんがチェックポイントオブリだそうです。
メモカも剣や機関銃など武器がベースにあるうえで魅力的なバトルアクションにするというコンセプトがありつつ、いろいろと考えているとのこと。また、前から要望のあったメモカの入手演出を見直せる機能も9月17日に実装されました。
新メンバー加入についての話題では、ショコラーデ・ミラとアマンド・フォーマルハウトは定期的に加入させることを決めていたが、小春たちはストーリーありきのイレギュラーだったことが語られました。
小春たちが登場するエピソードChiralに関しては、当時から「この選択肢を選ぶとこのストーリーになって、という分岐ごとのストーリーなどが全て決められていたのでは?」という質問があり、そのときはネタバレにつながる可能性を考えて質問に答えていませんでした。
今回、シナリオライターを務めた高橋さんからそのことについて初めて明かされ、エピソードChiralに関して決まっていたのは、最初に2人が一緒に戦うことと、途中で別々に別れるシーン、最後に対決するシーンでまた会うこと以外は本当に何も決まっていなかったそうです。なので、投票時には数日で大体の結果がわかってくるので、そこからストーリーを作っていたので当時はかなり忙しかったと振り返ります。さらに、こういったストーリーの制作上、ほかのシナリオライターに任せるわけにもいかず、1人で制作したとのことでした。
さらに、投票の結果を受けて小春が加入することになりましたが、翠に関してもボイスの収録などが進められており、当時はそこまで用意しながらも公開するつもりはなかったとのこと。それでも、翠が加入できたのは最終的には隊長さんの力添えがあったからということも語られました
最後に今後の『スクスト2』の展望についても語られました。赤塩さんは“お時間をくださいキャンペーン”のときに、『スクスト2』から隊長さんが離れてもおかしくないと思っていたそうですが、この期間もプレイを続けて6周年をお祝いできたときに「『スクスト2』は10年続けるに値するタイトル」だと思ったそうで、10周年を目指すことを初めて明かしました。
そこに向けて、女の子をかわいく見せるということだけは変わらず、面白いことは何でもするスタンスで新しいことに挑戦していくとのことでした。
また、エテルノベジタブル大作戦のような「何やってんだよ『スクスト』」といわれるようなイベントを始め、オフラインで交流できるイベントもどんどんやっていきたいと10周年に向けての意気込みを語りました。
制作陣から10周年を目指すとはっきり語られたのは今回が初めてで、チャット欄では、「20年を目指そう」「どこまでもついていきます」といったコメントで、ともに10周年を目指すという気持ちが感じられました。
まずは来年の8周年、そして10周年と『スクスト2』を盛り上げ、今後も隊長さん全員で楽しんでいきたいですね。
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スクールガールストライカーズ2
- メーカー: スクウェア・エニックス
- 対応端末: iOS
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2014年4月10日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
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スクールガールストライカーズ2
- メーカー: スクウェア・エニックス
- 対応端末: Android
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2014年5月8日
- 価格: 基本無料/アイテム課金