『ゼンカイジャー』コラボクライマックス! 9月の『スパロボ』はまだまだアツい!!【スパロボDDコラム#50】

電撃オンライン
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 今回の『スパロボDD』コラムでは、現在絶賛放送中の『機界戦隊ゼンカイジャー』との期間限定コラボイベント“激突、王と王の戦い”のストーリーや機体などを解説! 『コードギアス』シリーズの新SSR必殺技パーツ2種も紹介していきます!!

『機界戦隊ゼンカイジャー』期間限定参戦! 勇者王とともに戦う、ゼンカイジャーの雄姿を見逃すな!!

 『スパロボDD』初の特撮作品参戦となる、イベント“激突、王と王の戦い”が、ついに終了目前! 45年もの歴史を誇る『スーパー戦隊』シリーズから、最新作『機界戦隊ゼンカイジャー』が、『勇者王ガオガイガー』のキャラクターと共演しています!

 30年に及ぶ『スパロボ』シリーズの歴史のなかでも、放送中の『スーパー戦隊』が参戦するのは、今回が初の試み。『ゼンカイジャー』の面々のボイスは、原作のオリジナルキャストが担当しており、ゼンカイザーこと五色田介人も、駒木根葵汰さんが声を吹き込んでくれていますよ!

 イベント“激突、王と王の戦い”のストーリーは『ガオガイガー』第26話“次元を越えて”がベース。同話は、ゾンダーロボEI-25によって護の同級生たちが並列空間に引きずり込まれてしまうという事件が発生しましたが、今回のイベントでは、逆に並行世界からゼンカイジャーたちがやってきます(ゴルディマーグだけは、ゼンカイジャーたちがいた平行世界に迷い込んでしまいますが……)。


 『ガオガイガー』でEI-25がミサイルの爆風に巻き込まれた物体を飛ばす並列空間は、地面もなく吸い込まれた物体が浮遊している亜空間といった趣の場所でしたが、今回は別の世界につながってしまったという形にアレンジ。

 GGGがゾンダーから人々を守っているという事情を知らないゼンカイザーらゼンカイジャーの面々が、ピッツァらゾンダリアンに“機界昇華”というキーワードでだまされてしまったことで、ゼンカイオーと勇者王、すなわち“王と王の戦い”が実現し、一時はゼンカイオーとガオガイガーが“激突”するという、タイトル通りの展開に!

 “キカイトピア”の“機械帝国トジデンド”によって、“トジルギア”に封印されてしまったさまざまな並行世界を解放するため、日夜戦い続けるゼンカイジャーたちにとっては、GGGとゾンダーが戦う世界もまた、数多ある平行世界のひとつ。

 ピッツァらにだまされてしまうというアクシデントはあったものの、その後は大きな混乱もなく、溶け込んでしまえるのがさすがです(笑)。平行世界を股にかけるディバイン・ドゥアーズが活躍する(今回のコラボには登場しませんが……)『スパロボDD』とはかなり相性のいい作品なんですよね。

 なおイベント終盤では、ガオガイガーのハイパーツール・ディメンジョンプライヤーが平行世界へのESウィンドウを安定化させるための“勝利の鍵”になりますが、これは『ガオガイガー』でも同様で、ガオガイガーたちはディメンジョンプライヤーを使って並列空間に乗り込んで護の友だちを救出しています。

SSR ゼンカイオー ジュラガオーン&ジュランソード 円月クラッシュ


【ユニットデータ】ゼンカイオー ジュラガオーン

【ユニットパーツデータ】ジュランソード 円月クラッシュ



ゼンカイオー ジュラガオーン&ジュランソード 円月クラッシュの評価(SS)

 ジュラガオーンは攻撃特化タイプで登場。通常攻撃は射程2の斬撃です。SSR必殺のジュランソード 円月クラッシュは気力の上昇で攻撃力が増加し、気力130以上になると戦闘時のみ敵の防御力を下げる効果もあります。

 その他、防御・照準の上昇と、被ダメージ時の気力上昇+1の増加もあります。イベントオーブで簡単に気力の上限が170にできるゼンカイザーとの相性はピッタリ。

 期間限定参戦ということもあり、これ以上の強化は難しいかもしれませんが、始めたばかりのプレイヤーにとっては今一番楽に入手できる強力な機体に仕上がっています。

 さて、今回のコラボイベントで獲得できるゼンカイザーが乗るユニット“ゼンカイオー ジュラガオーン”は、厳密に言うと単なる巨大ロボットではなく、機械生命体“キカイノイド”であるジュランとガオーンが、ギアトリンガーとセンタイギアの力でパワーアップし、ゼンカイジュランとゼンカイガオーンに変身。2人がセンタイギアを裏返して巨大化、さらにゼンカイザーがセンタイギアを裏返すことで“全界合体”した姿なのです。

 “激突、王と王の戦い”では、同様の左右合体機構“シンメトリカルドッキング”を備えた『勇者王ガオガイガー』の勇者ロボ、氷竜&炎竜とゼンカイジャーの面々の交流が、ストーリーのカギのひとつとなっています。

 『スパロボDD』では惜しくもキャラクターのみの登場でしたが、ゼンカイジャーのメンバーであるマジーヌとブルーンも、ゼンカイマジーヌ、ゼンカイブルーンとして、巨大化&合体が可能。2人の合体した姿は、ゼンカイオー ブルマジーンといい、ゼンカイオー ジュラガオーンと2体同時に戦ったりもしています。

 さらに、4人は合体パターンを入れ替えることもでき、ゼンカイジュランとゼンカイマジーヌでゼンカイオー ジュラマジーン、ゼンカイガオーンとゼンカイブルーンでゼンカイオー ブルガオーンが誕生します。このあたりも、“ザ・パワー”の力を得て、風龍&雷龍とのシンメトリカルドッキングで幻竜神、強龍神になった氷竜&炎竜と共通していますね。

 ゼンカイオー・ジュラガオーンへの初合体は、原作『機界戦隊ゼンカイジャー』第2話。『スパロボDD』にSSR必殺技専用パーツとして追加された“ジュランソード 円月クラッシュ”も初登場から使用しています。

 この“ジュランソード 円月クラッシュ”は期間限定コラボのこの機会を逃すと、最悪二度と手に入らない可能性もあるパーツなので、筆者もなんとかゲットしようと4ステップガシャを回したのですが、SSR確定枠で出るのはガオガイガー用の“ハンマーヘルアンドヘブン”ばかり(なんと3つも!!)。

 こちらも入手困難な限定排出パーツの復刻なので、うれしいことはうれしいのですが、1個ぐらい“円月クラッシュ”が出てくれてもいいのでは……。というわけで、またしても天井まで回してしまいました(泣)。ここ最近Dクリスタルの消費が激しかったので、かなりの額の追加課金になってしまいメチャクチャ痛手です……。

 ちなみに、『機界戦隊ゼンカイジャー』は、『スーパー戦隊シリーズ』の45周年記念作品ということで、メンバー各人は歴代の“レジェンド戦隊”の巨大ロボットがモチーフ。ゼンカイジュランは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の大獣神、ゼンカイガオーンは『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオキング、ゼンカイマジーヌは『魔法戦隊マジレンジャー』マジキング、ゼンカイブルーンは『轟轟戦隊ボウケンジャー』のダイボウケンによく似た姿になっています。

 1人だけキカイノイドではないゼンカイザーは『秘密戦隊ゴレンジャー』のアカレンジャーがモチーフとされていますが、白色の戦隊リーダーとしては『ジャッカー電撃隊』のビッグワンっぽくもありますね。筆者のようなオジサンが見ていても、随所でニヤリとできる作品です。いつの日か、『スパロボDD』との再コラボが実現し、ジュラガオーン以外のゼンカイオーの形態にも登場してもらいたいですね!

 イベント“激突、王と王の戦い”と、その4ステップアップガシャは、9月22日(13:59)までの開催です! 今ならまだ滑り込みセーフなので、未プレイの方はお急ぎください!!

ナイトメアフレーム2機に新必殺技が追加! イベント“日の本の強者達”開催中!!

 開催中のイベント“日の本の強者達”は折り返し地点! 今回は『コードギアス』シリーズに焦点を当てた内容で、SSR必殺技専用パーツとして、アレクサンダ用の“ウルナエッジ連続攻撃”と、紅蓮弐式用の“輻射波動連続攻撃”が追加されました!!

SSR ウルナエッジ連続攻撃

【ユニットパーツデータ】ウルナエッジ連続攻撃



ウルナエッジ連続攻撃の評価(S)

 効果は単純。とにかく火力、照準、回避があがります。気力130以上のとき、回避の回数、攻撃を命中させた回数など、条件はさまざまですが、5回ほど戦闘すれば気力以外の条件はほぼクリアできます。

 気力も自前で「気合」を使用できるので、難しくはないですね。サポート的な効果はないものの、すべての効果が発動すれば、圧倒的な基礎力での活躍は間違いなし!

 『コードギアス 亡国のアキト』の主人公・日向アキトが乗るアレクサンダの2つ目となるSSR必殺技専用パーツ“ウルナエッジ連続攻撃”。トンファーやキックなどの格闘攻撃を次々と繰り出し、脚部のランドスピナーを用いて敵機に突撃、手首に仕込まれたウルナエッジでトドメを刺すという、目にもとまらぬコンビネーションです。

 原作でのウルナエッジは、アキトがかけられた“ギアス”によって驚異的な戦闘力を発揮した際に、敵機へのトドメとして多く用いられた武器。

 第1章では、聖ラファエル騎士団の三銃士として名をはせたオーギュストが乗るグロースター・ソードマン、第2章では聖ミカエル騎士団・アシュラ隊のヨハネが乗るグロースター・ソードマン、それぞれのコクピットを貫通してパイロットを死に至らしめており、“死”に関するギアスをかけられたアキトを象徴する武器と言っても過言ではないでしょう。

 第4章では、アシュラ隊を率いるアシュレイの専用グロースター・ソードマンのコクピットハッチも切り裂きましたが、仲間たちの必死の制止により殺害には至りませんでした。ストーリー的にも印象的なバトルシーンで、『スパロボDD』でのトドメの一撃は、ランドスピナーを使った突撃や、ウルナエッジの振り抜き方などから、このときのアクションがモチーフになっているものと思われます。

SSR 輻射波動連続攻撃

【ユニットパーツデータ】輻射波動連続攻撃



輻射波動連続攻撃の評価(SS)

 気力上昇で攻撃力・照準値、攻撃命中時には気力上昇効果が増加します。他にはブレイクゲージ減少量の増加と、弱点での攻撃時の攻撃力増加の効果がつきます。

 射程が4というのも頼もしく、“連斬”で射程を上げてやればさらに盤石。気力の上限を上げる「見切り(カレン)」との相乗効果も◎なので、しばらく先になるとは思いますが、オーブ交換所に追加された際には積極的にレベルを上げていきたいですね。

 原作『コードギアス 反逆のルルーシュ』で、紅蓮弐式がゼロが率いる“黒の騎士団”に搬入されたのは第10話。“完全な日本製のナイトメアフレーム”として、鳴り物入りでの登場でした。

 初陣では、貫通電極と呼ばれる装置を使って輻射波動で山崩れを起こし、コーネリアが率いるブリタニアの部隊を半壊状態に陥れたほか、ジェレミアが乗るサザーランドを輻射波動で撃破し、機体だけでなくジェレミアの肉体に後々まで残る甚大なダメージを残しました。この時ジェレミアは紅蓮弐式の右腕部の危険性に気づいていたものの、伸縮機構によって意表を突かれて直撃を食らうハメになってしまいました。

 この初登場時の一撃必殺のイメージが強いため、輻射波動を多用しているイメージはありませんが、続く第11話でスザクが乗るランスロットと初対峙した際には、輻射波動を攻防に連続使用。ランスロットが装備した脚部のサンドボードをもぎ取り、放たれたスラッシュハーケンを爆砕、MVS(メーザーヴァイブレーションソード)を受け止めて破壊し、ゼロ距離からのヴァリスの射撃をも受け止めました。

 それまで“黒の騎士団”の機体が一方的に圧倒されていたランスロットを相手取り、互角以上の戦いを繰り広げましたが、右腕部の破損により撤退を余儀なくされています。

 ちなみに、今回筆者は開催中の無料レアガシャ10連から、“ウルナエッジ連続攻撃”が排出されてド肝を抜かれました。最新のパーツが無料ガシャから排出されるのって、都市伝説だと思っていたので……。もしかして“円月クラッシュ”の天井とで相殺ってことなんですかね(苦笑)。

 イベント“日の本の強者達”と、その4ステップアップガシャは9月30日(13:59)までの開催です!

9月下旬もまだまだ『スパロボ』がアツい! 『スパロボOG展』会期終了直前、『生スパロボチャンネル』も配信決定!!

 現在西武渋谷店モヴィーダ館7階特設会場では『スーパーロボット大戦OG展』が開催中! 東京近郊にお住まいのみなさんは、もう観覧されましたでしょうか? 『スパロボDD』からもディーダリオンの画稿が展示されていたほか、これまでに見たことがない『スパロボOG』の画稿もあり、筆者が思わず「なんだこれ!?」とマスクの奥でつぶやいてしまったものも。

 出口付近には、今後発売予定のアクションフィギュアの彩色原型などが展示されていたのですが、筆者は『スーパーロボット大戦V』の主人公・如月千歳のフィギュア原型を見て「絶対買う!」と決意した次第です(笑)。体が勝手に背面に回り込んじゃった……ムッチムチなの、ほんとたまらんよね……。この調子でメグのフィギュア化もお願いします!!

 そんな『スパロボOG展』、東京展の会期は9月26日までと残りわずかになっていますので、まだご覧になっていない方はお忘れなく! 会場では、ファン必携となるであろう図録の予約受け付けもスタートしていますよ。そしてそして、10月からは大阪展も始まります!!

 また、9月22日21:00からは『生スパロボチャンネル』の配信も決定! 今回は番組内で、10月28日発売予定の『スーパーロボット大戦30』の第2弾PVが公開される模様です。もちろん『スパロボDD』の最新情報も公開されますので、お見逃しなく!!

 といったところで、今回はここまで! 次回は『生スパロボチャンネル』の内容にも触れたいなーと思っています。……ここまで書いて気がついたんですが、このコラムもなんと今回で50回! 『スパロボDD』プレイヤーのみなさんの応援のおかげです!! これからも『スパロボDD』と本コラムをよろしくお願いします!! めざせ100回!!





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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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