美少女になった坂本竜馬、伊達政宗、織田信長と世界征服!『英雄*戦姫WW』レビュー
- 文
- セスタス原川
- 公開日時
DMM GAMESにて、ブラウザで楽しめるPC(DMM GAMES)用オンラインシミュレーションゲーム『英雄*戦姫WW(ウォー・ワンダー)』が配信中です。本作は2012年よりさまざまなプラットフォームで展開されてきた人気シリーズで、この『英雄*戦姫WW』は今夏から配信されたシリーズ最新作となります。
世界中の英雄がモチーフになったかわいらしいキャラクターたちや、彼女たちを戦わせて勝利を目指すバトルの内容を中心にレビュー記事をお届けします。
また、プレイ中に意識しておく点やキャラクター愛を優先した結果陥ってしまった筆者の失敗談などもあるので、これからゲーム始めようと考えている方はぜひご一読ください。
英雄たちと力を合わせて天下統一に挑む!
本作の舞台となるのは、我々の世界と似ているようで似ていない不思議な世界。
記憶を失って漂流していたところを坂本竜馬に救出された主人公。その後、新たに出会った伊達政宗に「弟が欲しかった」という理由で家族として迎え入れられ、彼女の弟として生きていくことになります。
政宗の野望は天下統一。主人公は弟として政宗姉さんの天下取りを手助けするべく、ジパングの統一、さらには世界進出のため、ジパングの王として各国の英雄たちと刃を交えることになります。
世界中の英雄たちが美少女となって登場!
『英雄*戦姫WW』に登場するのは、世界各国の著名な英雄たち……をモチーフにした総勢100人以上の美少女英雄です。日本人なら誰もが知っている織田信長や坂本竜馬はもちろん、世界からはアーサーやツタンカーメンまで、国と時代を超えてありとあらゆる英雄が美少女になって参戦しています。
メインキャラクターデザインは『北へ。』や『Quartett! ~THE STAGE OF LOVE~』などを代表作とするイラストレーターの大槍葦人さん。本作より新たに登場する新規キャラクターたちはもちろん、過去シリーズから続けて登場しているキャラクターにもリファインが施されています。
キャラクターにはそれぞれ専用ストーリーが用意されており、好感度を高めることで閲覧可能になります。ストーリーが進むにつれて主人公と彼女たちの仲も進展していき、後半のストーリーではより親密な関係が描かれます。
キャラクター数も多く、全員がかわいい美少女なので、誰から親密度を上げていくかは非常に悩みどころ。キャラクターの属性も豊富で、ロリっ子、お姉さん、巨乳、貧乳、バニー、褐色などなど。あらゆる女の子属性を網羅していると言ってもいいほどのキャラクターが揃っているので、必ずあなたにドンピシャの美少女英雄がいるはず。ぜひお気に入りの女の子を見つけてみてください!
個性豊かな美少女英雄たちをチェック!
それでは、序盤に出会うことになる坂本竜馬や伊達政宗といったジパングの美少女英雄たちを紹介します。ここで紹介した以外にもたくさんの美少女英雄たちがあなたを待っていますよ!
坂本竜馬
『英雄*戦姫WW(ウォーワンダー)』より新たに登場した英雄。ギャル風の見た目に相応しく、商人としてイマドキの物を求め世界を回っています。ジパングの鎖国が終わるといろいろと“ラッキー”なので、政宗の天下取りに協力することに。
本作では、メインキャラクターとしてナビゲーターのような役割も務めます。口調はギャルらしくゆるゆるで、自身のことは竜馬ちゃんと呼びます。天下を取ろう動いているのにノリがものすごく軽いのですが、それも彼女の魅力です。
伊達政宗
ひょんなことから主人公の姉となる英雄です。ジパングのため、自身の野望のために天下取りを志し、日々奮闘しています。
威厳が欲しいという理由で、一人称を主人公に教わった“それがし”に変更します。まだイマイチ使いどころが理解できていないようで、おかしな文脈で“それがし”を使ってしまうことも……。
織田信長
ジパングで名を挙げている英雄。政宗たちに領地としていた江戸を侵攻されますが、その後仲間となり、ともにジパングを治めることになります。口が悪い部分もあるのですが、いろいろと抜けているジパング一行の中では常識人枠です。
ヒミコ
ヤマトタケルとともにジパングを治めていた英雄です。まだ力も知識もあまりないので、失敗ばかりしてしまうおてんば娘。主人公に一目ぼれして「お兄様」と呼び慕っています。
たくさんの美少女英雄たちの中から好きなキャラクターを編成できます。もちろん戦略的にキャラクターを編成することも必要ですが……そんなことよりも美少女好きな筆者がまず最初に行ったのは“とくにかく見た目や声が好きなキャラを並べる”ということ。
その結果、せっかく強いキャラクターを保持しているのにわざわざ弱いパーティを組んでいたり、ストラテジーのスの字もないような遊び方になってしまうことも(笑)。この遊び方が間違いとは思いませんが、失敗したくない人は後述のミッションの仕組みを理解して、外側だけでなく戦略的なゲームの内面も楽しむようにしましょう。
3×6のマスで行われる戦略バトル!
ゲームを進めるうえで欠かせないのが、英雄を戦わせるミッションです。ミッションは索敵とバトルの2段階に分かれており、フィールド上に現れるボスを倒すことが、最終的な目標になります。
技の範囲や行動速度を考えてバトルを行うストラテジーゲームとしての戦略性はもちろん、周回の際にうれしいオート機能や倍速機能といった便利機能も兼ね備えており、場面に応じた遊び方で楽しめます。
ミッションに参加できるのは、序盤の段階では6人のキャラクターで作る1つの部隊のみですが、ストーリーを進めていくと同時に複数の部隊を出撃できるようになります。
索敵
索敵ではバトルを行う敵を選択します。プレイヤーはフィールドを自由に移動できるので、基本的にフィールド上にいる敵であれば好きな相手にバトルを挑めます。
索敵中は侵攻度をMAXまで高めることが目標です。ゲージは周辺の敵を倒すことで上昇していくので、まずは手あたり次第に敵を倒していきましょう。
バトル
バトルには6体のキャラクターが出撃できます。英雄はユニットとなり、3×6のマスの中で戦闘を行います。右側のマスに配置された敵をすべて倒すことがバトルの勝利条件です。
1)行動順を決定
バトル開始時に、敵味方それぞれの速度によって行動順が決定します。バトル中は画面上部に表示された順番に行動します。
2)自分のユニットの行動内容を決定
次に、ユニットがどの攻撃を行うのか選択します。攻撃方法には、基本攻撃に加えて、画面左の“ブレイブゲージ”を消費して発動させる技の2種類が存在します。
まずは基本攻撃でブレイブゲージを貯めつつ敵を減らし、ゲージが貯まったところで強力な技を使って一気に殲滅……というのが基本的な戦い方です。
技によってブレイブゲージの消費量は異なり、消費が多いほど威力、範囲に優れる技となっています。敵の配置を見て、より効率的に攻撃できる行動を選択することが大切です。
3)属性相性によってダメージとブレイブ獲得量が変動
ユニットはそれぞれ、赤(近距離の剣・戦・闘)、緑(中距離のやり・投)、青(遠距離の銃・弓・砲)、術の4つの属性を持っています。
これらの相性は、赤は緑にダメージを与えやすく、緑は青にダメージを与えやすく、青は赤にダメージを与えやすく、術は他の3つに対して有利不利なし、という構図になっています。
一見、弱点を突くことだけが重要に見えますが、技の発動に必要なブレイブの獲得量は相性によるダメージ増加と反比例します。つまり“有利属性はダメージは増えるがブレイブは獲得しにくい”“不利属性はダメージが入らないがブレイブを獲得しやすい”ということになります。
そのため、不利な相性だからといって成す術がないわけではありません。不利な相手に攻撃をしてブレイブゲージを貯め、それを利用して相性のよいキャラクターが強力な技を使用する……という戦い方も可能です。
配置・相性を駆使して敵を圧倒!
ミッションで重要となるのは配置と相性の2点。まずは、編成の段階で、前方に近距離が得意なキャラクターを、後方に遠距離に攻撃できるキャラクターを配置しましょう。序盤はしっかりと前衛・後衛を意識するだけで、ある程度の敵は対処できるはずです。
相性については、1つの部隊に6人のキャラクターを編成できるので、まずはバランスよく属性をばらけさせるようにしておけば大丈夫。特に、相性に不利有利が付かない術属性のキャラクターはとても便利なので、最後1人を編成する際に悩んだ際などはオススメです。
育成アイテムは“スペシャルミッション”と“派遣”で集めよう
お気に入りの子を育てて親密度をより上げたいと思う一方、ミッションに連れていくだけでは進みが遅く、アイテムにも限りがある状況が序盤は多いはず。
そんな時、こまめにやっておきたいのが“スペシャルミッション”と“派遣”です。この2つを欠かさず行うことで、追加で経験値を稼いだり、育成アイテムやプレゼントを補充できます。
報酬がおいしい“スペシャルミッション”
“スペシャルミッション”では、経験値となる“強化の書”や好感度向上に必要なプレゼントを種類ごとに獲得できます。
英雄によってプレゼントの種類による好感度上昇ポイントは異なります。どのプレゼントがお気に召すのか把握したら、それが手に入るミッションを重点的に周回しましょう。
放置している間に経験値を稼げる“派遣”
キャラクターを指定して一定時間目的地へ送る“派遣”では、ミッションと同じく経験値と資金が獲得できることに加えて、放置してる間にクリアしてくれる、より経験値や資金、プレゼントが多くもらえるといったメリットがあります。
ミッションに連れて行かないキャラクターの育成が行えるうえアイテムも手に入るという、まさに一石二鳥なシステムなので使わない手はありません。派遣に必要な時間はあらかじめわかるので、一定時間ごとに欠かさず派遣に向かわせましょう。
最初は一気にオートで駆け抜けてしまうのも策の1つ
序盤の敵であれば、オート機能を使って進めてしまって問題ないレベルの敵が多いです。星4、3の英雄をある程度入手できれば詰まることはないでしょう。
本作ではガチャを引くことができる“英雄結晶”がクリア報酬で比較的多く手に入るうえ、課金限定になりますが星4確定ガチャや排出率アップのシステムが用意されてることもあり、予想以上に強いキャラクターを獲得しやすいです。そのため、逆にサクサク進みすぎるという贅沢な悩みを抱えてしまう面もありました。
境目となるのは、メインミッションでブリタニアまで到達したあたり。ここでグッとミッションの難易度が高まるので、ひとまずはここまでストーリーを進めることを目標にしたいです。
ブリタニアに到達したあたりで詰まった場合は、いったん“スペシャルミッション”や“派遣”を積極的に行い戦力の向上を図るといいでしょう。戦力としては“スペシャルミッション”の初級を難なくクリアできる戦力3500~4000程度まで到達はしたいところです。
育成について補足すると、ストーリーを進めているうちに勝手にアイテムが集まることは稀で、基本的に「アイテムを集めるぞー!」と意識してミッションをこなさないと思うようにキャラクターは育ちません。
ミッションを周回すれば解決する話ではありますが、自分のプレイスタイルと育成状況、周回できる回数とはつねに相談してプレイする方がよいでしょう。
戦略重視か……それとも見た目と愛情重視か?
『英雄*戦姫WW』の魅力で最もお伝えしたいのが、何といってもキャラクターの種類の豊富さ。100以上もの英雄が登場するうえ、全員が個性のあるビジュアルや性格をしています。
どのキャラクターが好きか目移りしてしまうところですが、個人的に目を引くのは、やはりメインキャラクターである坂本竜馬と伊達政宗。どちらとも見た目がかわいらしいことはもちろんですが、何よりしゃべり方が特徴的でちょっとアホの子な部分が非常にグッドです。
どちらも魅力的な英雄なのですが、坂本竜馬は一緒に戦うにはガチャで入手するしかないという点が唯一の欠点。その点、伊達政宗はゲーム開始時から仲間としてともに戦ってくれていたので愛着が湧いてしまい、気が付くと1人だけ好感度もレベルも群を抜いて上がってしまっていました。
ここだけの話、そのせいで他のキャラクターの育成が止まってしまい、その遅れを取り戻すのにかなりの時間を割く羽目になったり、不利な相手で詰まってしまう場面などもありました……(笑)。
彼女たちがかわいすぎるため、クリアを目指したい想いとは別に「好きなキャラクターを使いたい……!」という戦略度外視の感情が出てくるのが、美少女だらけなストラテジーゲームである本作の悩みどころ!
恐らくこのゲームで目指すべきは“好きなキャラクターで固めた最強の編成”ということでしょうか。そのためにお気に入りの子にひたすらプレゼントや強化アイテムを与える自分の姿は、まさしく英雄に仕える家臣に他なりません。
好感度が上がればご褒美のようなキャラクターストーリーがあるので、好きな子であれば強くなる以外にも目標を立てて続けられるのもうれしいところ。みなさんもぜひお気に入りの英雄を見つけて、その子と天下、いや世界統一を目指してみてがいかがでしょうか?
©大槍葦人/英雄*戦姫製作委員会 ©DMM GAMES
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英雄*戦姫WW(ウォー・ワンダー)
- メーカー: DMM GAMES
- プラットフォーム: DMM GAMES
- 対応機種: PC
- ジャンル: SLG
- 配信日: 2019年7月30日(ベータサービス開始)
- 価格: 基本無料/アイテム課金