Switch版『ウィッチャー3 ワイルドハント』のプレイ感をレポート。PS4版と同等の遊びを持ち運べる喜び

hororo
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※『ウィッチャー3 ワイルドハント』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。

 10月17日に発売されるNintendo Switch版『ウィッチャー3 ワイルドハント』について、紹介します。

 今年のElectronic Entertainment Expo(通称、E3)で発表されたNintendo Switch版『ウィッチャー3 ワイルドハント』。ポーランドのゲーム開発会社CD PROJEKT REDが開発したオープンワールドRPGで、同社は近年注目を浴びている新規タイトル『サイバーパンク2077』を制作中です。

 プレイヤーは怪物退治を生業とする腕利きの戦士“ウィッチャー”のひとり、ゲラルトとなり、広大な世界でさまざまな依頼をこなし、冒険を楽しみます。数あるオープンワールドRPGの中でも、物語に没入するナラティブ性が重要視されており、数々の選択から生み出される濃密なストーリーは高い評価を得ています。選択肢は“いいor悪い”という単純に割り切れるものではなく、プレイヤーの価値観に問いかけてくるような場面が頻繁に訪れます。

 主人公が固定されているにもかかわらず、会話の選択肢や成長によって、プレイヤーごとに異なる体験ができるのも特徴。まさに大人のためのファンタジーRPGとして、不動の人気を獲得した作品といえるでしょう。

 10月に発売されるSwitch版は、発売後に配信された大型DLCがすべて含まれたコンプリート版! 圧倒的なボリュームの冒険を楽しむことができます。

 パッケージ版の特典として、世界設定を読むことができる冊子や、日本語化されたワールドマップ、特性ステッカーが付属しています。

 そんな超大作をSwitchで遊べるのはうれしい反面、あの濃密な情報量を処理することができるのか、心配になる人がいるかもしれません。実際、自分が気になっていたのはそのプレイ感。今回、Switch版を体験することができたので、その感触をお伝えしていきます。

プレイ感はほぼPS4版と同等! そのままの『ウィッチャー3』を持ちだせる


 Switchへの移植にあたり、全体的にテクスチャやオブジェクトの表示を見直しているようですが、Switch版単体でプレイしているぶんには、正直気になりませんでした。確かにPS4版と並べてみると、テクスチャが粗かったり、草木の密度が薄いことはわかるのですが、遊んでいるぶんには違和感はありません。

 「プレイ感を損なわないように、人の数や遠景の表示は変えていない」との言葉通り、ノヴィグラドの街が閑散としていることはありませんでしたし、遠くの景色もしっかりと見ることができました。オープンワールドならではのスケール感に関しては、心配する必要はないと言えます。

 PS4版から追加の規制などはないとのことでしたが、変わった部分も多々見受けられました。まず全体的に文字が大きく表示され、読みやすくなっていること。かといってプレイの邪魔になることはなく、いいバランスに調整されているように感じました。

 特にうれしい変更点は“決定”や“取得”といった、インタラクトで使用するボタンがAボタンに集約されていること。PS4版でも、本来×ボタンに割り当てられていた“決定ボタン”が〇ボタンに入れ替えてはいましたが、ところどころボタンがごちゃ混ぜになっていたため、操作が煩雑だと感じる場面がありました。

 しかし今回のSwitch版では、Aボタンが決定、Bボタンがキャンセルというように、日本人のプレイ感覚にマッチしたボタン配置になっており、操作のストレスが軽減しています。

 『ウィッチャー3』は舞台が広大なため、フィールドを読み込む際のロードは長くなりがち。ある程度のロード時間は仕方ないのですが、PS4版は場所によっては1分以上かかることもありました。そのロード時間も快適になっていて、Switch版では40秒前後に短縮されています。それでも少しあるのですが、一度読み込めばファストトラベルなどを挟まない限りは読み込まないので、短縮されたことは素直に喜ばしいことです。

 最後に、Switchの特徴である携帯モード! いつでもどこでも『ウィッチャー3』をプレイできるうれしさは、Switchでしか味わえません。外出先に持っていきプレイすることは当然可能ですが、個人的に一番大きいと感じたのは、家の中で自由に持ち運べる点です。本作に限りませんが、ベッドやソファーに転がってプレイできるのは、他のゲーム機にはない利点。「ちょっと依頼をこなすか!」といった軽い気持ちで遊べるのはいいところですね。しかも、画面の大きさから、TVモードよりも美麗に感じます。

 細かい違いこそあれ、『ウィッチャー3』の大切にしている“ゲーム体験”という核は変わらずに楽しめそうです。Switchでは濃厚な大人向けファンタジー作品がまだ数が少ないので、未プレイの方はこの機会にぜひプレイしてほしいです。

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ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション

  • メーカー: スパイク・チュンソフト
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2019年10月17日
  • 希望小売価格: 6,480円+税

ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション(ダウンロード版)

  • メーカー: CD PROJEKT RED
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: ARPG
  • 配信日: 2019年10月17日
  • 価格: 6,480円+税