Hypergryph期待の新作『エクスアストリス』の魅力を東京ゲームショウの展示内容から紐解く【TGS2021】

まり蔵
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 Hypergryph(ハイパーグリフ)は、9月30日~10月3日に千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2021に、同社の新作iOS/Android用RPG『エクスアストリス』を出展しています。

 Hypergryphは、2017年に中国・上海で設立されたゲーム開発会社。代表作の『アークナイツ』は、独特な世界観と魅力的なキャラクターデザインで世界中のユーザーに愛され、現在も多くの国と地域で人気を博しています。

 新作『エクスアストリス』は、スマートフォン向けの買い切り型ターン制RPG。Hypergryph傘下で新たに設立された“NOUS WAVE STUDIO”が開発を手がけており、Hypergryphが日本で初めてパブリッシングを行うタイトルでもあります。

 この記事では、TGS2021・Hypergryphブースの出展内容から、ベールに包まれた本作の世界観設定、ゲームプレイ、グラフィックについて紐解いていきます。

TGS2021の出展内容からゲームの要素をチェック!

神秘的な世界観

 本作の舞台は、宇宙と、そこに存在する惑星。SFと古代文明の要素を融合させた“異星の文明”を題材にしたストーリーが展開します。

 主人公は地球からやってきた調査員であり、異星で未知なる文明の情報を収集していきます。異星で知り合った仲間たちとともに、惑星を横断しながら旅を続けるロードムービーのような作品です。

爽快感あふれるゲームプレイ

 本作の戦闘は、ターン制バトルをベースにリアルタイムアクションを取り入れたシステムです。

 プレイヤーは、敵のターンでも瞬時にジャストガードやカウンターを行うことが可能。さらにプレイヤーが設定したスキルセットに応じて、空中に浮かせた敵に追撃を行い、叩き落とすといった豪快な連続技も可能となっています。

美麗かつ精微なグラフィック

 本作は、キャラクターや敵モンスターのデザインはもちろん、ゲーム中に登場するミステリアスな異星文明の世界観にふさわしい、神秘的なグラフィックが目を引きます。

 また、現実世界の言葉と古代文字を使用して、なんと“異星文字”を作ってしまったそうです。石版壁画と幾何学図形やフラクタル図形を融合させたデザインが、探索ステージの装飾品などの素材に使用されています。

出展内容をフォトレポート!

  • ▲TGS2021の会場の至るところに『エクスアストリス』のビジュアルが!
  • ▲作中に登場するキャラクターが乗車するバイクらしきもの。ほぼ、原寸大の大きさとのこと。ゲーム中では空中に浮いて移動するためか、タイヤは存在しません。
  • ▲ゲームの世界観を再現したブースでは、作中に登場するオブジェが多数設置されていました。

『エクスアストリス』の今後は?

 気になる『エクスアストリス』の今後ですが、公式で公開されているインタビューによると、現時点ではまだ基本システムの検討段階で、これからアイテムやモンスター、メインシナリオ、サブシナリオなどが追加されていくそうです。

 また、ステージ探索におけるシームレスなバトル移行の実現や、操作性の向上といった遊びやすさの調整に加えて、自由度の高いキャラクター育成や、料理作り・錬金などの外部育成といったゲームシステムの実装も予定されています。

 キャラクターについて、チームに編成できるバトルキャラクターは3名。すでに発表されている2名に加えて、現在制作中の味方キャラが4名いるとのこと。今後、それらのキャラクターもチーム編成が可能になるそうなので、期待が高まりますね。

 会場のモニターで本作の映像を見て、まだ開発初期段階にもかかわらず、非常に美麗なグラフィックや、なめらかでスムーズなマップ探索、敵にエンカウントした際のシームレスな戦闘への移行など、本作のクオリティの高さがうかがえました。

 また、TGS2021の展示からもわかるように、原寸大のバイクを制作してしまうといった遊び心もたっぷり! 早くゲームをプレイしてみたくなりました。リリース時期は現時点で未定ですが、どのようなゲームになるのか、今から楽しみで仕方ありません!

※画像は開発中のものです。
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