『トライアングルストラテジー』第1話をプレイ! ヒロインのフレデリカには重要な設定が!?

スズタク
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 スクウェア・エニックスから2022年3月4日に発売されるNintendo Switch用ソフト『TRIANGLE STRATEGY(トライアングルストラテジー)』。そのTGS試遊レポートをライターのスズタクがお届けします。

 本作は、『ブレイブリーデフォルト』や『オクトパストラベラー』などを生み出した浅野チームが手掛ける完全新作。“HD-2D”の美麗なグラフィックで重厚な戦乱ドラマを描く、タクティクスRPGとなっています。

 TGS2021では、“ニューゲームから第1話終了まで”と“配信中の先行体験版の続きである第8話”のどちらかを選んで試遊できました。ここでは、第1話をプレイした感触をレポートしていきます。

ファンタジーRPG好きの心をくすぐる世界観

 どうも、『ブレイブリーデフォルト』も『オクトパストラベラー』も大好きなライター・スズタクです。普段シミュレーションRPGはほとんど遊ばない僕ですが、『トライアングルストラテジー』には興味津々で、先行体験版もガッツリプレイしました。可能ならどちらの試遊パターンも遊びたかったですが、時間の関係でそれはかなわなかったので、悩みに悩んで第1話をプレイしてきました。

 先に言ってしまうと、第1話は序盤ゆえにほぼイベントシーンのみです。なので、この記事ではゲームシステムどうこうより、世界観やストーリー寄りのレポートをお届けしていきます。

 ニューゲームを開始すると、先行体験版にもあった語り部によるプロローグがスタート。この語りは途中までは先行体験版と同じですが、エスフロスト公国の電撃侵攻はこのタイミングではまだ起こらないので、当然内容が変わっています。先行体験版を遊んでいると、2パターンの語りが見られるのでおトク!

 本作の舞台は、“ノゼリア”と呼ばれる大地。この地にはそれぞれ“グリンブルク王国”“エスフロスト公国”“聖ハイサンド大教国”の3つの国があり、長きにわたって争ってきました。



 “塩鉄大戦”と呼ばれる大戦争をへて疲弊した3国はやがて停戦。争いの火種である塩と鉄を売買する協定が結ばれ、ノゼリアはついに平和を迎えることに。それから30年の月日が過ぎたとき、本作の物語は動き出します。


 物語の主人公は、グリンブルク王国の名家“ウォルホート家”の次期当主であるセレノア。彼はエスフロスト公国の第1王女・フレデリカと結婚することが決まり、ウォルホート領は喜びに満ちていました。

 ウォルホート港に降り立ったフレデリカたちは、身代金目当ての野盗に襲撃されるものの、駆けつけたセレノアとグリンブルク王国第2王子・ロランたちとともにこれを撃退。フレデリカは、無事にウォルホート家に迎え入れられます。

 一方その頃、グリンブルク王国では一大プロジェクトである3国共同採掘の記念式典のため、各国の代表者たちが集まっていました。記念式典のあとには武闘大会も開かれるので、まさに国を挙げての大イベント。セレノアとフレデリカの婚礼、そして2つの重大な式典が重なり、ノゼリアの大地は再び波乱に包まれることに……。

 と、ここまでが第1話のあらすじになります。1時間ほどで終わる内容ですが、情報量の密度はすさまじく、続きが気になって仕方がない! 物語の導入としては、文句なしの出来だと思っています。

 浅野チームの作品はどれも世界観の作り込みが緻密で、ファンタジーモノのRPGが好きな自分にとってはたまりません。『トライアングルストラテジー』もその例に漏れず、ノゼリアの歴史を読んでいるだけでもワクワクして考察がはかどりますね。

重要な設定のニオイがする“ローゼル族”

 イベントシーンを見ていてほかに感じたのは、やはり“HD-2D”のグラフィックの素晴らしさです。『オクトパストラベラー』で採用された、ドット絵に3DCGの画面効果を加えたこのグラフィック。とくに水や火の表現は息をのむほど美しく、“古めかしいけど新しい”という不思議で幻想的な世界を満喫できます。


 千住明さんが手掛ける音楽もインパクトが強く、初プレイでも印象に残りました。タイトル画面やワールドマップでは戦記モノらしく勇ましい曲、野盗のトラヴィス家が登場したときはひょうきんな雰囲気、政略結婚の裏事情を語る場面では悲壮感が漂うメロディなど、シチュエーションにとてもマッチした曲の数々が耳に飛び込んできます。

 『ブレイブリーデフォルト』も『オクトパストラベラー』も音楽の評価が高く、浅野チームのゲーム音楽に対するこだわりがうかがえます。『トライアングルストラテジー』でも感動的な音楽が味わえると思うと、今から興奮してきますね……!

 また、先行体験版のときには疑問に感じていませんでしたが、フレデリカの髪が薄紅色なのは彼女が“ローゼル族”という人種だからとのこと。ゲームやアニメでピンク髪のヒロインが出るのはもはや普通のことだと思っていたので、ちゃんと設定があったことに驚きました。

 フレデリカは母親がローゼル族なので、自身もその血を引いている模様。彼女のセリフから察するに、人々のローゼル族に対する扱いは決していいものではなさそうです。はたして、このローゼル族がストーリーにどう絡んでくるのか……。

バトルもより遊びやすくなって期待が高まる!

 第1話では、フレデリカを襲う野盗のトラヴィス家とのバトルも体験できました。基本システムは先行体験版で遊べたものと同じですが、ユーザーからのアンケート結果をもとにさまざまな箇所が改良され、より遊びやすくブラッシュアップされています。

 試遊時に気づいた改良点は、移動先選択時のパネルの色が見やすくなったのと、ユニットの行動順表示がATバーと連動する点ぐらいでしたが、実際の調整項目は膨大です。詳しくは公式サイトにまとめられているので、先行体験版をプレイした人はのぞいてみてください。

 今回の試遊ではゲーム序盤をイベントシーン多めで体験してきましたが、プレイを終えたときにはもうすっかり本作の虜でした。成長システムなど明かされていない要素もまだまだあり、今後の情報に期待が高まります。

 発売は2022年3月なので、まだ先行体験版を遊んでいない人はチャンスです。発売前に触れておき、来たるノゼリアの戦いに備えておきましょう!

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