妻を救うはずが操作ミスで…切腹エンドの珍プレイも。12分を繰り返し、惨劇を回避せよ【電撃インディー#93】
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電撃オンラインの編集部員や電撃のライター陣がインディーゲームを遊ぶ生放送番組“電撃インディー”で12分を繰り返すサスペンスアドベンチャー『Twelve Minutes』を紹介しました。
12分を繰り返して、惨劇を回避せよ!
本作は同じ12分を繰り返すアドベンチャー。物語は、主人公が妻の待つ家に帰宅したところから始まります。
出迎えてくれた妻がリビングの照明を付けてくれ、これからは2人だけの時間。と思っていると、警官を名乗る人物が主人公の家に。
話によると、8年前に父親を殺した罪で妻に逮捕状が出ているため訪問したとのことです。ただ、この自称警官の侵入者はどうも様子がおかしい。
即座に妻と主人公を結束バンドで拘束すると、主人公の妻が持っているはずの懐中時計を探している、懐中時計を渡せば今日のところは解散にする、と警官ならあり得ないようなことを話し始めます。
一方の妻は、懐中時計のことなんて知らないとのこと。しかし、侵入者は絶対に知っているはずと譲りません。揉めている間に侵入者は、妻以外には用はないとばかりに主人公の首を絞め始めます。
首を絞められた主人公はジタバタともがくも抵抗及ばず。そのまま力尽きる……かと思いきや、なぜか家の入口へ。しかもリビングの照明は消されています。
不思議な事態に主人公、そしてプレイヤーも戸惑っていると帰宅したときとまったく同じセリフで妻が主人公を迎えてくれます。
そう、この帰宅してから侵入者に襲われるまでが繰り返される12分。
なにもしなければ、“自宅で妻と過ごしていると、侵入者に襲われて殺されてしまう”という結末が待っています。
なにが目的なのか、なにをすればよいのかはまったくわかりませんが、2周目のプレイでは、できることを手当たり次第に試すことに。
どうやら、家のなかにはアイテムとして入手できるものがいくつもあるようで、スプーン2本にナイフにブロマイドに……とさまざまなアイテムが主人公の元に。
そんなアイテム集めをしていると、再び自宅に侵入者が来訪。
侵入者、妻の殺人容疑、懐中時計と重要そうな要素はわかっていますが、妻の殺人容疑と懐中時計につながるようなヒントは得られていません。
そこで、ナイフを使って結束バンドを切ると、唯一なんとかなりそうな侵入者に対して手にしたナイフで応戦することにしました。
ただ、本作は使うアイテムを指定して、使う対象を決めるシステム。ナイフを選んだまではよかったのですが、対象に主人公を選んだために主人公が自身の腹にナイフを刺そうとしてしまいます。
妻の窮地に切腹を始める人間を見たら、さすがに侵入者も戸惑いそうなものですが残念ながら気にもされていない様子。
慌てて中断して、改めて侵入者との対決へ。
素手の侵入者に対してナイフを持った主人公。結果はどうなるのか? と思ったのもつかの間、暴漢のパンチ一発で主人公がノックアウト。再び、帰宅直後のシーンに巻き戻ることとなりました。
どうやらナイフで直接対決をしても、事態の解決には至らないようです。
そして、ゲームは3周目へ。
ここで、主人公の妻との会話の選択肢に新しいものが追加されていることに気が付きます。
新たな選択肢は、警官があと数分で家にやってくる、懐中時計について、など、主人公が未来を知っているからこその話。
うまく話を聞き出せれば、ほぼ間違いなく物語は異なる展開に向かうでしょうが、当然ながら妻は取り合ってくれません。
会話以外にもいろいろと試したものの、結局は侵入者が訪れて同じ結末に。
物語としてはほぼ進展のないまま終わった2周目と3周目ですが、“家の中にあるアイテムが展開を変えるのに役立つ”、“会話が重要になっているらしい”といった情報は得ることができました。
そこからは、侵入者と妻が出会ったときに主人公が隠れていたらどうなるか? どうすれば主人公が未来のことを知っていると証明できるか? ダンスを踊ってみたらどうだろう? など、さまざまなアプローチを経て、少しずつ物語が異なる展開を見せていきます。
なお、タイトル及び動画の性質上ある程度謎解きのネタバレは行っていますが、エンディングまでは至っていません。
動画を見て先の展開が気になった人は、ぜひプレイして確かめてください。
『TWELVE MINUTES』とは? (ストアページより)
「TWELVE MINUTES」はリアルタイムで物語が展開するトップダウン型インタラクティブ・スリラーで、ユーザーがクリックおよびドラッグで介入することができます。声の出演:ジェームズ・マカヴォイ、デイジー・リドリー、ウィレム・デフォー
妻と二人きりで過ごすロマンチックな夕べのはずが、刑事が突如として部屋に押し入り悪夢へと変わる。刑事は妻が殺人犯だと言い、あなたを殴打して死に至らしめる…
気が付くと、あなたはドアを開けようとするその瞬間に戻っている。12 分間のタイムループに閉じ込められてしまい、永遠にこの恐怖が続く運命となる…
何が起こるか知っていることを利用し、結果を変えて、ループから抜け出さなければ。
「TWELVE MINUTES」は、映画「シャイニング」の持つ夢の中にいるような緊張感と、「裏窓」の閉塞感、そして「メメント」の断片的な構造をうまく組み合わせた作品になっています。
成人向けコンテンツの説明
開発者はコンテンツを次のように説明しています:Violence, gore, blood, sexual
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『Twelve Minutes』Steamストアページはこちら