新型Switchで遊びたい良作10選2:絵画のような美しいドット絵が印象的な『イーストワード』【電撃インディー#100】
- 文
- まさん
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電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は10月8日に発売となるNintendo Switch(有機ELモデル)を購入する人に向けた、ニンテンドーeショップで購入できるオススメのインディーゲームをピックアップしていきます。
2選目はアクションアドベンチャー『Eastward(イーストワード)』を紹介。こちらは、9月16日に出たばかりの最新タイトルです。
作り込まれたドット絵と親子の冒険に心躍る『Eastward(イーストワード)』
本作については自分もつい先日にクリアして、もっと多くの人に遊んで欲しいと思ったのでオススメします。
上海のゲームスタジオ・Pixpilが作った本作は、見た瞬間に思わず息をのむほど、絵画のように緻密で美しいドット絵のグラフィックが特徴です。
グラフィック自体の緻密さはもちろん、演出面もこだわりの職人芸。キャラクターのモーションも細かくて見ているだけで幸せな気持ちになってきます。世界観を伝えるためのこだわり方が、尋常じゃありません。
ただでさえ細かいグラフィックなのに、使いまわしもゼロ。一瞬しか訪れないような場所。一回しか出会わないような人。特定のタイミングでしか見られないモーション。細かい部分までこだわって作られており、街の人たちにも1人1人に違う顔と名前があります。
それぞれに個性が存在し、専用のモーションも用意されていて、作業の手間を考えたら気が遠くなりそうな作り込み! 開発に6年以上かかったのも納得です。
ゲーム自体は料理上手でフライパンを武器に戦う父親のジョンと、彼が地下で見つけた不思議な力を使える娘・珊(サン)。2人を切り替えながら、謎を解いていくオーソドックスなアクションアドベンチャーです。
物語の進行に合わせて次々と新しい街を訪れるのですが、そのバリエ―ションも豊か。日本の街並を思わせるようなダム街の描写は、本当に海外製かと疑うほどリアルです。銭湯で牛乳を飲む動きまでこだわってます。
往年のスーパーファミコン時代を思わせるような適度な難易度のバトルと、ちょっとした閃きを要求するパズルも良いアクセント。片道切符で後戻りできない旅なので、1周目では実績を取りこぼす可能性が高く、最初から完璧にこなしたい人には向かないのですが、慌ててプレイせずにじっくりまったりと街を巡って物語やキャラクターに想い入れを持っていただきたいですね。
むしろ、戻れないからこそ旅の想い出になります。尋常じゃないほどの作り込みと、1回こっきりでどんどん出てくるミニゲーム。ほっこりするイベント。多彩な料理に忘れがたい風景。手間暇かけた素材を惜しみなく使い捨てていく贅沢なゲームなので、こちらもまったりゆっくり遊んだほうが幸せになれます。
血の繋がりはないし、周囲からも何を考えているのかよくわからないと言われる無口なジョンと、いつも元気で明るいサン。義理の親子が奇妙な出来事に巻き込まれながら旅をする物語も見どころ。
冒険ものとして、最後までワクワクさせてくれます。レトロゲームのように、あえて深い説明をしない物語でもあるので、スクリーンショットを撮影して見返しながら振り返ってみるのも良さそう。クリアしたあと、きっと心に残るゲームになると思います。
『Eastward(イーストワード)』
ジャンル
アクションアドベンチャー
メーカー
Chucklefish
開発
Pixpil
価格
2,680円(税込)
※パッケージ版は架け橋ゲームズから11月25日に発売予定。価格は通常版が4,400円(税込)、コレクターズエディションが8,250円(税込)です。
Pixpil Games © 2021. Published by Chucklefish Games.
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