即死、からの3秒戻しで道を切り拓く新感覚。『COGEN:大鳥こはくと刻の剣』試遊レポ【TGS2021】
- 文
- ハチ
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2022年1月27日発売予定の『COGEN:大鳥こはくと刻の剣』。TGS2021に出展されている本作の、試遊レポートをお届けします。
本作最大の特徴は、即死した瞬間から時間を最大3秒戻せること! 適切なタイミングに時間を戻すことで、失敗をなかったことに。再び挑戦して障害を乗り越え、クリアを目指すのが楽しい、新感覚のアクションゲームです。
物語は、ヒロインのこはくが見知らぬ工場で目を覚すところからはじまります。
彼女の前には、エグゼブレイカーと名乗る奇妙な剣がありました。状況もわからないままに進んでいくと、そこにはこはくの住む海上都市“コーゲン・シティ”の変わり果てた姿が……。
一体なにが起こったのか、こはくは数々の障害を乗り越え、真実を探していきます。
倒されてしまっても、3秒以内なら巻き戻せる! 新感覚のアクションがやみつきに
ゲームスタートするとまずはチュートリアル。ジャンプ、壁ジャンプ、敵の弾をはじく、など基本的な動きと、これからこはくを操作していくうえでは欠かせない要素“ウロボロスシステム”について学ぶことができます。
この“ウロボロスシステム”が本当に面白い! なんと3秒間だけ時間を戻すことができるんです!
本作は敵に触れるだけで即死となるのですが、その瞬間に時間を逆行。失敗を糧に、正しいアクションを導き出すことで進んでいくのは、まさに新感覚です。はじめからやり直すのではなく、時間を戻して、どうしたら進めるのか考えた動きを、すぐに試せるのが楽しいですね。
例を挙げると、盾のようなものを出す敵がいました。初見ではそのままジャンプで乗り越えようとしたため、即死してしまいました。が、ここで“ウロボロスシステム”を発動し、時間逆行! 次のチャレンジでは早めに剣を振ることで倒すことができる、といった流れで先へと進んでいくことができます。
ちなみに、ボタンを押している間は時間が戻るので、3秒以内なら自分の好きなタイミングまで戻ることができます。
何もしていないとゲージが回復するので、前へ進むときにはゲージをMAXにしておくと安心ですね。
“ウロボロスシステム”は、とある空間に入って使うとこはくの時間は戻さず、周りの時間だけを戻すことも可能! 足場の時間だけを戻すことで道を作って進んだりと謎解きのような要素もあって、どうすればいいかをひらめいた瞬間は快感です。
物語を進めていくと、誰かが書いた日記のようなものもあり、なにが起こっているのか謎は深まるばかり……。
道を進んでいくと、上から褐色美少女が舞い降りてきました。敵なのか、それとも味方なのか?
あれ……? 頭にうさぎの耳のようなものがあるのですが、こはくにもありますよね。これってなにか物語に関連があったりするんでしょうか……?
褐色美少女はこはくのことを知っているみたいですし、かなりの重要人物である予感がしますね!
そして、ボス戦へ……。大きな重機のようなものが立ちはだかります。
触るだけで即死なので、敵が大きくなると、より慎重に動かないといけません。最初は敵の攻撃のパターンがわかりませんが攻撃に当たり“ウロボロスシステム”で戻る、攻撃をかわすという作業を繰り返すことで少しずつですが敵の体力を減らすことに成功! とっさの判断力と対応力が試されますね。
今回の試遊でプレイできるのはここまででしたが、一体“コーゲン・シティ”でなにがおこっているのか、こはくは何者なのか、どのように物語が展開されていくのかすごく気になります。
戦闘では時間を戻しながら失敗しても、あきらめずに前へ進んでいくのがすごく面白いです!
いままでにない戦闘体験ができるので、製品版の発売が待ち遠しくなりました。
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