『NieR』シリーズの楽曲が作られる過程とは? 無料配信も見逃せない“世界のOKABE”レポート【TGS2021】

電撃オンライン
公開日時

 10月3日の“SQUARE SQUARE ENIX PRESENTS at TGS 2021 Online”内で、教育番組“世界のOKABE”が配信されました。

※番組は15:30~

 本放送には岡部 啓一さんやヨコオ タロウさん、齊藤陽介さんなど、『NieR』シリーズの制作チームが出演。『NieR』シリーズの楽曲を担当する岡部 啓一さんが、いかに曲を作り出しているかについて特集していきます。

 また本放送で披露された楽曲が期間限定で無料配信中です。詳しくはSQUARE ENIX MUSICさんのツイートをチェックしてみてください。

“美しいクリエイティブを作る”をテーマに企画を作る!?

 番組冒頭では、ヨコオ タロウさんと岡部 啓一さんが都内某所で話し合っている様子が放送。

 白紙でスタートしたという本企画のコンセプトについて話し合い、“美しいクリエイティブを作る”をテーマに企画を作っていくということで、放送がスタートしました。











世界の岡部作曲スペシャル

 ヨコオさんがストーリーを書きながら、岡部さんがいかにそれに合わせて音楽を作り出しているかについてお届けする企画“世界の岡部作曲スペシャル”。





 ヨコオさんの考えるプロットに岡部さんがツッコミを入れながら、企画は進行。




 結果的に出来上がったプロットは、売れない画家が、自身や家族を犠牲に手に入れた“血の絵具”を使って成功を収めるというストーリー。

 タイトルは“成功の理由”です。





 それに応える形で岡部さんが曲のコンセプトを考えていきます。


 その後、場面は収録スタジオへ。プロットに合わせて制作した楽曲を披露していきました。

 前半はプロットの雰囲気に合わせ、シンプルでダークなイメージで楽曲を制作したとのこと。

 ギタリストの後藤貴徳さんも収録に参加。岡部さんの楽曲のイメージを形にしていきます。

 そしてついに制作した楽曲がスタジオで披露……の前に、『ニーア:オートマタ』のコンセプトアートを手掛ける幸田和磨氏が描いた描き下ろしアートが披露されました。




 プロット“成功の理由”をイメージしたコンセプトアートが4枚。その本格的な出来に、制作チームは驚きの声を上げます。






 そしてついに出来上がった楽曲が披露されます。ヨコオさんは、「思ったよりも豪華だった」と感想を語りました。


 ちなみに、全体としてかかった時間はコンセプトを考えるのに3~4日、作曲に2日間、実際の収録に2~3日、合計で1週間以上かかったそうです。

 最後に、本企画を観たうえでサントラを楽しんでほしいと岡部さんが語り、完成版のシナリオ&楽曲が披露されて企画は終了となりました。

 また今回制作された楽曲は期間限定で無料配信中です。詳しくは下記SQUARE ENIX MUSICさんのツイートをチェックしてみてください。





© 2021 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら