新型Switchで遊びたい良作10選5:とびっきりの1日を体験できる『すみれの空』【電撃インディー#104】

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 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は10月8日に発売となるNintendo Switch(有機ELモデル)を購入する人に向けた、ニンテンドーeショップで購入できるオススメのインディーゲームをピックアップしていきます。

 5選目は淡い色彩で統一された田舎町のグラフィックが目を引くアドベンチャー『すみれの空』を紹介。イタズラ好きな精霊と願いを叶える約束を交わした村に住む人見知りな少女“スミレ”のたった1日の小さな冒険を体験できます。

淡く美しい“とびっきりの一日”を体験できる『すみれの空』

 内容は、亡くなってしまった祖母に会いたい少女のすみれと、言葉を話せる花の精霊が冒険を繰り広げるというもの。横スクロールというよりも舞台劇のような雰囲気もあり、操作もシンプル。いじわるすぎる謎解きもなく、雰囲気と素敵な余韻に浸れます。

 三途の川らしき場所をわたる冒頭から始まり、選択肢によってはとても不穏な演出もあるので、怖~いゲームだと思われそうですがご安心を。あくまでも、不穏な部分はプレイヤーの選択しだい。善行を積めば善行が返り、悪行を積めば悪行として返ってくるので善行を積めばいいのです。

 いじわるな友だちや、ちょっと嫌な気持ちにさせるようなできごとがあっても、すみれはすみれ。せっかくの美しい街に嫌な行為は似合いません。楽しく過ごしましょう。

 ガチャガチャを回すといったお遊びもありますが、プレイ時間としてはこちらも短め。3時間程度で終わりますが、プレイしていて良い印象が残る作りです。小学校低学年辺りで、道徳心を養っている多感な世代に遊んでもらいたいかも。

『すみれの空』
ジャンル
アクションアドベンチャー
メーカー
GameTomo
価格
1.480円(税込)

他にもオススメの良作アドベンチャーゲームを少しだけ紹介!

 新型Switchで遊びたい良作をアドベンチャー中心に5選ほど挙げましたが、他にも挙げればきりがないくらい名作アドベンチャーが多いSwitch。

 例えば、昔のファミコン風なレトロ推理アドベンチャーが好きなら旅情ミステリーシリーズがオススメです。

 第3弾も開発中なので、今のうちに第1弾『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』。第2弾『秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花』の両方を遊んで発売に備えておくといいかもしれません!

  • ▲『秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花』

 ゲームはグラフィックだけではないことが、よくわかります。ひたすらかわいらしいネコミミ少女が、優しくて癒される世界を冒険する『ジラフとアンニカ』もイチオシのタイトル。

 ほんわかと冒険できる『ジラフとアンニカ』は、暴力的な表現がなくて子どもにもオススメです。

 変わったゲーム性のミステリーがやりたい人は『リーガルダンジョン』にもハマると思います。実際の判例をもとに作られた闇が深~い大人の物語は唯一無二。

 独自のタイトルと言えば、10月7日に発売される『ドキドキ文芸部プラス!』も衝撃的なので、ぜひ遊んで欲しいですね。

 何が衝撃的なのかは言えません。テキストだけなのに、遊んでいくうちに壮大な世界が広がってゲームすらも変わっていく『A Dark Room』は何も聞かずに遊んで欲しい傑作。

  • ▲『A Dark Room』

 ああもう無理! 選ぶなんて絶対無理です!! 他にもまだまだたくさんありすぎて推しきれません。

 Switchは、家庭用でインディーゲームを存分に堪能できる最高のハードですね。アドベンチャーだけでも5個じゃ足りない! ということで、新型Switchで遊びたい良作10選の後半に続きます。

 6~10選は頭を使ったり、逆に使わないで本能だけでプレイできたりと、遊び始めたらいつまでも永久に遊べてしまうドハマリゲーム編をお届けします。


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