カタツムリがナメクジと戦うSTGがアツかった…。Koch Mediaブースで体験!【TGS2021】
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『Saints Row(セインツロウ)』の最新作ら小粒でユニークなゲームまで、海外産の多彩なゲームをパブリッシングしているKoch Media(コチメディア)。9月30日~10月3日に千葉・幕張メッセで開催されていた“東京ゲームショウ 2021 オンライン(TGS2021 ONLINE)”では、ブース内にて配信されたばかりの『Hot Wheels Unleashed』をはじめとした最新タイトルの試遊ができました。
今回は、出展されていたタイトルのなかから、展示を担当していたスタッフイチオシの『Hot Wheels Unleashed』と『CLID THE SNAIL』のプレイレポートをお届けします。
ブーストで爽快に突っ走れるお手軽レースゲーム『Hot Wheels Unleashed』
1本目は、ブースのスタッフが最初にオススメしてくれたカジュアルレースゲーム『Hot Wheels Unleashed』。ホットウィールとは、マテル社から出ているダイキャストカーのブランドです。赤やオレンジの目立つ原色で、デパートのオモチャコーナーなどをのぞくと置いてあるタイプのミニカー。そのミニカーを使って遊ぶレースゲームですね。
実際にプレイしてみると、いわゆるリアルなレースゲームではなくカジュアルに寄ったワイワイと遊べる感覚。今回プレイしたのはCPU戦のみでしたが、操作性はアクセルとブレーキ。そして、画面右下のブーストゲージで一気に加速するだけと非常にシンプルです。
ブーストゲージも頻繁に貯まるので、積極的に使っていけます。調子に乗ってブーストしているとコースをはずれることもあるのですが、コースアウトしてもボタン1つで復帰できるので安心。ステージ内には加速装置などのギミックもあり、うまく活用することで相手を一気に追い抜けます。もちろん、追い抜かれることも……。
私は最初、こんな積極的にブーストを使っていいゲームとは思っていなかったので最下位で終わったのですが、もう1回リトライした時にブーストの使い方を発見。コース中にガンガン使って行けることがわかり、気持ち良くCPUを追い抜いていけました。調子に乗ってコースアウトもしましたが、最大12人までオンライン対戦ができるので盛り上がりそうです。
展示版なので基本的にはレース部分のみのプレイとなりましたが、軽くメニュー画面をいじってみたところ、ホットウィールのアップグレードやカスタマイズ。そして「トラックビルダー」と呼ばれるコース作成機能もありました。実際に、本作のトラック(コース)を制作する際にデザイナーが使用したツールをゲーム内に取り入れた機能らしく、直感的で使いやすそうです。
ちなみに、このゲームは自分が遊んでいるまさにその最中。TGS2021の開催と同時にPS5/PS4、Xbox S|X/Xbox One、Nintendo Switch、PCと現在出ているあらゆるハードで配信が開始されました。自分が持っているハードで遊べるので、気軽にレースゲームを遊んでみたい人はぜひやってみてください!
カタツムリとナメクジが戦う見下ろし型シューティング『Clid the Snail』
2本目は、Weird Beluga Studioが開発した『Clid the Snail』。こちらは、PS4で発売済みの見下ろし型シューティング(Steamでは2021年配信予定)。もちろん、日本語化もされていました。人類絶滅後のカタツムリとナメクジが争っている世界で、故郷のシタデルを追放された主人公・クリッドの物語が描かれます。
ゲームは標準的な見下ろした型のシューティングと同様に、右スティックで狙いをつけたり、L2ボタンのアシストを使ったりしながら銃撃していくわかりやすいスタイル。銃と手榴弾で道を切り開きながら探索し、襲ってくるナメクジを蹴散らしていきます。カタツムリとナメクジの戦いということで、ちょっと見た目がグロいと思われそうですが、そこはご安心を。
教育番組などで流れる海外のクレイアニメのように、うまく擬人化された見た目で受け入れやすいと思います。退廃的なビジュアルは美しく、見下ろし型ということもあってうまくデフォルメされています。バッタやハリネズミなどの軟体動物以外も登場。絶滅してしまった人間の跡が残る世界で、その他の動物たちが生きているハードボイルドな世界観が魅力です。
プレイした範囲はまだ序盤でしたが、渋くて惹きつけられるグラフィックと世界観。そして、こだわりを感じられそうなバトルに探索と、ハマりそうな魅力を感じられるゲームでした。PS4で配信中ですし、PCでもデモ版が出ているので、この世界観が気になる人は触れてみてください!
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