新500円玉が来月から発行開始。2色になって少し重くなる?
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日本銀行が、新しい500円貨の発行開始日を公開しました。
新しい500円貨です。11月1日(月)よりお目見えします。どうぞ宜しくお願いします。https://t.co/iss3UmBbqK pic.twitter.com/5UTUfJ5K38
— 日本銀行 (@Bank_of_Japan_j) October 1, 2021
新たな500円は11月1日より発行が開始されます。また、当分の間は、市場における500円貨の流通が円滑に行われるように、需要に応じて新500円貨とあわせて、回収した現行の500円貨の一部も発行されるようです。
新500円について
ちなみに、新500円には新たな偽造防止技術と素材が使用されており、財務省の公式サイトより確認できます。
新たな偽造防止技術
・素材に新規技術であるバイカラー・クラッド(二色三層構造)を導入
・貨幣の縁に新たに“異形斜めギザ”を導入(※1)
・貨幣の縁の内側に新たに微細文字を加工
※1:斜めギザの一部を他のギザとは異なる形状にしたもので、通常貨幣(大量生産型貨幣)への採用は世界初。
素材など
▼新しい500円
素材 | ニッケル黄銅、白銅および銅(バイカラー・クラッド) |
---|---|
品位 | 千分中銅750、亜鉛125、ニッケル125 |
量目 | 7.1グラム |
縁 | 異形斜めギザ |
直径 | 26.5ミリメートル |
▼現行の500円
素材 | ニッケル黄銅 |
---|---|
品位 | 千分中銅720、亜鉛200、ニッケル80 |
量目 | 7.0グラム |
縁 | 斜めギザ |
直径 | 26.5ミリメートル |
見比べてみたところ、新500円の方が0.1グラム重いそうです。新500円だけ財布に溜まっていったら普段より重くなるかなと、一瞬思いましたが、0.1グラムなのでほぼほぼ変わらないですよね(笑)。
また、新500円に偽造防止技術として採用されている“バイカラー・クラッド”ですが、ドーナツ状の金属Aに金属B+金属C+金属Bのサンドイッチしたものを1枚に組み合わせているそう。
使用している金属が3種類もあるので偽造防止にかなり有効な感じがしますが、作るのが大変そうですね。
そのほか、異形斜めギザも採用されています。
この異形斜めギザは、斜めギザの一部をほかのギザとは異なる形状にしたもので、通常貨幣(大量生産型貨幣)への採用は世界初とのこと!
ということで、来月から新500円が発行開始されます。とりあえず1枚は持っておきたいので、来月はなるべく電子マネーではなく現金で買い物をしようと思います。
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