新型Switchで遊びたい良作10選6:延々と遊べてしまうロボット詰将棋『Into the Breach』【電撃インディー#105】
- 文
- まさん
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電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は10月8日に発売となるNintendo Switch(有機ELモデル)を購入する人に向けた、ニンテンドーeショップで購入できるオススメのインディーゲームをピックアップしていきます。
ここからのテーマは、延々と遊んでしまうタイトル。ガッツリと頭を使う作品や、逆に頭ではなく本能全開で戦う作品を紹介していきます。
6選目はストラテジーの傑作『Into the Breach(イントゥーザブリーチ)』を紹介。PCで話題となっていたタイトルでしたが、日本でも2020年9月18日に完全日本語化。家庭用のコンソールでも発売されました。
敵の行動予告を見て最適解を導き出していく『Into the Breach』を延々と遊んじゃう!
『Into the Breach』は、いわゆるロボット物のシミュレーション。複雑なゲームではなく、非常にわかりやすいルールや操作性なので、実際に遊べばすぐに内容を理解できると思います。
8×8マスのフィールドに、毎ターン出現する敵の増援。それに対し、こちらはたった3機のメカで立ち向かうという非常に燃えるシチュエーション。敵は当たり前のようにこちらよりも多く出現するので、どうやって3機で対処するの……? と思うかもしれませんがご安心を。そこがこのゲームのキモなのです。
まず、すべての敵はターンの最初に行動予告が表示されることが一番のポイント。どの敵が、どの順番で、誰に対して攻撃するのかもひと目でわかります。
プレイヤーには、相手の行動がわかっている有利な状況。しかしながら、こちらはたった3機。敵はステージ内の建物も狙ってくるので、一般市民に損害を出さないようにしながらボーナス目標を達成し、5ターンの間生き延びてステージをクリアしなければなりません。
まともに戦っていては不可能なのでは……と思いきや、ここで重要なのが“押し出し”という要素。武器のなかには、攻撃すると相手を1マス押し出すものがあります。
これを利用すれば、敵の攻撃を敵にぶつけて同士討ちさせることも、水の中に沈めて一撃で倒すことも可能。押し出しと武器そのものの通常ダメージを計算に入れて戦ったり、増援が出現するマスの上に乗っかって出現を抑えたりと、うまく勝とうと考えれば考えるほど頭を使って知恵熱が出そうです。でも、そこがもうたまらなく快感!
1ステージに1回だけターンの最初に戻せる“ターンリセット”が使えるので、失敗しても1回だけならリカバーできます。それでも守り切れず、自分たちが全滅するか建物の電力インフラが0になるとゲームオーバー。
並行世界を渡り歩き、敗北しても次の世界でリベンジするという設定なので、勝っても負けてもエンディングを見ても、ある意味で終わりはありません。
新たな仲間、新たな機体、新たな戦略、新たな難易度で再プレイできるので、気が付くとついつい何度も何度も遊んでしまいます。まさにロボット版詰将棋といった趣で、いつまでも遊べてしまう恐ろしい作品です!
Subset Games, LLC
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