1周年直前! まだ遊んでない人にこそ知ってほしい神ゲー『オクトラ大陸の覇者』3つの魅力【電撃オクトラ日記#323】
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- タダツグ
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来たる10月28日、スクウェア・エニックスのiOS/Android用RPG『OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー) 大陸の覇者』が配信1周年を迎えます。
自分のなかでは神ゲーに位置付けされているこの『オクトラ大陸の覇者』。
サービス開始より1周年のアニバーサリー目前ということもあり、新要素が満載のアップデートが実施され、豪華アイテムの配布や最大88回の“導き”(ガチャ)を無料で行える“オクトラ周年祭”も開催されるなど、かつてない盛り上がりを見せています。
まさに新規スタート&復帰するにはベストなタイミング!
※“オクトラ周年祭”の詳細については◆コンシューマ版『オクトパストラベラー大陸の覇者』を遊びたくないかい? 生放送の告知まとめ【電撃オクトラ日記#317】を参照。
これをきっかけに、より多くの皆さんに遊んでもらえたらうれしいなあと思っており、「そのために何かできることはないものか?」と自分なりに考えたうえで、このレコメンド記事を執筆させていただくことになりました。
申し遅れましたが、わたくし、本作のプレイ日記やインタビュー記事などを担当しているライターのタダツグと申します。どうかお付き合いください。
“シングルプレイRPG”としての品質は最高峰! その魅力を3つの視点で解説
さっそくですが、僕が考える『オクトラ大陸の覇者』というゲームの“RPGとしての魅力”は、大きく分けて下記の3つです。
1:“シングルプレイRPG”を追求して設計されたゲーム性
2:ダークファンタジーファンにぶっ刺さる奥深い“世界観”
3:ボス戦に30分かかることも? 手ごたえバツグンの“バトル”
この時点でピンとくるものがある方は相当なRPG好きだと思うのですが、いかがでしょうか? 順を追って解説していきますね。
魅力1:ガッツリ? のんびり? 自分のペースで遊べる“シングルプレイRPG”
ゲームって、基本的に自分のペースで遊びたいって方が多いと思います。とはいえ実際のところは(とくにソシャゲと呼ばれるものは)、日課やイベントの周回要素に追われ、たとえば部活動やお稽古事のように「毎日プレイし続けなければ……」といった“義務感”が生まれがちじゃありませんか?
毎日継続して積み重ねる楽しみはソシャゲの大きな魅力の1つなので、それを否定するつもりはまったくないです。とはいえ正直、そんなゲームばかり遊び続けていると少し疲れてしまう瞬間があるのも事実。
その点『オクトラ大陸の覇者』はちょっと不思議というか、一般的なソシャゲのように誰かと競ったり、ときに共闘したりといった要素が一切ありません。“シングルプレイRPG”として、自分が好きなときに好きなだけ遊ぶことができるというのが、本作の大きなポイントであり、開発スタッフの強いこだわりが感じられる部分だったりします。
たとえば、本作には“スタミナ”の要素がありません。極端な話、24時間ずっとプレイし続けることも可能です。期間限定のイベントなどもほぼありません。曜日クエストやゲリラクエストのように、時間に縛られる要素もありません。
一部、導き(ガチャ)の限定キャラの出現やピックアップなどは期間が限られますが、基本的には“今のうちにこれをやっておかなければいけない”要素はないんです。
まさに言葉どおりの“シングルプレイRPG”。自分1人で、自分なりのペースで、ゲームと向き合うことができるんです。これはコンシューマゲームとプレイ感覚はすこぶる近いです。ホント、驚くほどに。
ウィークデイはキャラをレベリングしたりして少しずつプレイを進め、週末にガッツリとストーリーを進める……そんなプレイスタイル、往年のゲーマーにはちょっと懐かしく感じられるでしょうし、若いユーザーには新鮮に映るんじゃないかなと思います。
魅力2:心の闇をエグるダークファンタジー! プレイ時間は100時間超!?
RPGにストーリーの面白さを求める方は多いと思うのですが、本作はすこぶるハイクオリティな物語が楽しめます。個人的なイチオシは断然この部分。僕はこのゲームのシナリオに本気で夢中です。
気になるその内容ですが、オルステラ大陸という架空世界を舞台に、8つの指輪の力に翻弄される人々の姿が描写されていきます。
プレイヤーは8つの指輪の1つである“聖火神エルフリックの指輪”の所持者として自分だけの“旅団”を率い、世界の行く末にかかわる数々の戦いにガッツリ関わることになります。
面白いのは、話の中心となる人物はそれぞれの章で異なる群像劇的なスタイルとなっていること。プレイヤーの旅団はすべての章で重要な役割を果たすものの、物語的にはサブ的なポジションになっています。
ドラマでいったらカメラ役とでもいいますか、大きく意志を主張するシーンはあまりないんですよね。中心人物に力を貸したり、逆に敵対したりするなかで、流れに身を任せながら仲間を、そして世界を救うために戦うというスタンスです。
物語はいくつかに章立てされており、現在進行形で追加されている最中。ここらへんは運営型ゲームならではの部分ですね。すでに完結している“極めし者編”に加え、今は“授けし者編”が着々と進行中です。
各章ごとに、味付けが異なるさまざまなストーリーが楽しめるのが本作の素晴らしい部分。ゲームをスタートすると“富を極めし者編”、“権力を極めし者”編、“名声を極めし者”編のうち、好きなものを選んでプレイすることに。
“名声”では1人の劇作家の栄光と、彼の心に巣食う創作者としての狂気が描かれますし、“権力”では他者を屈服させる力に目がくらんだ屈強な武人が率いる組織の腐敗が描かれます。貧しかったがゆえに富に取り憑かれ、財力に固執していく女性の姿が描かれる“富”の物語は、なかなかにハードです。
最終的には3つ全部をプレイしたうえで、これらの事件を巻き起こした張本人との対決となる“全てを極めし者”編に突入することに。それをクリアしたら、さらなる強敵との戦いが描かれる“授けし者”編が展開していくわけで……。
実装済みのシナリオをすべて踏破し、最新シナリオまで追いつこうとしたらどれくらいのプレイ時間になるでしょうか。プレイスタイルによると思うので一概にはいえませんが、キャラの経験値やお金稼ぎ、装備の作成といったレベリングに要する時間を考えると、70~100時間くらいかかるんじゃないかな。
決して短いプレイ時間ではないのですが、先にも書いた通り、自分のペースで物語を進めていけばいいので、仕事などで忙しい方でも安心です。
なお、メインストーリーとはひと味違ったスタンスで展開するサイドストーリーも続々と更新中。オルステラ大陸の風土や習慣について描くものや、登場人物たちのさらなる素顔に迫るものなど、読めばより深くこの世界に浸れる物語が楽しめます。
ここらへんのボリュームがマシマシになってきているのも、RPG好きとして見逃せない部分です。
魅力3:力任せは通用しない? 頭を悩ませるのが楽しいバトルパート
独自のシステムが多数盛り込まれているこだわり満載のバトルシステムも、本作の大きな魅力。プレイヤーは自らの旅団に加わっている仲間のうち、最大8人でパーティを編成してバトルに挑むことになります。
なかには「8人とか多過ぎっしょ!」と思う方もいるかもしれませんが、なかなかどうして。各キャラに明確な役割を持たせることで、戦闘の難易度は激変しますので、誰をどう組み合わせるかは超重要。突き詰めていけば「8人でも足りない!」ってなる可能性もありますよ。それくらい、本作のバトルは奥深い。
簡単にルールを説明しますと、本作には武器と魔法が存在し、それぞれに属性の概念が盛り込まれています。
敵には弱点属性と、その弱点属性で攻撃することで削れるシールドゲージが存在。シールドゲージをすべて削れば相手を1ターン行動不能にすることが可能となります。弱点を見極め、いかにしてシールドゲージを削るかが作戦の要になるわけですね。
ザコ戦は力押しでなんとでもなりますが、それだとボスには苦戦必至。攻撃力が高いキャラオンリーで編成するよりも、攻撃力こそ低くても弱点を突けるキャラで敵をブレイクし、数人のアタッカーで大ダメージを狙っていくのが基本になるわけです。
仲間の数が多ければ多いほどパーティの選択肢が増えるので、必然的に戦術も多彩になっていきます。なお、仲間は“導き(いわゆるガチャ)”で召喚して増やすことになるので、ここらへんがコンシューマゲームとはちょっと異なる部分ですね。
各キャラには★の数でレアリティが設定されており(★3~★5まで存在)、レアリティによって最大レベルが異なります。当然、★の数が多いキャラほど入手しづらいぶん、能力値は高めになっているのですが。★が少ないキャラにだっていくらでも出番があるんです。これは本当。
アタッカーとしては力不足でも相手のシールドゲージの削り役として活躍できるキャラはたくさんいますし、仲間の攻撃力や防御力を上げるバフ役、反対に敵を弱体化させるデバフ役、長期戦では必須となる回復役など、シチュエーションごとに最適なキャラを変化します。臨機応変にパーティを編成して、強敵との戦いを制していきましょう。
物語の後半になってくると、ボスも力押しではなく、さまざまな搦め手を使うようになってきます。たとえば、弱点属性以外の攻撃を通らなくしたり、敵全体に攻撃を仕掛けたら反撃してきたり。状態異常を付与してこちらの行動を阻害してくる敵もいますので、プレイヤーにも対応力が求められます。
場合によっては1回のバトルに30分以上かかるようなこともあり、手ごたえはバツグンです。戦略を駆使した頭脳戦が好きな方なら、どっぷりハマれること請け合いですよ。
さらに最新のアップデート(ver1.10.0)より、各キャラ固有の“必殺技”が追加されることも判明! こちらは10月5日に配信された公式生放送内で公開された情報で、記事執筆時の段階ではまだその性能を確認できてはいませんが……戦略性がより多彩になりそうな要素であること必至!
■もうすぐ1周年!『オクトラ 大陸の覇者』第0回生放送
※最新アップデート(ver1.10.0)の詳細については◆『オクトラ』1周年生放送新情報まとめ。オルベリク&オフィーリア参戦や新要素の必殺技、天賦覚醒発表もを参照。
やり込み要素である“試練の塔”や、キャラのさらなる強化を可能とする“天賦覚醒”など、RPGとしてさらなる進化を遂げそうな匂いがプンプンです。これは気になるッ!
そして忘れてはならないのが、西木康智さんが手掛けたBGMの素晴らしさ。フィールド、バトル、イベント……シーンに合わせて流れる楽曲はどれもすごくよく、ゲームを盛り上げてくれます。ぜひBGM-ONでプレイして、『オクトラ大陸の覇者』の世界観にどっぷり浸ってください!
以上、駆け足気味ではありますが、僕が考える『オクトラ大陸の覇者』の魅力について語ってみました。少しでも興味が出た方は、アニバーサリー直前の今ははじめ時の1つだと思うので、ぜひゲームをDLしてみてください。
なお、自分はシシララTVという動画チャンネルでも本作の実況プレイを配信しています。今回の記事で紹介したバトルは動画でも残っていますので、より詳細が気になる方はぜひリンクから動画をご覧ください。
それでは、今回はこのへんで!
『オクトパストラベラー 大陸の覇者』1周年記念アンケート実施中
10月28日に1周年を迎える本作の1周年アンケートを実施中。『オクトラ』のどんなところが好きかとか、改善してほしいところはないかとか、いくつかのアンケート項目を用意しました。
※募集締切は2021年10月17日(日)23:59まで。
アンケートにお答えいただいた方から抽選で10名にAmazonギフト券(コード)5000円分をプレゼントいたします。ぜひ、お時間があるときにお答えください!
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『オクトパストラベラー 大陸の覇者』特集ページはこちら(電撃オンライン)
『オクトパストラベラー 大陸の覇者』公式Twitterはこちら
OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者
- メーカー: スクウェア・エニックス
- 対応端末: iOS
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2020年10月28日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者
- メーカー: スクウェア・エニックス
- 対応端末: Android
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2020年10月28日
- 価格: 基本無料/アイテム課金