新型Switchで遊びたい良作10選10:小粒だとあなどってはいけない! 生きるか死ぬかの『アカネ』がKill!【電撃インディー#109】

まさん
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 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は10月8日に発売となるNintendo Switch(有機ELモデル)を購入する人に向けた、ニンテンドーeショップで購入できるオススメのインディーゲームをピックアップしていきます。

 誰でも名前を聞いたことがあるような良作を押し続けてきたこの10選。ラストは、マイナーながらも私が遊んで良作だと感じた1作をお届けします。

 その名は『アカネ』。サイバーパンクな未来都市メガ東京で、バッタバッタとヤクザやサイバー忍者を切り捨てる爽快感たっぷりの剣戟アクションです。

遊べば遊ぶほど(たて)が上達していく『アカネ』は隠れた良作

 『アカネ』は、定価500円のダウンロードゲーム。今ならセール中なので、2021年10月31日まで100円で買えます。

 ジュースより安い! 価格が高いゲームが名作だとは限りませんが、安すぎると値段相応ですらないものに当たることもあるところがこの世の中。

 しかしながら、本作はセール価格でなくても値段相応……いや、値段以上の満足感がありました。怪しい日本語の看板が飛び交うサイバーパンクな1ステージとチュートリアルしかないゲームなのに、気が付くとあと1回、あと1回と遊んでしまうのです。

 ゲームのルールはとてもシンプル。見下ろし型のフィールドで剣や銃を駆使して“クソ野郎ども”をあの世へと送り続けるのです。

 主人公のアカネさんは、敵に切りつけられたら一撃死。その代わり、敵も(特殊な中ボス扱いのタフな大男を除く)アカネさんの剣や銃が当たったら即死します。

 1ヒット1キル。こちらがやるか、やられるか。わかりやすい内容で、手に汗握る攻防が楽しめます。

 刀を振るうと減るスタミナゲージや、銃の残弾を管理しながら戦うのも重要です。敵の弾を弾き返せるガードで攻撃をかわし、敵をひたすら斬り続けていく姿はサイバーパンク時代劇。

 敵を倒すとアドレナリンゲージがたまり、消費することで必殺技の“ドラゴンスラッシュ”か“ドラゴンスレイヤー”を放てます。3ゲージ消費するドラゴンスレイヤーは、画面内の敵を一掃できるほど強力。カットインもアニメーションするところがシビれますね!

 テンポよくやられて、テンポよくやり直す。操作していて楽しいと思える感覚と、敵をズバズバ切っていく気持ち良さがギュッと詰まっています。

 こういったゲームが突然出てくるので、安価な作品と言えども侮れません。ニンテンドーeストアをめぐって、ビビッときたものを買ってみると良い出会いがあるかもしれませんよ。

 というわけで、今回の10選はこれでおしまい。もちろん、とてもじゃないですが10本では紹介しきれません。

 もっともっと、いくらでもSwitchで買える良作インディーゲームは存在しています。

 もしかすると、現状でも一生かかって遊びきれないほどの良作を体験できるハードかもしれません。

 新型Switchを購入できた人はストアをチェックして、インディーゲームやダウンロードゲームにも注目してみてください!


(C) 2021 QubicGames S.A. / Ludic Studios

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