動画&レポでお届け! 難易度も変更可能な『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』gamescom2019デモプレイ!

電撃PlayStation
公開日時

 Nintendo Switch/PlayStation 4/Windows(Steam)向けとして2020年初頭にリリースされる、名作『聖剣伝説3』のフルリメイク『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』。この記事では、欧州最大のゲームイベントgamescom2019会場で体験できたデモプレイを通し、本作の遊び心地や魅力を語っていきたい。

アンジェラが、リースが、懐かしいキャラクターたちが5頭身で動く! そして喋る!

 今回の試遊では、6人いる主人公の1人であるデュラン(“草原の王国フォルセナ”出身の剣士)を主人公として操作することになった。

 デモプレイとして遊べたのは、城塞都市ジャドを脱出し滝の洞窟でボスを倒すまでのワンシーン。まずは街の人に話を聞くため都市内を歩いたわけだが……立体的で、段差がある!

 「いや3Dでのフルリメイクなんだからそりゃそうだろ」とおっしゃるかもしれないが、小学生時にドット絵のスーパーファミコン版を遊んでいた身からすると謎の感動がこみ上げてくるのだ。許してほしい。発売後、同じように感じるミドルエイジなプレイヤーの方はけっこう多いのではなかろうか。


 なお、単なる立体化だけでなく操作キャラが×ボタン(PS4版)でジャンプでき、垣根や箱などを伝って屋根の上に登れるなど、かなり自由に動き回れた。

 屋根の上から突き出た細い板切れの先に壺があって、それを攻撃で割るとアイテムを入手できて……というように、そもそもフィールドを歩いている感覚が原作とまったく異なるうえ、操作感も良好。古参の方も『聖剣3』を初めてさわる方も、新作のアクションRPGとしてシンプルに楽しめるように思う。

 さて、城塞都市ジャドからの脱出イベントといえば、ちょうど主人公たち(のほとんど)がひとつところに集まるタイミング。ということで、街中にいる彼らを探して話しかけてみた。

 どのキャラクターも違和感ないままかっこよく/かわいくリビルドされているのにぜひ注目してほしい。原作では主人公にしていないと登場回数がかなり少なくなるキャラクターもいたが、新たなイベントなどが追加されていたりもするのだろうか。大いに期待したいところだ。






  • ▲武器屋、防具屋などで応対してくれる商人キャラの奇妙な踊りもフルリメイク。いろんな意味で感慨深い。

バトルの難易度は4段階から設定。BGMのアレンジ/原曲も切り替え可能

 お次はバトルについて。本作では敵と遭遇すると、その場所を中心とした一定範囲のフィールドでバトルが展開される。その際の操作(PS4版)は、〇で弱攻撃、△で強攻撃(長押しで溜め攻撃)、×でジャンプ(+攻撃ボタンで空中攻撃)、□で回避行動といった形。攻撃は、〇と△の組み合わせでコンボとなり、例えば〇⇒〇⇒△なら広範囲攻撃を繰り出せる。

 この基本行動に加えて、方向キーの上下で表示されるリングコマンドから技や魔法、アイテムを選んで使ったりしつつ戦うのだが、リングコマンドから使える行動は、R1と〇△□×を同時に押すことで瞬時に発動できるよう、ショートカット設定することも可能。いっさいリングコマンドを開かず直感的に立ち回るプレイもできるというわけだ。

 また、敵を倒した際などにフィールドに落ちる光を手に入れるとSPゲージがたまり、100%以上になれば原作でおなじみの必殺技を使える。


  • ▲バトルフィールドの境界に向けて一定時間ぶつかり続ければ敵から逃げることもできた。

 ……などと文章で説明するよりも、実際に映像を見た方が理解が早いはず。下の公式提供ムービーで、ぜひイメージをつかんでほしい。

 なお、試遊時にゲーム設定を開いたところ、ベースとなる言語設定のほか、字幕の有無(と言語)や戦闘難度も設定可能であることに気づいた。難易度はベリーイージー、イージー、ノーマル、ハードの4種類から選べる。

 また、BGMをアレンジ版/原曲版に切り替えることができるため、新鮮な雰囲気を楽しみたい人にも懐かしさを感じたい人にもうれしいつくりとなっているようだ。


  • ▲こちらはタッチパネルで表示させられるフィールドマップとワールドマップ。物語の目的となる場所に☆印が出るため、初見でも迷わずプレイできそう。

 デモプレイではその後ラビの森を越え、一路滝の洞窟へ。序盤のイベントをすっ飛ばして、洞窟のボス“フルメタルハガー”と戦うことができた。


 直前のイベントでリースを仲間に(デモプレイなので自動でシャルロットが追加で仲間となった)しているので、そのシーンとあわせて公式提供のムービーで確認してほしい。敵の範囲攻撃に赤い予兆が表示されるなど、ゲーマー(とくに『FFXIV』経験者)にはなじみ深いであろう戦闘だった。R2、L2ボタンで使用キャラクターを切り替えつつ必殺技を連続で浴びせる、なんてことも可能だ。

 実際に遊んでみた感想としては、バトル含めて手触りは良好。2020年の発売に向けてまだまだ制作真っ最中のはずなので、リリースまで大いに期待感を募らせていたいと思う。

© SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2020年4月24日
  • 希望小売価格: 5,980円+税

聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2020年4月24日
  • 希望小売価格: 5,980円+税

聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応機種: Steam
  • ジャンル: ARPG
  • 配信日: 2020年4月25日
  • 価格: 5,980円+税

関連する記事一覧はこちら