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2001年10月24日(水)

セガ、株安が影響し中間連結最終赤字は200億円に、AC関連は大幅黒字と好調

 セガは23日、9月連結中間決算の予想を修正した。この修正では、故大川功氏から贈与された投資有価証券が株価下落に伴ない目減りしたため、中間損失は当初予定の43億円から200億円となっている。
 
 一方、本業のアミューズメント関連は好調で、売上高が820億円から970億円に、経常損益も24億円の赤字から一転し45億円の黒字を確保した。これは、DCの生産中止などの構造改革の成功や、『VF4』などのアーケード部門・ゲームセンター部門が好調だったため。2002年3月通期でも100億円ほどの黒字になる見通しだ。
 
 セガでは下期に家庭用ゲーム60タイトルの発売を予定しており、コンシューマー部門も黒字を確保する見込み。
 
 ソフトメーカーとしてやっていくという経営判断は正解だったことが、数字で証明された今回のニュース。今後も業界を代表するメーカーとして、良質なソフトが発売されていくことに期待したい。


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セガ ニュースリリース