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2001年10月31日(水)

バンダイが業績予想を修正。ワンダースワンカラーの出荷台数は当初計画の4割弱に

 バンダイは本日10月31日、平成14年3月期の業績予想修正値を発表。中間期の連結経常利益が前年比12%増の110億円となることを明らかにした。この好調についてバンダイは、欧米における「デジモン」や「パワーレンジャー」、「ガンダム」シリーズの人気の高さを要因として挙げている。
 
 気になるゲーム部門に関しては、PS『ワンピース』やPS2『ジオニックフロント』など、人気キャラクターを使ったソフトがいずれも好調。しかしながら、主力商品であるワンダースワンカラーの上期出荷台数は20万台にとどまり、当初計画の65万台を大きく下回る見込みとなっている。バンダイは「市場環境の厳しさや戦略ソフトの下期ずれ込みなどの影響により苦戦を強いられた」とコメント。
 
 また、戦略ソフトである『ワンピース』を投入する下期についても、ハードの出荷数は、当初計画の65万台を30万台に修正。予定していた欧米でのハード発売も、世界的な経済情勢の悪化から、来期に延期することを明らかにしている。


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