SCEがスクウェアの第三者割当増資149億円を引き受け、持株比率19%に
SCEとスクウェアは本日10月9日、スクウェアの実施する第三者割当増資をSCEが全額引き受けることで合意した。これは、スクウェアが発行する新株式1,120万株を、SCEが約149億円で取得するもので、払込期日は10月26日。これにより、スクウェアの発行済み株式総数の約19%をSCEが所有することになる。
SCEの発表によると、今回の合意によって、『ファイナルファンタジー』シリーズに代表されるスクウェアの魅力的なコンテンツ群が、PSおよびPS2で今後とも継続的にリリースされる体制が構築可能に。また、次世代のブロードバンド時代のオンラインゲームの開発に、両社が協力して取り組むことができるようになることに期待しているという。
スクウェアは、映画「FINAL FANTASY」の興行収入が当初の予定に満たず業績が悪化。今回の合意によって、ゲームソフト開発の資金を確保することができると発表している。
■関連サイト
・スクウェア