セガ、コヤマ交通教育サービスと提携し、自動車教習所向けシミュレータを開発

　セガは19日、独自開発した自動車教習所向けシミュレータ｢SEGA DRIVING SIMULATOR｣の事業において、コヤマ交通教育サービスとの提携を行うことを発表した。
　
　｢SEGA DRIVING SIMULATOR｣では、セガの最新業務用CG基盤｢NAOMI2｣を採用。これにより、エンジン、周囲の音などのリアルな道路環境と交通状況が表現されるとともに、ステアリングの反応力やABSの振動を忠実に再現することが可能となった。また、自動車教習所向けシミュレータとしては初めての目視確認検知機能も搭載している。

　現在、｢第一種普通免許｣の教習課程でも、既にシミュレータ教習の導入が行われており、今後もその需要が高まると予想される。今回の提携は、そのような自動車教習所市場にセガが本格的に参入を果たすものとなる。セガのRCGで培った技術とノウハウを自動車教習所向けシミュレーターに用いることで、よりリアルな運転技能教習を提供できるとともに、既存のシミュレータより大幅なコストダウンが実現することとなる。
　
　将来、免許を取りに行く予定の人は、セガのシミュレータを使った講習が体験できるかもしれない。

一見するとアミューズメントに置いてあるRCGのような筐体。これで講習ができるのなら、楽しく学べそうだ。

(C)SEGA

■関連サイト
・セガ