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2001年11月21日(水)

セガ、2002年3月期中間連結決算を発表。リストラ効果で営業利益が57億円に黒字転換

 セガは、11月20日に開催した「2002年3月期経営戦略説明会」にて、2002年3月期中間連結決算を発表。これによると、9月中間期は売上高が977億9,200万円、営業利益が51億3,400万円と、5期ぶりの黒字となった模様。要因としてはアミューズメント事業が好調に推移したことや、家庭用ゲーム機ドリームキャストの撤退による構造改革の成功が挙げられている。しかしながら、株式評価損など287億円の特別損失を計上し、純損益は最終的に赤字となってしまった。
 
 セガはこの下期に家庭用ゲームソフト50タイトル以上の発売を予定。通期では売上高2,000億円、経常利益100億を見込んでいるとのことだが、黒字転換で決算を迎えることは難しそうだ。


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