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2001年11月27日(火)

影山兄弟がセガ本社で『LEMANS24HOURS』をプレイ、テクニックを披露!

 本日27日、東京・羽田のセガ本社に、ル・マン24時間耐久レースなどへの参戦で活躍中のレーシングドライバー、影山正彦氏と影山正美氏が訪れ、2002年2月28日発売予定の『LE MANS 24 HOURS』をテストプレイした。テストにはコクピットに固定されたロジクール社「GT-Force+スパルコ レーシング コックピット」が使用され、本物のレーシングカーにより近い状態で行われた。
 
 まず先に兄の正彦氏が乗り込み、2000年にル・マンで6位入賞を飾った「パノス-LMP-1」を選んでゲームスタート。実際にサルテサーキット(ル・マンで使われるサーキット名)を走り尽くしている正彦氏は、慎重な中にもコーナリングやブレーキングにプロの技を見せつつ2位をゲットした。
 
 続いて弟の正美氏が搭乗。序盤は滑らかな出だしを見せていたが、だんだんと走りはアグレッシブになり、大きくコースアウトするアクシデントも飛び出した。しかし攻めの走りが功を奏し、見事に優勝を果たした。この2人の走りについて開発者は、「普通のプレイヤーなら3~4時間は練習しないと、コーナーが多すぎてコースさえも覚えられないのに、わずか10分の練習で上位入賞できるのはさすが」と感嘆しきりだった。
 
 また、テスト走行した感想を両氏は「実車に限りなく近く感じた。グラフィックや音は最高なので、最後の調整でよりブレーキのレスポンスといったフィーリングを実車に近づけてほしい(正彦氏)」「もう少しクイックに反応してもらうと、さらによくなると思います(正美氏)」など、アドバイスをおりまぜて語っていた。

やや緊張の面持ちでコクピットに収まる正彦氏。

さすがプロドライバー、早くも微妙なアクセル&ブレーキコントロールを見せる。

選んだマシンは、2000年に鈴木利男氏と組んで6位入賞した、思い出の「パノス-LMP-1」。「ゲームだと速いねー(笑)」と正彦氏。

終始笑顔で楽しそうな正美氏。しかしコツをつかむと、攻めの走りに一転した。

「シートの具合もいいです。でも家に置いたら怒られそう」と正美氏。

両氏は「まだ調整の余地があるので、がんばってほしい」と開発者にエールを送った。

最後にポスターの前で記念撮影。来年の影山兄弟の活躍にも期待したいしたい。


■関連サイト
セガ
影山兄弟オフィシャルファンサイト