カプコンがPCゲーム業界に本格進出!PCオリジナル作品も発売予定!
カプコンは本日、東京・秋葉原のネットカフェ「NECCA」にて「CAPCOM-PC」の事業戦略について、報道関係者に向けたプレスカンファレンスを行った。このカンファレンスには、カプコンの岡本吉起氏、牧谷洋志氏のほか、『エンパイアアース』の開発を手がけたステンレス・スティール・スタジオのジョン・アレンソン氏、ライアン・ガイラー氏も来日し、カプコンの今後のPCゲーム戦略と、『エンパイアアース』の魅力を語った。
登壇した岡本、牧谷両氏は、「インターネット環境をはじめとしたインフラが一番整っているのはPC。また、ハードメーカーに規制されない高い自由度も魅力」とPCゲーム市場に力を注ぐメリットを説明した。
今後の具体的なPC市場への展開に関しては、「『エンパイアアース』のSierra Studios、『ディアブロ』のBlizzard entertainmentなどの、クオリティの高い作品を日本語版として発売」、「『ディノクライシス2』『ロックマンX5』をはじめとした、家庭用タイトルの移植」、「他ゲームメーカーのタイトルを移植」、「カプコンオリジナルタイトルの発売」という4つの事業を進めていくとのこと。中でも家庭用タイトルの移植に関しては、「侍ものと、ゾンビが出てくるけど『魔界村』ではないもの(岡本氏)」といった2つの大作タイトルも予定しているという。
また、カプコンより11月22日に発売されるリアルタイム戦略SLG『エンパイアアース』のデモンストレーションも行われた。この中でリードデザイナーのジョン・アレンソン氏は、「『エンパイアアース』は『Age of Empire(AOE)』のリードデザイナーRick Goodmanが手がけており、『AOE』シリーズの正統な後継者」であることを強調。実演を交えながら「14の時代を進化していくゲーム性」「3Dポリゴンを採用した多様なカメラワーク、エフェクトの数々」などを説明した。
マルチプラットフォーム戦略をPCまで拡大、本格的な事業展開を行うことが明らかになった今回の発表会。今後、これまで家庭用ゲームで得たノウハウをいかし、魅力的なタイトルをリリースしてくれることを期待したい。
カプコンの今後のPC展開を熱く、そして冗談を交えながら語る岡本氏(左)と牧谷氏(右)。「もともと『ストII』は、人対人で遊ぶゲームを作りたくて作ったもの。これからはネットを通じての人対人の遊びを(岡本氏)」とのこと。
『エンパイアアース』リードデザイナーのジョン・アレンソン氏、テスティングスタッフのライアン・ガイラー氏も来日。
14の時代を通じて、戦略・戦術を競うリアルタイムSLG『エンパイアアース』。『Age of Empire』の正統な続編ともいえる内容だ。
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■関連サイト
・カプコン
・『エンパイアアース』公式サイト