『DOA2』に関するテクモの訴訟について、ウエストサイドが声明文を発表
ウエストサイドは同社社公式サイト上で、先日公表されたテクモの提訴を受け、「テクモ株式会社との訴訟について」の声明文を発表した。
これは、テクモが『デッド オア アライブ2』に登場する女性キャラクターのコスチュームに関する問題で、ウエストサイドに対して東京地方裁判所に損害賠償を求めて訴訟提起したことで始まったもの。
この声明文では、「『デッド オア アライブ2』に登場するキャラクターの裸体画像データはテクモが制作し、『デッド オア アライブ2』のCD-ROMに収録したものであり、当社において制作したものではない」と、「女性キャラクターのコスチューム制御データを改変し、裸体のキャラクターでプレイ可能にした」というテクモの主張を批判。加えて、裸体のキャラクターを表示することが「極めて低俗かつ悪質」なものであるならば、なぜわざわざ裸体のキャラクター画像を制作し、CD-ROMに収録していたのか当社(ウエストサイド)としては理解に苦しむとしている。また、ウエストサイドがCD-ROMマガジンに収録したのは、各ユーザーがメモリーカードにセーブした1部分のデータ編集を可能にするソフトウェアであり、データを改変するソフトウェアではないという。
ウエストサイドは、この機会に「少なくとも大量に複製、頒布された著作物については、ユーザーが自由に使用できるのだということを明らかにしていく」とのことだ。
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