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2001年12月10日(月)

ワールドサイバーゲームズ閉幕。『AgeofEmpiresII』で日本が準優勝の快挙!

 韓国ソウルで12月5日から開催されていた「第1回ワールドサーバーゲームズ」が9日夜終了した。この催しは、PC用ネットワークゲームのプレイヤーたちがその技を競い合う世界規模のゲーム大会。日本からも4種目計14人のプレイヤーが参戦し、世界のトッププレイヤーたちに挑んだが、個人戦では惜しくも予選敗退。いずれの種目でも入賞には至らなかった。

 しかし、そうした状況で行われた『Age of Empires II』国別対抗のチーム戦は快調にトーナメントを消化。日本代表として、WCG個人戦6位のzyatou選手と日本予選1位のHALEN選手の2人が出場し、第1戦、2戦を危なげなく突破した。さらに3戦目のカナダにも勝利。決勝となる対韓国戦で惜しくも敗れたものの、堂々の準優勝という結果をたたき出した。
 試合後のインタビューで2人はその内容を振り返る。

HALEN「カナダ戦までは実力で勝てたと思う。ただ韓国戦は膠着状態が続いて、いけると思ったところでカウンターを喰らった」
zyatou「斥侯のラッシュを受けて均衡が一気に崩れた。(韓国代表の)グラントの強さは本物」

 多くの大会経験を積み、優勝候補として国中の期待を受けていた韓国代表は、やはり確かな実力を持っていた。だからこそ、この強敵に善戦し、世界の大舞台で成果を残した日本代表には大きな拍手を贈りたい。今後はこの大会の経験を活かし、『AOE』代表の2人はもちろん、他のプレイヤーも、さらに上のレベルを目指して頑張ってくれることと思う。

 なお、他の結果についてはWCG公式サイトに詳しいので、そちらを参照してほしい。

国別対抗戦(Nation vs. Nation)は2on2のチーム戦で行われた。

最終日、メインステージで行われた表彰式の模様。中央は韓国代表の2人。

日本人プレイヤーとしては今回唯一表彰台に上った『Age of Empires II』代表の2人。国別対抗2位の賞金は3,000USドル(約38万円)。

試合後のzyatou選手(右)とHALEN選手(左)。zyatou選手は個人戦でも6位の好成績を残している。


■関連サイト
WCG公式サイト(英語)
LevelUp(WCG特集ページ参照)
バトルトップジャパン