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2001年12月23日(日)

日本一のセプター決定戦!『カルドセプトセカンド』公式全国大会の決勝戦開催!

 TCGとボードゲームの要素をあわせ持つTBLの傑作、DC『カルドセプト セカンド』の公式全国大会決勝が、銀座リクルート本社ビルにて開催された。この大会は、これまでに行われてきた各地の店舗予選、オンラインランキング、各種イベント大会の勝者たち64人が出場しており、トーナメント形式で日本一のセプターの座を争うイベントだ。

 大会の開会式では、セガの香山氏、竹崎氏からセプターへのメッセージも届いていたが、この中で香山氏は「次はPS2で、世界規模で『カルドセプト』の大会を行いたい」と、次回作に関して言及。オンラインかオフラインかは未定だが、世界大会を行う予定があることを明らかにした。

 さて大会の内容だが、ランダムに4人ずつ振り分けられた初戦で、前大会優勝者、前々回優勝者、さらに前大会の決勝進出者が同じテーブルに。開幕から決勝戦レベルの高度なバトルが展開し、抽選で集まった100人のギャラリーたちの注目を集める好ゲームとなった。その他のテーブルでも、リセット系スペルを満載したブックによって、最終的に1000G台で決着するなど、多様なブックと戦略を会場の各テーブルで見ることができた。

 第3戦となる決勝戦には、初戦に続き準決勝も勝利した前大会優勝者「ひげぶちょう」さん、「TOUMA」さん、「TARE」さん、「ルマー」さんの4人が出場。それぞれ、赤単色、青単色のブックを使用していたのだが、中でもオリジナリティにあふれていたのは「ルマー」さんのブック。「パイエティコイン」を使用して護符を獲得、「オーロラ」で価値を上げるという、護符が購入できない大会用マップならではの特殊な戦法を使用し、キーカードを引くたびにギャラリーから熱い声援が飛んでいたのが印象的だった。

 勝負の方は、逆転につぐ逆転の中、一瞬「ルマー」氏のブックが目標Gを獲得し、このまま勝利かという展開だったのだが、「テンペスト」が連発されほぼリセット状態に。その後も各人一進一退の状況が続いたが、高レベルの土地を確保した「TARE」さんが40ラウンドを逃げ切り見事優勝に輝いた。

 『カルドセプト セカンド』公式サイトでは、本日の試合すべてのリプレイデータを配信している。会場に来られなかった人は、リプレイ映像を見ながら全国トップクラスのセプターのプレイを研究してみるといいだろう。

続々と集まる全国の強豪セプターたち。オンライン対戦やサイトを利用して、すでに知り合い同士という人も多い。

会場では、限定Tシャツなどレアグッズも販売。カードイラストレーターのサイン会も行われた。

決勝戦へ進出した4名。この中から、日本最強のセプターが決定される。

見事勝利した「TARE」さん。大宮ソフトの鈴木社長からの賞状授与。

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■関連サイト
『カルドセプト』公式サイト