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2001年12月3日(月)

『サクラ大戦』新春歌謡ショウ公開舞台稽古取材!出演者の意気込みに迫る!!

 12月2日、都内某所で舞台『サクラ大戦』の公開稽古が行われた。これは2002年1月2日~6日に青山劇場で行われる、「『サクラ大戦』帝国歌劇団・花組 新春特別公演~神崎すみれ引退公演~ 春恋紫花夢惜別(はるこいしすみれゆめのわかれ)」の舞台稽古。

 稽古前には記者会見も行われ、プロデューサーの広井王子氏を始め、さくら役・横山智佐さん、レニ役・伊倉一恵さん、すみれ役・富沢美智恵さん、紅蘭役・渕崎ゆり子さん、アイリス役・西原久美子さん、かえで役・折笠愛さん、大神役・陶山章央氏の面々が顔を揃えた。ここでの質問は、富沢美智恵さんの神崎すみれ引退に集中した。各社からの質問に対して富沢さんは、「この作品と出会えて、一番印象に残っていることは、舞台でのお客様との一体感。この一体感によって、様々な奇跡を感じることができました。『サクラ大戦』は、私にとって本当に大きな存在だったんだなぁと痛感しています」とのコメントを感慨深げに語っていた。ほかの出演者の皆さんも、”富沢さんを笑顔で送り出してあげたい!”という気持ちでいっぱいだった。

 記者会見のしめくくりとして広井王子氏は、「今度の舞台は、今まで見たことのないお芝居になります! 詳しいことは後日発表しますが、すみれヒットパレードも盛り込んだ2部構成ですのでお楽しみに! 神崎すみれの引退公演らしい華やかな舞台になるので必見です!!」と語ってくれた。

 その後公開稽古が始まり、細かな振り付けや動きの確認など、本番さながらの熱い練習が行われていた。すみれの引退を惜しみつつ、この公演を絶対成功させようという意気込みで、稽古場の温度もさることながら、出演者たちのボルテージも上昇していた稽古だった。

記者会見に臨む出演者の方々。すみれの引退に際し、やはり寂しそうな表情をする人もいた。

「今回の公演は必見です! チケットが取れなかった人は、DVDなどでお会いしましょう」と語る広井氏。

演出の先生と、綿密な打ち合わせを繰り返し行っていく。熱い稽古ではあるが、ムードは和やかだった。

歌の通し稽古も、息がぴったりとあっていた。本番はきっとすばらしい舞台になることだろう。


■関連サイト
サクラ大戦.com