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2001年12月6日(木)

第1回ワールドサイバーゲームズついに開幕!日本代表プレイヤー14人が世界に挑む

 12月5日、韓国ソウルで「第1回ワールドサイバーゲームズ」と題したイベントがスタートした。これは世界規模で行われるPC用ネットワークゲームのオリンピックともいえる大会。世界37カ国から約400人の選手が集まり、ハイレベルな技を競い合う夢の祭典だ。

 今大会の採用種目となっているのは、『QUAKE III ARENA』、『Unreal Tournament』、『Age of Empires II:The Conquerors』、『Half-Life:Counter-Strike』、『FIFA2001』、『StarCraft:Brood War』の6タイトル。日本からは厳しい予選を勝ち抜いた14人の代表選手が『QUAKE III ARENA』、『Unreal Tournament』、『Age of Empires II:The Conquerors』、『Half-Life:Counter-Strike』の計4種目に参戦している。

 現在は予選2日目までの試合を消化した状況だが、やはり世界の壁は厚く、日本代表選手は苦戦を強いられている模様。健闘はしているもののほとんどの選手は予選での敗退が確定し、決勝に駒を進めることのできる選手はわずかとなる見込みだ(『Counter-Stirke』の予選は3日目に実施)。

 いずれにせよ、世界トップレベルのプレイヤーが一同に会するこの大会。ネットワークゲームのファンでなくとも注目する価値があることは間違いない。明日からの各試合での日本選手の健闘と、世界のレベルを実感した選手たちの今後の活躍に期待しよう。

会場となった韓国ソウルのCOEXコンベンションセンター。開会式には世界各国のVIPや選手たちが集まり、本物のオリンピックさながらの盛り上がり。

選手たちは国旗を持って入場。地元のテレビ局をはじめとする報道陣も多数集まった。

世界的に有名なプレイヤーたちが集まり、互いのテクニックを競い合う。対戦中は緊張感が張り詰め、一瞬の油断も許されない状況が続く。

ほとんどの選手は使い慣れたキーボードとマウス、マウスパッドを持参。『QUAKE III』日本予選1位のD2-KRV氏は、海外から取り寄せた巨大なマウスパッドを使用している。


■関連サイト
WCG公式サイト(英語)
LevelUp(WCG特集ページ参照)
バトルトップジャパン